大型ニシンが釣れている、との情報が釣り仲間から入ったのが5日ほど前のことでした。
すでに5日も過ぎていたので期待せずに、前日から現地入りして調査目的の釣行となりました。
途中で昼食を食べてからだったので、完全に釣りに適した時間は過ぎています。
しかし、港に着いてみると駐車スペースが僅かしかないほど混雑していました。
これは釣れているのか?
それともうわさがうわさを呼び、ナンバープレートを見てわかるとおり道内あちこちから駆けつけてしまったのか?
圧倒されてしまったのと、釣り場所があるのかを確かめるために、とりあえず様子を見に行くことにしました。
釣り場は、場所によってムラはありますがポツポツと釣れていました。
一度に複数匹釣れている人もいます。
そして、大型のニシンも時々は釣れています。
サイズは25cmくらいから、大きいものでは目測35cmほどの大型ニシンも釣れています。
釣りをしている方に話を伺いながら情報収集しつつ、二人分の場所も探します。
この時間になると帰る釣り人もいるので、入れ替わりに入る釣り人には丁度いいようです。
奥の方に空きスペースがあったので道具を取りに戻り、ようやく釣り座を確保しました。
それではと、仕掛けを目の前10m程のところに投げ込みます。
すぐに仕掛けが強く引っ張られる感触があり、もう釣れちゃったというあっけなさです。
大型のニシンは一度に沢山掛かってしまうと引き上げられなってしまうので、アタリがあるとすぐに巻き上げるようにします。
それでも複数釣れてしまうことはよくありました。

20リットルの大型バケツですが、この大きさです。
大きいものでは37cmもありました。
ただ、入れ食いという訳ではなくポツポツと、回遊している群れが来ると釣れるようです。

こんなニシンがサビキで釣れるのですから、こんな楽しい釣りはなかなかありません。
今回は、ニシン専用に買っておいた3.5~4mの磯竿の4号が丁度好く、これまでの5.4mに比べると扱いがとても楽でした。
仕掛けも普通に釣るなら何でもよくて、誰でも簡単に釣れます。
但し、混雑しているので初心者には厳しいかもしれません。
周囲の釣り人に気づかいのできる人でなければ迷惑になってしまいます。
釣れなくなると、もうそろそろやめようかと思いますが・・・。
釣れると、もう少しと粘ってしまいます。
そんなこんなで56匹も釣ってしまいました。

調査釣行だったのに、もう帰ろうか?
そんな気さえしてしまった釣果です。
帰り際には、美しい夕陽が沈む絶景も見ることができました。

ニシン釣りは、これまでにない大物釣りを楽しむことができ、夢のような経験でした。
夕陽は、長い時間完全に沈むまで見ることになりました。
こちらも、いつもとは違う美しい落陽でした。
スポンサーサイト