久しぶりの札幌です。
決めていたお店の予約が取れなくて、僅か3日前に探したお店です。
予約していた時間には早かったので、何店か小物を探しているうちに随分歩きました。
狸小路からポールタウン、そして地下歩行空間からエスタまで。
目的をほぼ果たして、4丁目プラザから電車通りに出ます。
脇道に入って、すぐに見つかりました。
2階への階段を上ると、右に入口があります。

なかすっ娘南一条店です。
外観写真を撮ろうとカメラを出すと店内に店員さんの姿が見えたので、これは帰るときに撮ったものです。
薄暗い店内中央を進み、案内されたのは一番奥の外に向かって小窓がある粋な部屋。

雰囲気はいいのですが、後でレシートを見ると「小上がり料1人110円」取られていました。
黙って料金取るのは好くないですね。
少しガッカリの不明朗会計ではありますが、静かにやりたかった私たちには安いかもしれません。
今回は、Kさんに「飲み過ぎて前後不覚になるから飲み放題は禁止」と言われていました。
3杯で元が取れるのにと思いつつも、素直に了承。
お通しですと、出されたのがこちら。

生キャベツ?
だけど、意外に味噌タレが美味い。
こちらは、豚味噌冷奴というネーミングに惹かれて注文した一品。

やや大きめの豆腐に、たっぷりかかったやや甘みのある豚味噌とネギです。
ネギは臭みが少なく、豆腐と豚味噌の風味を損ないません。
これは美味い!
こんな食べ方もあるんだなあと感心しました。
生ビールが進みます。
こちらも評判の好いミニ餃子。

なかすっ娘餃子です。
たっぷり身にまとった羽がぱりぱりしていて美味し。
そして、吉田類の酒場放浪記ではすっかりお馴染の、酒場メニュー煮込みです。

こちらの牛モツ煮込みは、通常の倍くらいありました。
柔らかく煮込まれていますが、少しあっさり目かな。
ちょっと物足りない味でした。
自分でも作れそうな味だったので・・・。
メインの料理が、程良い頃に運ばれてきました!

名物のもつ焼です。
これで1人前です。
ピリッと辛みが効いているので、輪切り唐辛子は避けました。
モツはトロトロで、これまでの中では一番かも。
この鉄板には、最後に太麺を入れて焼ちゃんぽんを作ってくれます。
これがまた、食べたことのないような味で美味でした。

ビールを卒業して、いつしか角ハイボールに手を出していたのでした。
なかすっ娘はコースが4人からなので、いちいち料理を頼むのが面倒な方には残念なお店ですが、得意分野のモツ料理は食べてみる価値あります。