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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

2007年3月30日 フライロッド購入

15年ぶりにフライロッド一式購入しました。
これまでのロッドは国産品、これがなかなか使いやすくて気に入っていましたが、7645なのでもっと長いロッドが欲しかったのです。


               ufm ueda 使いやすいので渓流で活躍してくれるでしょう

昨年から調べて考えて、ルアーロッドほどではないにしても、数え切れないほどあるロッドの中から検討しました。
ただし、低予算なので意外と簡単に絞り込むことができまして、通信販売大手で販売されているセット商品も考えていましたが、内容をチェックするとこれがなかなか自分の好みに合うものがないんです。
「DAIWA」「CAPS」「GRAIN」「TEMCO」など、どれもピッタリきません・・・。
そして、コストパフォーマンスが高い製品はないものかと悩んでいるときに出会ったのが、今回購入したメーカーでした。
9フィート5番の2ピースを選び、ミディアムファーストアクションのこのロッドは、ロッドにかかるライン荷重やパワーを素早く手元に伝えることで、ショートストロークからロングストロークまで正確に扱えるロッドなのです。
このメーカーの一番低価格な商品であるにもかかわらず、部品も作りも良いことが決め手となりました。
しかも、このメーカーは「生涯保証」が付いてます。自信があるんですねえ。
金色は少々くどいかもしれませんが、濃い目のカラーは高価なロッドにしかありませんので諦めます。


                    デザインが気に入っています

さて、次はリールですが、ロッドと違ってリールは少々良いものにしようと考えていましたが、ルアーフィッシングと違いフライリールはピンからキリまであります。
そのピンに至っては、ステラが10台も買えてしまうほど高価なものもあるほどでした。
当然、予算のない私は中クラス・・・いやいや、もっと安価なものの中から最も高性能なものを、とまあ都合のいいことを考えていましたが、・・・あったんです。
ロッドと同じメーカーに、高級リール並みの性能を持ちつつ価格はその3分の1という、私にとっての名器です。
一番気に入ったのはデザイン、次にチタン塗装された少し渋目のカラーですが、ドラグは密閉式の構造で海水に耐えられるほどだといいますから安心です。そして、ラージアーバータイプなので、巻き癖がつきにくいところがいいのです。
小川か管釣り場くらいしか行かないのに、そんな性能は必要ないじゃん!なんてシビアな突っ込みも聞こえてきますが・・・いいんです。
とりあえず、ロッドアクションを確かめるべく、どこかで振ってみなくてはいけませんね。



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2007年3月23日 定山渓温泉

温泉宿の宿泊券をいただきましたので、札幌市へ行ってきました。
以前宿泊したことのあるこのホテルは、温泉以外に色々なプールもあるので期待していました。


            
夕方、チェックインしてから部屋へ案内されましたが、案内係が二人だったのは研修でしょうか?
今回は本館の和室だったので部屋には期待してはいませんでしたが、その部屋は不思議な空間となっていました。



和室に不釣合いな、金をベースにしたシャンデリアはブドウの形をしたカラフルな色のガラス球など、たくさん散りばめられたものです。
さらに窓際の畳の上には、重厚で大きな中国風の一人掛ソファが2脚。
押入れの開き戸は黄土色の中国風の模様が派手ですが、ゆがんだ扉の下部が締まらず3cmも開いたままでした。
まだまだあります・・・ユニット式の浴室洗面所を覗いてみると、山小屋風の白木の壁に見事にマッチした大理石風の洗面台が豪華です。
もちろんアメニティも充実していて、歯ブラシが4人分もあります・・・・・でも、それだけでした。シャンプーやリンス、ボディソープなどは置かれておらず、小さな固形石鹸が一個あるだけで無駄がなく、エコロジーを貫いていました。
テレビの上に大きな文字で「飲物の持ち込みはお断り、持ち込み料金をいただきます」うーん、最近の温泉旅館にしては珍しいなあと冷蔵庫を確認すると、たくさん入っていました。
日本酒の180cc入り純米酒が1050円には驚かされましたが、珍しい中ビンのビールが入っていて、これまた630円と高価です。が、売店ではこれらの飲物がコンビニ並みの価格で売られているのがちょっと不思議?
ジュース類もビン入りのせいか1本280円ととても手が出ませんが、色々な種類入っていて売店まで行くのが面倒な方には便利です。



夕食は宿泊料金に関係なくバイキングスタイルですので、みんな同じものを食べることができますが、倍ほども違う料金の差はお酒一本かジュースのサービスだけでした。
この程度か?そう思った料理ですが、心配はご無用!ぶ厚いステーキやタラバガニなどの豪勢な特別料理も用意されていて、別料金で楽しむことができるようです。
夕食後、部屋に戻ってみると布団が敷かれていて、マットは低反発の体に優しいものが使われています。ただし、各部屋に2組しか用意できないとのことで、私達は二人ですのでセーフでした。



