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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

2007年7月28日 カラフトマス釣りのはずが・・・

仕事の都合で、知床のカラフト釣り&キャンプは延期になってしまいました・・・。
それじゃあ近場で!と思っていたところに雨の予報がありまして、今シーズンいまひとつ気合の入っていない私はあっさりと釣行を断念してしまいます。

で、何をしたかといえば買物です。
前回行った東急ハンズでみたカバンが欲しいと言う妻でしたが、結局買ったのは「アボガドカッター」です。
何それ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大のアボガド好きな私たちにとって皮を剥かずにスライスできるので、画期的な調理器具といえるでしょう。



その後は釣具店巡りをしたことは言うまでもありませんが、今回は船用の両軸リールの左巻きを購入しました。
スピニングリールと違って左右簡単にハンドルの交換ができないうえに、下位機種に左巻きリールがほとんどないので随分探しました。
他にはアキアジ用品セールをやっていましたので、写真のルアーを6個も買ってしまいました。
以前から釣り仲間に釣れるよと聞いていましたので、今回は1個420円ということもあり大量購入となってしまいました。



メーカーがマルキューだったことは後から知りましたが、今シーズンのマルキューさんの販売戦略が読み取れますね。
通常千円前後のアキアジルアーを半額以下で販売することによって、もちろん実績のあるルアーですので大量に出回ったこのルアーの評判は倍増しますから、メーカーにとっては来シーズン以降も売り上げアップが期待できることになりますね。
ところで、ルアーの重さって量ったことあります?
実は意外といいかげんなんですよ。35gでも37gだったり、40gを買ったのに38gとか、そんなこと気にする人はいないかと思いますが、それだけに表示どおりの重さだったら私はとっても喜びますねえ。

18時過ぎまで買物をして、旭川に戻ってからもまだショッピング・・・最後にレガオさんから聞いたスーパー銭湯「大雪の湯」に入ってみました。
駐車場には100台以上の車が停まっていましたがひどい混雑とは感じられない広さで、温泉ではないので少々カルキ臭さはありますが色々な浴槽に満足して汗を流すことが出来ました。
最近の銭湯ってすごいんですね、380円は安いと思います。



永山では「とんでん祭」のねぷたのような山車がそれぞれの町内に帰る途中で、信号待ちで写真を撮ると「ありがとうございまーす!」と元気に叫んでいました。
この日は層雲峡温泉の峡谷火祭りが、大雨のために中止になってしまっていたようです。
ずうっと降らなかった雨が、こんな大事なときに降ってしまうとは皮肉なもんですねえ。






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2007年7月21日 大雪湖のニジマス?

早朝に清さんから「知床にて、夕マズメから朝マズメの間に7本のカラフトマスを釣った!」と連絡が入りました。
しかし、今週は知床釣行は考えていなかったので、せっかくの朗報は翌日に知床行きを計画しているレガオさんにそのまま譲りました。レガオさんの健闘を祈っています。



ということでカラフトマスを諦めた私は、大物のマスを釣るべく大雪湖釣行に出発しました。
降る・降ると予報が出ていながら、今年は全く雨が降らずに困っている職業の人たちも多いと思いますが、ハズレるのを信じての釣行でした。
この時期はドライフライに反応する大物も多いので、巻いてあるフライのほとんどがドライの私には最高の時期かもしれません。
一投目でヒット!元気なニジマスは40cmは軽く超えていました。
2投目も僅かの間流しただけで、ガボッと食いついてきます。



立て続けに5匹ほど釣りましたが、すでにお昼になっていましたので昼食の時間です。
でも、妻がまだ釣っていなかったのでもう少し粘ってみようかと思っていたところ、妻にヒットです。
今までで一番の大物がヒットしたのでなかなか寄せることができず、腕がだるくなったと言うほどファイトを楽しんでからお弁当を食べました。



すでにお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、そうです、ウエダー忘れちゃったので大雪湖を通り越して「つりぼり厚和」に来ていたんですねえ。
この時期は、みなさん川へ湖へ、或いはカラフトマスなどを釣りに出かけていますので、とっても空いているんです。
しかも、ドライフライに反応が良いので、ずいぶんと楽しむことができました。



