地元の釣り人が来なくなった、あまり釣れなくなってしまった釣り場での投げ釣り大会です。
三連休の混雑を避ける為と、ここ最近のオホーツクの不調を考えた上での苦渋の選択でした。
もちろん主宰はメガ弟さんで、今回はキッシーさんが一年ぶり、師匠は20年ぶりの投げ釣りとなります。

私達が準備中の何とか竿先が見える程度の時間に、早くもキッシーさんが釣り上げてしまうのがスタートの合図でした。
しかし、キッシーさんのアキアジをのんびり見ている場合ではありませんでした。
私の竿にヒットしています・・・砂浜ダッシュ!

少々厳(いか)つい顔したオスですが、銀ピカが残ったオスをゲットです。

前日のこの浜の釣果を聞くと全体見える範囲で3本程度、と聞いていたので期待していなかっただけにうれしい釣果となりましたが、このあとは何がどうなったか記憶が残っていないほど砂浜を駆け回る30分間となりました。

短時間に、バラシ、ライン切れ、切れた仕掛けの回収、仕掛けを切って逃げたアキアジも回収など劇的な出来事の連続でした。

2本目はきれいなメスでした。

3本目は型のよい銀ピカオスでしたが写真はボケボケです。

新しい群れが入ったのか4本目も銀ピカメスで、ここでようやく釣れなくなりました。

空を覆っていた雲が消えると青空が広がり、陽射しは暖かくなりました。

のんびりと過ごす砂浜での投げ釣りをようやく楽しめた気分でいたとき、釣り場を離れた帰りがけのキッシーさんの竿にヒットしました。

今年のアキアジ釣りは強運のキッシーさんですので、自分の竿にヒットしていることを遠くから発見して砂浜ダッシュ!
メガ弟さんがゆっくりと巻いてくれたおかげで何とか間に合い竿を持ちましたが、ウエダーを履いての砂浜ダッシュにクタクタです。
最後の力をふりしぼって無事ゲットしていましたが、そのけな気な姿にメンバー全員の笑いを独り占めしていました。

南の島みたい
お昼が近くなると魚は沖に移動してしまい、全く釣れる気がしなくなりました。

それでも運の良いときは釣れるものでして、5本目はやや大きめのオスでした。
午後からはアキアジの跳ねは見えなくなり、ほとんど希望が見えない状態の中でキッシーさんに6本目がヒットしました。
もちろん、キッシーさん一人で6本目です。

おっと!
全身を使っての大合わせは迫力満点ですがメンバーの笑いを取ることは忘れず、これがこの日最後に見たアキアジの姿となりました。

念願の投げ釣り大会初日は、ベタ凪のまま夕焼けまで楽しむことができました。
10月12日 2日目の釣り場は2週間前の海が再現されていました。

沖から5枚波が牙をむいて襲ってくるような状態でしたが、これくらいの波でも魚がいれば釣れるはずでした。

しかし、この日はアキアジはいないらしく誰の竿にも反応がなく、次第に横流しにされ絡み始めたので早朝にもかかわらず撤収となりました。
先週も二日目は、まともに竿を出すことすらできない苦戦に加えてアキアジがいない海でした・・・。