しばらく歩くと東大寺大仏殿の裏側にでますが、意外に広くて紅葉のきれいな道です。

左に大仏殿
公園のような広場もあり、ここにも鹿がうろつき観光客や地元の人たちが写真を撮ったり絵を描いていました。
数年前の記憶だけを頼りに歩いていると、国宝の「正倉院」入口がありました。

前回は休館日だったので建物を見ることはできず、今回こそはとの想いが強い正倉院です。
もちろん中は非公開です。

写真では逆光気味でわかりにくいかもしれませんが、想像どおりの建物でした。

正倉院とは、奈良平安時代の中央・地方の官庁や大寺には、重要物品を納める正倉が設けられており、この正倉が幾棟も集まっている一廓が正倉院と呼ばれていました。
現在は僅かに、東大寺正倉院内の正倉一棟だけが往時のままに今日まで残り、これが正倉院宝庫と呼ばれているそうです。
ここでこの日の予定は終了で、拝観が終ってしまうと急に寒さが身に凍みてきました。

しばらく歩いて国道に近づくと、国宝の「転轄門」がありました。

国宝にもかかわらず相変わらず一人の拝観者もなく、それでいて風格があり、歴史を感じる門でした。
風が冷たくて寒さに耐え切れず、近くの喫茶店に入りました。

「カフェ シャローム」は英国スタイルのおしゃれな店内でした。

コーヒー豆10種・紅茶23種に手作りケーキもあります。
暖房がきいた暖かい店内でリラックスできました。

しばらく休んでから、再び国道を歩いて県庁前の大通りにでて、近鉄奈良駅方面に向かいました。
夕食は「月日亭」に入ってみました。

以前、隣の店に入った記憶がありましたが、この店も一度来たことがあることを席に着いてから気付きます・・・。

こちらは「点心膳」で、女性に人気のメニューです。
少量ずつなので、美しい料理を色々食べられていいですね。

こちらは「みやび」です。
この他に釜飯と天ぷらとお吸い物が温かいままに運ばれてきました。

食後はあまりに寒かったのでダウンジャケットを購入し、暖かくなったところでお土産のお茶などをじっくり探すことができました。
この日、奈良の最低気温は0℃しかなかったそうです。
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