大物もたくさんヒットしたのでフライのロストも多くてフライ初心者丸出しではありますが、意外なことに妻の方がこの日はたくさん釣っていました。
全て私が想いをこめて巻いたフライですからそれはそれでうれしいのですが、ちょっと複雑でもあります。
結局妻は、腕がだるくなってしまったと最後は休んでいました。
私は面目を保つために2号池で立て続けに大物をヒットさせたので安心して、17時過ぎに納竿しました。
たぶん、これが今シーズン最後のつりぼり釣行となるでしょう。





 
 

2007年7月15日 丸瀬布いこいの森オートキャンプ場

会場を後にして、近くのコンビにで買った弁当を能取湖が見える湖畔で食べてから出発。
カレイ釣りを無事終えて安心したせいか、途中の駐車帯では眠くなってしまい少しだけお昼寝を・・・。


                      オホーツク海が見える

しかし・・・眠れません。カレイ釣りの興奮が残っているようでした。
午後からも気温は上昇し続けて27℃を超えています。



遠軽町でキャンプの買物をしてから、市町村合併のために同じ町になってしまった遠軽町丸瀬布へと向かいます。
昨年は2回もキャンプに来ている「丸瀬布いこいの森オートキャンプ場」に到着です。


                       素敵な電話ボックス

15時半過ぎでしたのでサイトは満杯に近く、あちこちで早くも炭の煙が上がっています。
先にチェックインしていたキッシーさんを探しますが、テントがビッシリと立っているのでなかなか見つからず第2オートサイトをぐるっと一周してようやく見つけました。



今回、スクリーンテントはキッシーさんが立ててくれていたので何もすることはなく、酒のつまみ用の燻製を作ることにしました。
しかし、釣りに夢中になっていたために食材の調達に失敗・・・思うような美味しいものにはなりませんでした。
厳しい暑さも夕方には和らいできたところで、近くの温泉に夕食前に行ったのは夕食後は混雑すると思ったからでした。
夕食は、最近毎回同じですがスクリーンテントの外で焼肉を炭火でいただきました。
第2オートサイトもたくさんの人がいるはずですが、妙に静かなことに気付きました。おそらく、夏休み前なのでモラルのよいキャンパーが多いのかと考えられます。
その後は冷え込んできたのでテントの中に入りますが、上着なしではいられないほどの冷え込みでした。


                        第2オートサイト

翌朝、5時半に目が覚めたので周囲を散歩してみました。
川ではエサ釣りをしている親子連れが何組かいて、見ている間にも小さなニジマスを釣っていました。朝から炭を起こしているグループも多く見られ、林間のフリーサイトは川の淵近くにまでテントを立てているほど混雑していました。



のんびりと散歩を終えてサイトに戻り、朝食を食べてからものんびりとしていましたが、日差しが強くなりはじめたので雲に日が隠れたときを見計らって片付けをしつつおしゃべりを続けます。
そんなこんなで、11時過ぎにチェックアウトした時には誰もいなくなっていました。




 
 

2007年7月15日 能取湖カレイ釣り大会

15日は早朝から船に乗る予定なので、体調を考えて前日からのオホーツク入りです。
夕マズメを狙って、軽く海アメはどうかなと先週のポイントに行ってみましたが、どういう訳だか濁っていたうえに向かい風という最悪な条件でした。
しかも、小魚の姿もなくて跳ねなどは全く見られません。


                  美瑛以外にも丘の観光ポイントがありました

それでもここまで来たのだからと、場所を変えるなどして続けていたところに妻が「帰ろう・・・」と迎えにやって来ました。
これが案外私にとっては助け舟だったのかもしれません、すぐに帰ることにしました。
ところが、その帰り道に見たことのある風貌の釣人が、一人風に向かってキャスティングを楽しんでいました。
そうです、キッシーさんが満を持しての夕マズメ一発勝負に来ていたのでした。
お互い考えることは一緒だねえと話をしながらしばらくの間風に向かってキャストし続けましたが、諦めて帰ることにしました。



