アキアジは調子が悪そうだし、前回釣ったニシンは思いのほか美味しかった。
となると、ニシン釣りがしたいと考えるのは当然です・・。
あまり遠くなくて、いつもとは違った道をドライブしたいと探してみると、道東ではなくその反対に目を向けてしまいます。
そうです、オホーツクから日本海へ向かうことにしました。
あちこち寄り道しながら、港に着きました。

なんと!釣り人の車で一杯です。
3連休のせいかと思いましたが、ぽつぽつとニシンが釣れていました。
所々空きはありましたが、釣り人はびっしり竿を出しています。

見ていると、どこかで竿が曲がっているという状態ではありますが、群れではないのでたまにしか釣れないと言います。
撒き餌の量が多く、ホッケ釣りのように撒きまくっていますね。
この海の底はヘドロだらけになっているかもしれませんよ。
場所や釣り方など、色々聞いて参考にしようと思います。

見ていると、みなさん発電機や明るそうな照明設備を持参しています。
しかも、昔は少なかった自動シャクリ器も常備しています。
本格的にやろうとするとお金がかかりそうですね。
とりあえず午後のひと時を釣り場の下見で過ごし、夕食などの買物に行きました。
さて暗くなって、再び港に向かいます。
一番賑わっていた場所は、お祭りの露天商のように明るくなっています。
私は少しおなかの調子が変だったので、トイレに近い場所でやることにします。

車から引っ張ったハロゲンライトを海中に照らし、2本の竿をしゃくります。
港は釣り人でほぼ一杯です。
が、釣れません・・・。
小さいニシンが数匹釣れただけでした。
場所移動するか考えましたが、一番明るい釣れていると思われる場所は入る場所などないだろうと思いました。
しかし、このままではボウズではないにしてもキープできるニシンがない・・。
意を決して、明るい釣り場に向かったのでした。
様子見に、明るい中でも一番明るい釣り場を覗いてみると、1.5人分の釣り場がありました。
断りを入れてから、期待を胸に仕掛けを下ろします。
周りではポツポツとニシンが釣れています。

一番明るいよく釣れている人の棚や釣り方を真似ているうちに・・・ググッと、来ました。
ニシンの手応えが伝わってきます。
狭いので隣に注意しながら取り込みます。
春のような大物ではありませんでしたが、この時期のニシンは美味しいのでキープします。
もう少し早く移動していればと後悔しましたが、仕方がありません。

これは、片づける頃の釣り人が一時少なくなった時のものです。
しかし、又すぐに釣り人は増えてきました。
気付いた時には22時近くなっていたので、釣果も落ちてきたし納竿としました。

キャップライトの照明で撮ったので、変な色になっています。
大きいもので26cmなので、手応えとしては今一つでしたが楽しめました。
オホーツクではキャストしてしゃくる釣り方ですが、日本海は目の前で竿をしゃくる釣り方です。
大きな違いのもう一つが撒き餌をするかしないかで、これだけの釣り人が大量に撒き餌をするので、確実に海が汚れる気がしました。