今期は何と!4月10日まで解禁しています。
例年、春分の日付近でワカサギ釣りを終了するのですが、今期は4月に初挑戦です。
4月のワカサギ釣りってどうなんだろう?
まずは、こういうことが待っていました。

駐車場に雪がありません。
ということは、駐車場からソリを引けないということなんです。
スノーモービル乗り場には辛うじて雪が残っていまして、そこに車を止めてソリを下ろしました。
帰りは、スノーモービルが走るギリギリの量しか雪がなくなっていましたが・・・。
7時だと、かなり陽が高くなっていて、待ちきれない人たちは歩いて遠くのポイントにもソリを引いているようです。
この時期は、固雪なので楽だと思います。
それにしても、こんなに陽が高くなっていると朝マズメじゃあないですね。

その固雪も少々融けかかった雪上を、やや遠いポイントまでスノーモービルで走ります。
随分と水位が下がっているのがわかりますね。
ここのベストポイントは歩いてやってきたという人と、私たちの前にスノーモービルで来た二人組がいました。
漁協の方がここがいいと教えてくれて、先客のポイントからは50m程離れたところになりました。
漁協の方の教えてくれたポイントならと安心していました。
しかし、その周囲をあちこち探し回りましたが、全くワカサギがいないのです。
随分時間を食ってしまいました。
結局、先客の邪魔にならない15mほど離れた場所に、いくらか居るワカサギを釣ることにします。

こんなことなら、いっそワカサギじゃなくてイトウ狙いの方が好かったか?
などと考えてもあとの祭りです。
すでに十数個の穴あけをしてへとへとになっていたので、先客の穴を使いました。
ドリルが短いのでしょうか?
こういった穴の開け方は落ちる可能性もあるので嫌いですが、仕方ありません。

ポツポツと反応があり、地味に釣れてきます。
ただ、調子好く釣っているKさんに対して、私にはワカサギの3倍くらいウグイが釣れました。
大きいのから小さいのまで、サイズは色々です。
まあ、はじめのうちだけだったのですが。
そんな私と違って、Kさんに釣れたのは・・・。

金ブナです。
25cmくらいありました。
ウグイと違って無駄に動かないのがいいですね。
春らしく温かいので、ストーブは朝から使いませんでした。
唯一、食事の時に使ったくらいです。

お昼は久しぶりにカレーです。
サトウのご飯に温めるだけのカレーですが、外で食べるとホントに美味しいですよね。
実はこのポイント、根がかりポイントだったのです。
底には木の枝が沈んでいるのかもしれません。
そのことに気付いた時には時遅し!
私は、午前中に予備の仕掛けも失いました。
予備の仕掛けをあまり持ってきていなかったのです。
仕方がないのでこれです。

オモリに付けて用意してあった底針をラインの先にセットして釣ります。
これが結構面白い!
アタリはダイレクトだし、動きに無駄がなくなります。
針が一本しかないので、根がかりもなくなりました。
外の野生はというと、オジロワシは北に帰ったのでしょうか?
カラスとトンビ、そして完全に人をなめきったキタキツネだけです。
隣の釣り人のすぐ横にあるテントの中にまで入っていましたね。
2mくらいの近くで目があっても逃げない。すぐ近くで昼寝する。

氷が水位の低下によって割れて出来た風景です。
その下は、水がしみ出ていて乗ると危険そうです。
前日は落ちて自力では上がれなかった釣り人もいたそうで、このポイント全体が私たちが最後の釣り人になったようです。
ラスト2時間になって、Kさんも仕掛けをとられてしまいました。
私と同じく、オモリに付いていた下針でなんとか楽しむことはできました。
ワカサギは型が好く、暖かくなって元気がいいのか引きもよかったですね。
氷上でも、いたるところに春は感じられます。

今年も無事に楽しく、氷上釣りを満喫することはできました。
道具の始末と、今年はテントの修理やドリルの部品交換など、まだまだ後始末が残っています。
氷掬いも緩んでくるくる回っちゃうし、翌年の為にメンテナンスは大事ですからね。
しばらくの間、釣りはお休みかなあ・・・。
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