さらにその帰り道で、中型の魚をヒットさせて格闘している見たことのある人がいたので思わずカメラを向けてしまいました。
そうです、この方はトラウトマスターズのシーバスさんで、小型のルアーを使ったウグイ釣りを楽しんでいたのです。
シーバスさんは翌日のカレイ釣りに同船予定なので、しばらくお話をしてから車に戻り、キッシーさんともここでお別れです。



私達は日が沈みかけた湖まで走り、冷えた体を温泉で温めることにします。
3連休のせいか過去に見たことがないほど駐車場も混雑していて、それでも夕食中なのか入浴客はさほど多くはありませんでした。
夕陽を見ながらの温泉は格別で、湯上りにホテルのラウンジのベランダに出てみると気温は15℃しかありませんでした。
ホテルを出ると湖は美しい夕景に変わっていて、しばらくはうっとりと見入ってしまいました。


 <当日>


                      漁港も波立っています



釣り大会は5時半集合で、10分前に能取港に着くとたくさんの車が漁船の近くに停まっていて、私達も受付を済ませて船に乗り込みました。
昨日からの強風は朝になっても変わらず、海面は小波が立っていたので少し不安になってしまいました。というのも私は船に弱く、ガリンコ号でさえうねっていると酔ってしまうのです。
トイレ付きの漁船に10人の釣り客が乗り込み、出航したのが6時少し前でした。
空は雲一つないほどの快晴ですが、港内を出ると大きな揺れが私達を襲ってきます。
釣り客を乗せた他の漁船も次々に出航し、それぞれのポイントにスピードを上げて進む姿はなかなか圧巻でした。



さほど時間もかからずに最初のポイントに着き、船頭さんから合図が出ると、みなさん一斉に仕掛けを下ろしますが、船はひどい揺れ方がすぐには収まらないので船酔いの心配をしながら仕掛けを下ろします。
軽いオモリを付けていたせいで、船頭さんが3mと言っていたにもかかわらず15mも糸が出続けていたので、オモリを交換している間に他の釣り客がさっそく型の良いカレイを釣り上げていました。
実際は4.5mほどの深さで、流れが強いために軽いオモリではいくらでも流されてしまっていたのでした。
気を取り直して仕掛けを下ろすと、すぐにカレイ特有の強いブルブルというアタリが伝わり、リールを巻くとグッとくる重さとクロガシラ特有の抵抗が感じられて最高の瞬間を味わえます。
タナが浅いだけにアタリは明快で、カレイは海面近くでは横に走るものもいるので、侮れない楽しさがあることを知りました。



しばらくすると船頭さんが言ったとおり船は安定して、釣りには支障のない程度の揺れ具合でした。
入食いとまではいきませんが、ストレスなく次々にカレイのアタリがやってきて、船上はみんなの笑顔と大きいものが釣れたときの歓声で和気藹々です。
船尾に乗っていたベテランの方々は、一人2本づつ竿を出して両手で誘っているのでなかなか忙しそうですが、中には投げ竿で遠投している人もいたほどです。



8時少し前に釣ったカレイはなかなか大物でした。
合わせた時にはそうでもなかったのですが、巻いてみるととっても重たくて良型ダブルか?と思ったのですが、海面に現れた魚影に「デカー!」誰かが叫んでいました。
こんなサイズのクロガシラが釣れる時には、もっと深さがあったら楽しめたのにと贅沢を言ってしまいます。



この大会は5枚の総重量で順位が決まりますので、大きなものを5枚そろえなければなりませんから30cmを超えるカレイが釣れたときには思わずニンマリしてしまいます。
流れが強いのでアンカーで船を留めて、そのポイントが釣れなくなったら移動をします。
釣れる魚種はクロガシラが大多数で、他にはマガレイやスナガレイもほんの少しですが釣れていました。
中にはホタテやカキ貝が釣れてしまった人も見かけました。