さあお楽しみ、水着持参でプールへ行ってみました。
広いプールは先客が二人しかおらず、貸切状態の塩素臭い温水で体を慣らしてから、滑り台などがある広いコーナーへ行きます。
妻が楽しみにしていた塩分濃度が高いために「簡単に体が浮く」というプールに入ってみました。
確かに、私でも体が浮きましたが、髭剃り後に痛いほどしみるのが耐えられずに長い時間は楽しめませんでした。
他の色々なプールを楽しんでから、隣にある大浴場に行きましたが、洗い場の蛇口から出る水温が安定せず大変でした。



お酒のせいもあり、気が付いた時には朝になっていました。
朝食は洋食会場を選びましたが、失敗です。
品数が少なくて、味は好みではなく、従業員の方もシカとしているのはいただけませんでしたねえ。
旧態依然と申しましょうか、このホテルの随所にみられる進歩は停まっているかのような・・・。
「次はミリオーネにしようか・・・」などと話しながら、帰りはあっさりと見送りのないホテルをチェックアウトしました。



 
 

2007年3月17日 朱鞠内湖

これが、おそらく今シーズン最後のワカサギ釣りとなるでしょう。
北海道のワカサギ釣りは、私の知る限りでは氷上だけですので、遅い釣り場でも3月一杯で終了となります。今シーズンは暖冬ですので、21日が最終日となるところが多いようです。

高速道路は、途中の和寒付近から靄(もや)が出始めて、ようやく明るくなりかけていましたが暗い感じがします。
士別市から朱鞠内湖へ向かう道も、ほとんどアスファルトが出ていて走りやすく、朱鞠内湖を見下ろすような場所にある受付に着いてみると、受付中の車が一台だけでした。


              ここは北海道でも豪雪地帯です

二人分の遊魚料金2千円と駐車料の300円を支払ってから、どのポイントが最近は釣れているのか聞いてみたところ「カラス島は、朝だけしか釣れないかもしれないし、弁天方面もさほどでもない・・・・・かといって、ひょうたん岬も最近500匹以上釣った人がいたけれど、その一回だけでムラがありますからねえ・・・」そんな返答だったので、最終的には自分で決めなければならなかった。
結局、色々考えた結果、いつもこの時期に行く弁天南をこの日のポイントと決めました。
ソリに荷物を積み込んで出発しましたが、ここ最近の大雪のためにソリが重くて足元もぬかるんでいるので、なかなか進まない上に体力がないので、途中のカラス島でダウン・・・。
もう歩くのはイヤだ!ということで、釣り場はカラス島になってしまいました。



随分と積った雪を整地するのも大変なので、昨日使われた釣り場を使うことにして、一番釣れそうな場所・・ではなくて、きれいな場所に決めました。
試し釣りはマイナス11℃だったのでせずに、テントを立ててから穴あけしてみたところ、意外と深くはないのですが、それでもドリルのギリギリのところまででした。
延長パイプを持参していましたし、近くには自由に使える長いドリルも常備されていますので安心です。
さて、ワカサギはどうでしょう・・・小気味良いアタリが竿先に伝わってきて、先週の網走とは違って8cmほどのワカサギが釣れてきます。
場所は正解だった様で、時々ダブル、トリプルと釣れてきますし、朱鞠内湖にしては足場がしっかりしていました。
例年のこの時期であれば足元が水浸しになっていたり、表面がシャーベット層のために、イスやテーブルが安定しないことが多いのです。
朝食を済ませた頃、管理棟のスピーカーからいつもの「スタンド・バイ・ミー」とともに放送が流れてきて、注意点やこの日の終了時間、そば屋の営業時間などが案内されていました。
外を覗いてみると、一面靄がかかっていました。そんな中でも近くの親子連れは、テントなしでひたすら釣りを楽しんでいて、ほとんどの人達はテント内で釣っているようです。



この靄は9時過ぎまで続き、その後は青空と強い太陽が照り付け始めて、テント内の日が射す位置に座っていると、頭が熱く感じるほどです。
朝マズメが終ると釣果は落ちると聞いていましたが、この日はさほど落ち込むこともなく、表層でも釣れているくらいでした。
外道は「ウグイ」ですが、一匹珍しい魚がヒットしました。
やたら重くて、ウネウネしていて簡単には巻き上げられませんので、糸を切れれないように慎重にやり取りして、ようやく穴の出口に魚の顔が見えました。
金色に光る、ウグイのような顔に大きなウロコと太い胴回り・・・金色のフナです。



調べてみたところ釣り人からはギンブナと呼ばれているようです。
今まで釣ったことのない金色の魚を釣ったことに喜びを感じつつ、ウグイの穴に入れてみたところ、大きくて尻尾がはみ出してしまうので、結局すぐにリリースしました。
お昼頃には若干釣果が落ちてしまいましたが、魚は居るようで真剣に釣ると釣り上げることができます。



