5月30日 今シーズン初、待望の船でのカレイ釣りです。
昨年から利用しているとても親切な船長さんの釣り船ですが、超人気船のために早い時期から土日は満杯、平日でも乗船できない日があるほどですのでようやく取れた乗船切符でしたが、昨年のあの船酔いの恐怖が思い起こされ不安が付きまとっていました。。

車中泊で目覚めた時は霧につつまれていたので、遠くが見えなければ船酔いが・・・そんな心配しながらの出発となりました。
しかし、港が近づくにつれて真っ赤な朝日がぼんやりと見え始めました。

船着場に着くと霧はすっかり晴れていて、忙しく入出航する漁船が見える漁港に4時半の出港準備の釣り船が見えました。
30分前に着いたのに私達が最後の客だったようで、みなさんすっかり準備が整っているようでした。

周りを見ると電動リールにロッドキーパー、50リットルのクーラーボックスと圧倒されました。

定刻に出航すると正面にもうずいぶん高くなった朝日が眩しく、ここのところ連日好調だと聞いているので期待感に胸を躍らせていました。
しかし、昨夜たらふく食べたジンギス汗が胃の中に残っているような、イヤーなもたれが船酔いの恐怖を呼び起こします。

出航した港の方を見ると、車中泊していた道の駅は未だに霧に蔽われていました。
しばらく行くと第二湖口が見えてきました。

ここを抜けるとこの先はオホーツク海、美味しいマガレイや巨大なクロガシラがたくさん釣れる釣り人にとっては宝石箱のような海です。
昨年は荒れていたので慎重に通過した海への出口も難なく抜けて、穏やかな海上をひた走ります。
港を出て40分、ようやく最初のポイントに到着しました。
仕掛けを15mの海底に下ろすと、すぐに小気味よいアタリが伝わってきました。
複数匹掛かったところで巻き上げると、唐揚げサイズのマガレイが次々に釣れました。
7時過ぎ、キッシーさんに大きなクロガシラがヒットしています。

ラインを持って抜き上げたクロガシラが32cm、「港だったらみんなが見に来るサイズだなあ」と軽く喜びます。
そうなんです、この船上では30cm台では誰も見てくれません。
40cm、それも限りなく50cmに近い座布団のようなクロガシラが大物なのでした。

Kさんにも良型カレイが釣れ・・・

この写真は他の人が釣った48cmのクロガシラですが、船長さんの希望で私が撮影しました。
本当にデカイですよね。
こんなのが、この日は5枚ほど釣れていたんですから驚きです。
私はちょっと違ったカレイの大物を釣りました。
ソウハチの36cmです。
船長さんのおすすめで刺身で食べてみましたが、予想外の美味しさに大満足の美味しさでした。

写真がないのが残念ですが、こんなカジカはどうでしょう。オニカジカです。
Kさんはもっと珍しいカレイです。

こちらは36cmのアサバガレイです。
マガレイと見間違えそうになるくらい似ていましたが、じっくり見ると見分けがつきました。
場所を変えること数回、気がついた時には12時になっていました。
名残惜しい気もしましたが、体はかなり疲れていました。

風が強くて揺れる船上でしたが、薬の効き目のせいか船酔いはせずにあっという間に時間が過ぎたようです。

港に戻り船からクーラーを上げるときに初めて気付きました・・いつの間にか結構釣っていたようで、ずっしりと重くなっていました。

私のクーラーはやはりソウハチが主役、今回はリリースも多かった割には充分すぎる釣果に恵まれました。

Kさんのクーラーは、アサバガレイが他のカレイを隠してしまっています。
3人とも大満足の釣行だったのでまた乗船したいのですが、この先週末に空いている日はすぐにはなさそうです。
翌日は、カレイの始末に大忙しの一日となってしまいました。
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