釣れるのはとても楽しいのですが、そんなに長い時間集中するのは至難の業ですから、時々置き竿にしたり、デジカメで写真やビデオも撮りながら、不思議と酔わない船上の釣りを楽しんでいました。
それでも10時頃には反応が悪くなり始め、最後の30分くらいは時々誰かが釣れる程度になったところで帰港時間になりました。
帰りは船頭さんが「海水浴びるよ」と言っていたとおりに、船内のどこにいてもしぶきが飛んでくるほど高速での帰港となり、10分で船着場に接岸して楽しかったカレイ釣りが終了しました。
計量の結果、私は2.2kgで惜しくも5位入賞を逃し、今シーズンのカレイ釣りは終了です。




 
 

2007年 <夏>その2


                  高山植物のようですが、名前はわかりません


                  怪しいつぼみからこんな花が咲きます





                  ブルーベリーもありました


                  カンロはもうすぐ食べごろ

子供の頃、カンロは味瓜と呼ばれていてメロンが高級だった頃、本当に甘くて美味しい夏の果物でしたね。


                  こちらがネットメロンです

ひび割れが始まっていますし、今年は寒暖の差が大きいので甘くなるでしょう。



スイカはもう食べてきましたが、予想以上に甘くなっていました。






近隣の町ではお祭のシーズンで、この町も一昔前と比べると随分出店の数が減ってしまいました。





 
 

2007年 <夏>

北海道もたくさんの野菜が収穫できる季節になりました。


                         ゴーヤです。

ゴーヤチャンプルだとなんとか食べられますが、漬物をいただいてみました。うーん、これはさすがに一口でご馳走様でした。


                         ブロッコリー



                        トマトは完熟まで待ちます


                    ミニトマトはその場で食べるのが一番ですね


            キュウリは収穫後なので、細いものしか残っていませんでした。


                          ニンニクですね


                 これは何だかわかりますか?   答えは一番最後に



                         日本人の主食ですね


                       何匹いるでしょうか?

あぜ道を歩いていると、たくさんのカエルが出てきました。
子供の頃に、草の茎をストロー代わりにしてお尻から刺して膨らませていた頃を懐かしく想い出しました。
夜になると田んぼでは、カエルの大合唱がうるさいくらいですね。

 ●答えは「ヤーコン」
サツマイモのような形をしていますが中身は別物で、歯ごたえがあって私は大好きです。




 
 

2007年7月8日 オホーツクの海サクラ・アメマス釣り

「恥ずかしい
 海アメをなめきっていた 恥ずかしい私
 海アメになめられた 恥ずかしい人間の私」

と、相田みつおさんならこんな詩を書くでしょう、そんな釣行になってしまいました。


                       この橋の完成が待たれる

前日の夕方に、とりあえずどんな釣り方なのか実践してみることにしました。
ポイントに着いてみると数人のアングラーがいましたので、さっそく情報収集してから適当なポイントでキャストを始めたところに、妻(Kさん)がカレイ狙いの投げ竿を持って到着です。
その後、キッシーさん、続いてメガ弟さんが到着しましたが、いつものようにメガ弟さんはタックルは何も持ってきていませんでした。
水面では小魚がウヨウヨいるようで、時々魚種は特定できませんが中型の魚も跳ねています。
期待してキャストを繰り返しましたが、2回ほど大きなアタリを感じただけでした。



妻が投げ竿をほったらかしにしてブラーフィッシングに夢中になっていたとき、キッシーさんが妻の竿に大きなアタリがあったのを見逃さず、手のあいていたメガ弟さんが巻き上げることになりました。
釣れたのは40cmオーバーの丸太ウグイで、その迫力にはウグイながらもみんなで感心してしまいました。


                       この目が何ともいえません

その後、奥から戻ってきた釣人が遠くからでもわかるシルエットで、一年ぶりに会ったウメちゃんでした。
彼は今シーズンも海サクラ、海アメを釣っているので、しばらくお話を伺いましたがとっても参考になりました。
その後、ウメちゃんとその友人と一緒にしばらくキャストしてみましたが、お腹が空いてしまったので納竿とします。