この日も、時々ストーブを消して釣りができるほど暖かく、静かな湖上に時々送迎のスノーモービルが走っている音と、子供たちの歓声が聞こえる程度ののどかな一日でした。
4時半に駐車場を閉鎖しますとの放送が流れていたので、3時過ぎには片付けを始めて納竿しましたが、何度もスノーモービルが走っていたので、帰りは歩きやすくなっていました。


           ウグイは納竿後にリリースです


                これが本日の釣果でした

まだまだ太陽が高い位置に顔を出していましたが充分満足して、最後に管理棟のトイレに寄ってから出発するときに「ワカサギ大物選手権」を見ると、現在の一位の人は11.9cmでした。
道路はすっかりアスファルトが出て乾いていたので走りやすく、沈みかけた太陽が空や山々を少しだけ赤く染め始めた頃に士別市内に到着し、夕食を食べて買物をしてから出発すると、すっかり暗くなっていました。

                 駐車場までの道

 今シーズンは思う存分楽しめましたが、ポイント選びからアタリの見分け方まで、まだまだ奥が深い釣りです。
来シーズンは12月22日解禁が予想されますが、これからしばらくは海や川での釣りを楽しみたいと思っています。
  


 
 

2007年3月10日 網走湖(女満別)



網走湖は2ヶ月ぶりですが、女満別湖畔は初めてワカサギ釣りをしてから2度目の釣行となります。
今回は久しぶりに妻と二人だけなので、のんびりと明るくなってから釣り場へ向かいました。
女満別温泉街を抜けてから、1kmほど進むと釣り場が見えてきましたが、天気が良いせいかすでにたくさんの車が停まっています。
荷物をソリに積み込んで、平坦なほとんど雪がないスケートリンクのような湖面を歩いて200mほど歩いてから、試し釣りをすることにします。
気温はー11℃ですが、少し風があるので体感気温は寒くて、指先が痛いほどだったので場所を決めてすぐにテントを広げ、ガソリンストーブ点火、ようやく生きた心地がします。
しかし、釣果はいまひとつ良くないので周囲の様子を見て回りますが、どこでも変わりはないようです。
そんなところへ、西網走漁協のおばさんが遊魚料の徴収に来ました。
聞くと、ここよりも釣れている場所があるというので、移動することにしました。



約150mの移動後、仕掛けを下ろすと、いきなり妻が3匹まとめて釣り上げたので、ここに決定!
釣りは後回しにして、朝食の時間です。
朝食後は、ムラはあるものの時々ワカサギの群れがドッとやって来るのか、複数匹釣れることに加えて、12cmを超える抱卵の太ったワカサギがずっしりと重量感のある手ごたえで釣れてきます。
この日の最大は、妻が釣った13cmでしたが、10cmを超えるサイズは半数にも及びます。

湖畔の林の中からは「キャーキャー」と、猿のような鳴き声が時々聞こえてくるので、地元の人に聞いてみたところ「あれかい、ここは有名なところなんだよね。ほら、サギが鳴いてるんだ・・・」とのことです。何だか、ここはジャングルの中で釣りをしているような雰囲気でしたね。



時々、近くの女満別空港に離着陸する飛行機のジェット音が聞こえて、すぐ近くを飛んで行きますが、飛んでいるのは飛行機ばかりでなく、オジロワシが私達の頭上を優雅に舞っていました。
釣り場の近くに降り立ったオジロワシは、人間が近づいても一定の距離を保って飛び立ってしまうことはありませんでしたので、近くまで行って写真を撮ることもできます。
お昼近くになると、ワカサギは時々しか釣れなくなってしまいましたが、とっても暖かくて、テントなして釣りをしている人が多く、私達も周囲の人たちとお話をしたりして、眠たくなってしまうほどです。



網走湖の外道といえば「ヌマガレイ」ですね。
この日は二人で10枚ほど釣りましたが、途中から水溜りになったテント内で泳がせておいて、帰り際にリリースしてきました。
他には「トゲウオ」が僅か1匹。それと、初めて見た名前がわからない魚もいました。



この日の釣果は想像していたよりは随分少なかったのですが、大きなワカサギが釣れたので満足です。
14時過ぎからは全くと言ってよいほど釣れなくなってしまい、15時半に納竿しました。



まだまだ日も高くて暖かかったのですが、眠くて疲れました。
それでも、あちこちで写真を撮ったりしているうちに、太陽が赤く変わってきていました。

網走湖のワカサギ釣りは、3月21日までのようです。



 
 

2007年3月9日 渡り鳥飛来

旭川市の永山新川に、白鳥たち渡り鳥がやって来ていました。
まだまだ寒くて、見ている私達には川の中にいる鳥たちは寒そうに見えますが、きっと彼らは春のように暖かく感じているのだろうか?と思ってしまいます。
この日の気温は、マイナス1℃程度と随分暖かくなってきていますが、夕方には雪が降り始めましたので、まだまだ春は先のようです。





 
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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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