天気は夕方まではもちそうな予報だったので、今季初の大物狙いに行ってきました。
異常なほど気温が高く、未明の朝というのにプラス気温です。
日中は雨も降るというので、モンベルの福袋に入っていたゴアテックスのジャケットにしました。
たぶん、穴あけ作業が大変なので、これでも汗をかくのではと予想します。
7時になっても薄暗く、早くも雨がポツポツ降っています。

平日なので客は少なく、管理棟での受付です。
先日、北海道新聞で紹介されていたキーホルダーが売られています。

500円くらいが、妥当な値段だし売れる価格と個人的に思いましたが・・。
それくらいだった私も1個購入!
ある程度の重さのキーであれば、水に落としても浮くそうな。
さて出発です。

シートに降った雨が凍っていました。
管理棟にあった寒暖計がいつもの場所になくて、この日の気温はわかりません。
途中の雪深い集落も、まだ雪はいつもよりは少なくて、これまでで一番積雪が少なく感じました。
氷上を走ること5分くらいでしょうか、目的のポイントに着きました。

このポイントも、これまでに見たことがないくらい雪が少なく、珍しいことには10cmほどの積雪の下に氷が張っています。
通常は30cm以上の積雪で、その下には硬くなった雪があり、硬い氷はないのですが・・・。
雨脚が強まっていたので、適当な場所にテントを立てます。
ワカサギテントに響く雨のパラパラ音は、この釣りには似合いません。
でも、雨が濡れず快適なパラダイス感に楽しささえ感じます。
とりあえず大物の穴をあけに行きましたが、積雪が少ないのでとても楽でした。
いつも通り既存の穴は使用せず、独自に全て自分で用意します。
餌のワカサギがまだ釣れていないので、こんな時のためにと持参した冷凍ワカサギを使いました。
テントに戻って聞くと、まだワカサギは釣れておらずアタリさえないらしい・・・。
焦っても仕方がないさと食事を楽しみます。
そして真剣に釣りますが・・・・・。

やはりアタリさえない・・・。
ところが、テントの外から鈴の音が聞こえました。
この日は雨だったので、無線のアタリセンサーは念のために使っていません。
駆けつけてみると、竿先がグイグイ穴に刺さりこんでいますね。
合わせを入れて巻き上げると、いい感触ですが大物ではないです。

やけに太った36cmのサクラマスでした。
バーブレスフックでも、勝手に掛かっても外れないもんですね。
今年はサクラマスもいるらしく、これなら大物が釣れなくても少しは楽しめます。
ということで、活きた餌を釣らねばと探しまくります。

合計すると20個くらい穴あけしたかな。
大変でした・・・。
その苦労は報われないうちに、再び大物竿が引いていました。
しかも同時に2本も・・。
たぶんオマツリだとは思いましたが。

40cmくらいでしょうか、アメマスでした。
サクラマスとは違ってスリムですね。
これで冷凍ワカサギの残りは2本の竿だけになってしまいました。
この場所でワカサギボウズは経験がなく、いつか釣れるだろうと期待しました。
外は雨からみぞれにかわり、やがて雪が降ってきました。
テントに雨が触れるポツポツ音から変わって、雪のサラサラという音が静かなテント内に囁くように聞こえました。
この場所は風裏になるのでテントは全く揺れませんが、近くでは旗が強くたなびいていました。

午後からのおやつです。
井村屋の粒あんに餅を入れてみました。
若干焦げてしまったのでテント内に香ばしい香りが広がりました。
天気は雪が降ったりやんだりを繰り返していました。

空も明るくなったり暗くなったりしています。
15時のスノーモービルのお迎えまでは降雪量も少なくて快適でした。
雪が少ないって、こんなに楽だったんだと感じた釣行でした。