                        キッシーさん撮影

早朝4時過ぎには、すでに」数人のアングラーがキャストしていまして、7月にしては信じがたい13℃ほどの寒さの中で挑戦を始めます。
途中、レガオさんもやってきたので3人でキャストし続けてみましたが、昨日の夕方のようなガツンとしたアタリは全くありませんし、跳ねもほとんどない状態でした。
もちろん、昨日のアタリも姿を見たわけではありませんので、巨大ウグイだったかも知れませんし、アザラシか、或いはシカだったかもしれません。
時々霧雨のような悪天候の中でしたが、レガオさんから聞くこの釣りの事細かな情報をすべて吸収していきます。それにしても、興味のあることってどうしてこんなに素晴らしい記憶力を発揮できるんでしょうね。
しばらくするとレガオさんからアタリがあったと聞いて、何気なくルアーチェンジしたのが良かったのか偶然かはわかりませんが、やや遠投してすぐに強いアタリを感じました。
「ゴン!」と重くなったのですがすぐに軽くなって、それでも同じリーリングスピードで続けていた2秒後にさらに大きなアタリ・・・今度は強いアワセを1回入れてロッドを立ててみるとヒットしたようです。
その重さはマスとは違う、そう、アキアジのような重さといったほうが近いかと思います。近くで見ていたキッシーさんがアキアジが釣れたようにロッドが曲がっていたと、後から教えてくれました。
しかし、すぐに軽くなってしまいルアーの重さもなくなったことで、ラインブレイクとわかりました。



レガオさんから60アップも釣れているとは聞いていたものの、所詮オホーツクの海サクラ・アメマスは40cmくらいだろうから抜き上げだって可能かもしれないと、ロッドはアキアジ用に以前使っていたものだから、これはまだ許されるでしょうが、リールは以前使っていたものに巻いてあった古いラインを反対にしたもので、ショックリーダーも気休め程度の耐久力しかなかったようです。
ショックリーダーから切れていました。
新品のルアーと大きかっただろう海アメ?を逃したのはガッカリするはずなのに、私自身意外なほど落胆していませんでした。
おそらく、サケマスのように絶対に釣りたいと思ってやっていなかったせいなのでしょう。
しかし、反対にやる気が俄然出てきまして、この水中には大きな魚がいると思うととても釣りたくなってきました。
その後レガオさんが納竿して、私達も7時頃には諦めることにしました。



車内で朝食後、別のポイントに移動です。
次の場所は海サクラの可能性も大きいので期待してキッシーさんについて行きましたが、波の高さに少々やる気がなくなってしまいます。
ということは釣りにも悪影響を与えてしまうのでしょうか、2個もルアーをライン切れによって海中投棄してしまった時点で、完全に戦意喪失・・・・・妻が楽しんでいたカレイ狙いを手伝うことにします。
カレイ釣りは波が高くてアタリがわからず、それでも竿先が怪しい動きをしていた竿を巻き上げてみたところ、カワガレイが釣れていました。
その後はウグイしか釣れず、全くアタリすらなかったと納竿したキッシーさんが戻ってきたところで、投げ釣りも終了となりました。



キッシーさんと別れてから、網走市内へ走り第四埠頭を覘いてみたところ、空きスペースがあったので竿を出してみることにします。
広い第四埠頭ですが車の数は少なく、竿だけがずらりと並べられているのが気になりました。
お隣さんに聞いてみたところ「全然釣れていない・・」まあ、予想通りでしたが気にせず釣りをする前に車内で昼食タイムです。
私はこの時、食後は寝ようと決めていたのですが、食事が終ると眠気は吹き飛んでいまして気力は充分、投げ釣りの妻の横でロックフィッシュを楽しむことにしました。



私がソイ、ガヤなどを釣って楽しんでいると、妻はヒトデを最初に釣ってからは小さいクロガシラを釣り、その後はほとんど開店休業状態となったので私のロッドでロックを楽しんでいましたが、すぐに納竿となりました。

