8月25日 朝風呂など滅多に入ることのない私ですが、第一滝本館の大浴場を紹介しましょう。
このホテルは5棟に建物が分かれていて、本館、西館、南館などと温泉に行くにも時間がかかります。
大浴場は地獄谷に一番近い場所にあります。

広い脱衣所から浴場に入ると、その広さに度肝を抜かれます。

更に、その一番奥にガラス張りの壁がありまして、地獄谷が一望できるようになっています。
その見事な景色は、ここ第一滝本館でしか見られません。

浴場は3階ぶんあり、様々な湯船や泉質が楽しめました。
露天風呂も広く、ここではボタン一つで飲食できるサービスも用意されています。
早起きしたので、混雑する前に地獄谷の散策に出かけました。

入口の近くでは、青鬼と赤鬼が出迎えてくれます。
緩やかな坂を登りきったところで、地獄谷が目の前一杯に広がりました。

何度見てもいいもんです。
今回は時間がたっぷりあったので、散策路を奥まで歩いてみました。

ほとんど観光客がいなくて、数人と出会っただけでした。
足元には湯の川が流れていて、あちこちで湯けむりが上がっています。

行きついたところにあったのは間欠泉でして、池のような地表からお湯が噴出していました。

道東の硫黄山も好きですが、ここ地獄谷もなかなか楽しめました。
朝食は期待したほどではありませんでしたが、前日から充分に温泉を満喫しました。
チェックアウトをして駐車場までの道に、もうもうと湯けむりが上がっているのが見えました。

近づいてみるとこちらも間欠泉で、ここは約3時間ごとに50分も噴き出すそうです。

高さは8m、温度は80℃で、2000リットルも噴き出すというから驚きでした。
出発してから、近くにある大湯沼も見てきました。

沼は60℃ほどの温泉で、荒涼とした風景が怖くなるほど見事です。
さらにその先にある神秘の湖「倶多楽湖」にも行ってきました。
行き止まりになっているので観光客は少なかったのですが、少し離れているだけに神秘性は増したようです。

もっと近くで見てみたい湖でした。
温泉街に戻り進路を変えて、次はオロフレ峠に向かいます。
オロフレ峠の展望所は2か所あり、トンネルを抜けたトイレのある一か所目では羊蹄山などが遠望できる国道脇のポイント。
次の2か所目は、国道から外れて2kmほど先の、旧国道の峠の休憩所です。

かつては賑やかだったこの場所では売店なども消えてしまい、荒々しい風景だけがかつてのままに残っています。
道は行き止まりになっていたので引き返して国道に合流です。
洞爺村に入り、道の駅で地場産の黄色いプラムを食べて、次は洞爺湖の洞爺村側を走りました。
いつもとは違う中島を裏側から見る湖岸の道路は、太い木々が多くてこちらの方が自然豊かな感じを受けます。
洞爺村の「水の駅」で、昼食に何故か本場から直送という「讃岐うどん」を食べて、水上バイクだらけの湖岸の風景が見えました。

みなさん焼肉を楽しんでいるのか、水上バイクの騒音もなく静かな水辺でした。
留寿都では名物の「みそまんじゅう」を食べて、ああこの味だと懐かしがり、雲に隠された羊蹄山を見ながら札幌を目指します。
食べてばっかりですが、中山峠ではこれまた名物の「揚げ芋」です。
札幌市内に入り、張り切って入った釣具店では欲しいものがみつからず、面倒になったので予定を切り上げて帰ってきてしまいました。
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