6月19日 涼しくキャンプができるところはないかと天気予報を調べてみると、留萌方面は最高気温が22℃と暑くも寒くもない最高の天気でした。
国道40号から239号線を走り苫前町に着くと、晴れているのに涼しいんです。

適度な風が心地好く、スクリーンテントは全開です。

海水浴シーズンはまだ先なのでキャンプ客は少なく、こちら電源付きのオートサイトは私たち一組だけです。
フリーサイトは7組ほどのファミリーや旅行者がテントを張っていたので、若干ですがにぎやかではありました。

丘の上にあるので眼下左には苫前漁港が見えて、右を見るとホワイトビーチ、その上には風力発電の風車が3基回っていました。

キャンプ場に併設された温泉「風W(ふわっと)館」は地元で人気の温泉施設です。

このキャンプ場で一番の見どころは、キャンプ場の名の通り夕陽でした。

夏至が近いので、19時を過ぎてもまだ水平線には達していませんでした。

そして19時15分、周りが薄暗くなってようやく水平線にかかります。
刻々と変わる色彩に見とれてしまい、30分以上見ていました。
6月20日 午前中は晴れの予報でしたが霧が出ていて、結局この霧は留萌を離れて内陸に入るまで消えませんでした。

朝から20℃ほどしか気温は上がらず、目的の涼を求める旅は成功ではありましたが、霧は予定外です。

隣町の羽幌町に足を伸ばして、道の駅の隣にある羽幌温泉の「二島物語」で昼食です。
名物の「えびたこ餃子」を食べるためにやってきました。

こちらは餃子スープとちらし寿司セットです。
餃子は焼き餃子のほうが好みでしたが、ちらし寿司は美味しかったですね。

そしてメニューにはない餃子浜盛りセットです。
焼き餃子のタレが3種類用意されていて、なかでも美味しかったのが塩でした。
塩は特別な配合の絶妙な味で、餃子の美味しさが増幅されるようです。
生の南蛮エビは剥くのが面倒ではありますが、甘くて頭までしゃぶりつきました。
留萌までの海岸線は投げ釣りの釣り人が多く、砂浜にテントを張った家族連れも多く見られました。
チャンスがあればとタックルは積み込んでありますが、日中は竿を出す気になれない私でした。