今回は期待していなかった状態でのヒットをバラしてしまったことよりも、その可能性に大きな衝撃を受けてしまう釣行となりました。
ヒットしたことも釣った人を見たこともなかった私が、体感してしまったためにこの釣りの魅力にとりつかれてしまいそうな予感と、それを必死で否定しようとしている自分が戦っている困った状態です。

「恥ずかしい、人間の私」





 
 

2007年7月1日 湧別川支流

道東7月1日解禁、渓流の美しい小魚釣りの季節がやってきました。
雨が数日続いていたので増水や濁りなども気になっていましたが、現地に近づくにつれてどんどん天気が悪くなっていました。
幸い、雨は霧雨程度でしたので全く気にならないレベルです。


                       道の駅まるせっぷ

今回もキッシーさんに案内していただいての釣行で、手始めに昨年はたくさんの釣り人が先行していたにもかかわらず、ほどほどに釣果のあったポイントです。
準備を済ませて川に向かうと、その水量にビックリ・・・それでも、さほど濁っていませんでしたので釣りにはなりそうです。
しかし、解禁日と言うのにヤマメの反応が全くありません。
100mほど進んで、昨年最も釣果のあったポイントを攻めてみますが、結局何の反応もないままにこの場所は諦めることになりました。
名人キッシーさんでも数匹しか釣れないほどの貧果に、中流域は諦めて上流を目指します。


                        最初のポイント

しかし上流部も釣り人が多く、これから入ろうとする場所にも先行者の姿があり、期待は薄くなりましたがしかたがありません。
ヤマメ釣りで細い川に3人で入るのは厳しいかもしれませんが、キッシーさんが私達を先行させてくれたのですぐにヤマメの反応がありました。


                         上流部

10cmから大きくても15cmほどのヤマメが次々にアタックしてきます。
しかし、1年ぶりでしたのでバラシも多くて苦戦していたところ、突然大きな引きが伝わってきました。
腹部と腹びれ、そしてオレンジ色の斑点が美しいオショロコマでした。


                         オショロコマ

この川は大きな氾濫を起こしたのか大木があちらこちらでなぎ倒されて流され行く手をふさいでいましたが、これが反対にたくさんの良く釣れるポイントを残してくれていて、釣り人にとっては最高の釣り場になっていました。
これが二度目となる妻は、なかなかヤマメのアタリに合わせきれず苦労していましたが、ヤマメ釣りの面白さに夢中になっている様子で、丹念にポイントを流しています。
キッシーさんは確実に取り残しなく釣果を伸ばしている様子です。


                       小さな川です

深い瀬のあるポイントを流していたときのことでした。
アタリは微かでしたがガツンと重くなった竿が根掛かりのように上がらなかったので大物の予感!
周りは流木や小枝がたくさんありますので、慎重にやり取りをしてなんとか無事河原に引き上げることができました。
22cmを超える良型のヤマメでしたので、うれしくてみんなに見せて喜んでしまったほどでした。


                       この日の最大魚


                       こんなポイントで釣りました

3時間ほど楽しんだところでお腹が空いたし先行者の姿が見えたので、納竿して道路に出てから歩いて車に戻りました。
食後は、目の前の川で遊んでみようということになり、私は用意していた小さなエッグフライを流してみたところ、リリースサイズでしたが見事ヤマメを釣ることができました。


                      キッシーさんのオショロコマ

昼食を食べてキッシーさんと別れてから、丸瀬布の蒸気機関車雨宮号を見に行きました。というよりも、昼寝をするために寄ってみただけなんです。
少しだけ仮眠をとってから近くの川を覗いてみたところ、ルアーマンの姿があったのでしばらく見ていましたが魚の姿は見られず、それでもフライを試したかったので下りてみることにします。



この川も随分と水量が多くて釣りにくかったのですが、ニジマスが釣れました。
わかっていたことですが小さなニジマスしか釣れず、15分ほどで飽きてしまい納竿となります。


                        リールサイズ?

日曜のせいかSL雨宮号は大人気で、公園内を汽笛を鳴らしながら力強く走っていました。
すっかり晴れ上がった青空の下、心地良い疲れに気分良く家路に着くことができました。






 
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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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