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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

2013年の夏休ー5日目(2)

最初の部屋は、この博物館の中で唯一撮影が禁止されていました。
主に装束が陳列されていました。

次の部屋は武家らしい甲冑から始まります。

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「井伊の赤備え」として知られるもので、井伊直正は小牧長久手の戦いのときに先方を務めました。
そのあまりにも勇猛果敢な戦いぶりからこう呼ばれ、また「井伊の赤鬼」とも呼ばれます。

これはたぶんですが、ひこにゃんのモデルにもなったものだと思います。

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こちらは金箔を薄く切って貼る切金細工と蒔絵で表わした太刀です。

刀は、実際に使われたものもあるだけに、見ているとゾッとするときがあります。

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これもそんな太刀の代表のような光をしています。

展示物の次に広い屋敷の各部屋が紹介されていて、庭園もありました。

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さほどい広くはありませんが、池も橋もあります。

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藩主がここで一時の安らぎを得たのでしょう。
また、賓客を接待するにも適度な庭です。

そして、奥座敷にもたくさんの部屋がありました。

展示スペースが再び・・・。

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立派な漆の膳です。

こちらは井伊直弼(なおすけ)の書状です。

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家臣に宛てた手紙で、1851年のものです。
藩の弘道館は彦根藩の風俗かかわる大切な場所で、最近は礼儀廉恥の心が薄くなって「柔弱」に流れるなど、設立当時の趣意から外れていると書かれています。
手紙からは、彦根藩の立て直しを目指していたことがわかります。

見どころのたくさんあった博物館でしたが、もうひとつ重要なお宝があったのです。
それは入口正面の突き当たりに展示してあり、ガラス越しだったので光の反射で見えていなかった訳です。
うっかり見落とすところだった、あの有名な国宝の「風俗図(彦根屏風)」です。

6枚で一局ですが、屏風なので全てを一枚には写せません。
2枚ずつです。

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左からいきます。

この絵は代々彦根藩主だった井伊家に伝来したために彦根屏風とも呼ばれています。

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これが中央の絵です。

江戸時代の風俗が傑出した作品として高い評価を受け、国宝に選定されています。
この右の絵は何処かで見たことがあると思います。

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最後に夢のような絵を見て、満ち足りた気分でした。

さあ、いよいよ彦根城に入ります。



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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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