毎年恒例となったウトロでのキャンプですが、今年は仕事の都合で2日間しか休みが取れず慌しいキャンプとなりました。
気温30℃の斜里を抜け、ウトロに着いた時には少しだけ涼しくなっていました。

今年も知床野営場にお世話になりますが、何と!管理棟が新築されていました。
世界遺産にふさわしい立派な建物にはなりましたが、他はこれまでのままです。

すでに到着してくつろいでいたキッシーさんとメガ弟さんに協力していただいてスクリーンテントを設置すると、ベースキャンプらしいそれなりの雰囲気がでてきます。
しばらくはゆっくりとくつろぎ、その後翌日の釣りの下見に出かけてから、17時にはベースキャンプに戻りました。

夕食は、一昨年思いがけず楽しむことができた大きなホテルの温泉付きバイキングです。
知床第一ホテルはキャンプ場から徒歩5分ほどで、予約をしていたのですぐにタオルセットを受け取って温泉を楽しみました。

入浴後、バイキング会場に行くと広い会場の中心にたくさんの料理が並んでいて、どれから食べようか迷ってしまうほどです。
一回目に持ち帰った料理を見ると、三者三様という言葉がピッタリと当てはまる内容に思わず笑ってしまいます。


私はすぐにお腹が一杯になってしまいましたが、キッシーさんは私の倍くらいは食べていたでしょうか、さすがでした。
最後にカキ氷が美味しかったので2杯も食べると、係の人に顔を覚えられてしまって少し恥ずかしかったです・・・。
温泉ですっきりして、料理にも満足してベースキャンプに戻りますが、キャンプ場はランタンの「シュー」という音が聞こえるほど静かで、涼しくなった大自然の夜は更けていきました。
翌日・・・
朝の釣りから戻り、軽い朝食を済ませてのんびりします。
しかし、朝から強い日差しが照りつけるので、スクリーンテントの中でも暑いくらいでした。

片付けを始めた頃には太陽も雲に隠れて涼しくなりましたが、暑さに負けていつもよりは早めに出発することになりました。

昼食は数年前に清さんに教えていただいた「しれとこくらぶ」に行きました。
人気メニューを聞くとランチメニュを4種類教えてくれて、知床鶏のデミソースがけを注文します。
ご飯は炊きたてではありませんでしたが、ボリュームたっぷりのお肉を意外と涼しい扇風機の風を受けながらいただきました。

途中、睡魔に襲われながらもしっかりと運転をして夕方には自宅に着き、無事知床キャンプは終りました。
自炊することのないいつもの知床キャンプになってしまいましたが、寝付かれないテントのなかでの不自由さが新鮮な一夜でした。
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