やっぱりワカサギが釣りたいと、今シーズン3回目となる国立公園内へ。
羅臼では大雪のために国道が通行止めになっていますが、広い北海道は場所が変われば天気も大違いです。
ということで、峠の頂上に着いた時には空はすっかり夜明けを迎えていました。

東の空も、前回撮った写真のように山際がオレンジと蒼色になっていました。
東大雪は、前日も快晴だったので雪の心配はしていませんでした。
駐車場では、雪が少なすぎてソリが引けません・・・。
雪のあるところまでソリを運んで出発です。
釣り場への入口は、アイスバーンになっていました。

滑るので歩くのに注意が必要ですが、ソリを引くには軽くていいですね。
前回から雪が降っていないのでは、と思うほど積雪が少ないですね。
すぐに湖上が見えるところまで来ました。
前回とはすっかり風景が変わっていました。

随分と水位が下がり、氷が割れて傾いた荒々しい風景です。
これがここの冬の風物詩でもあるのですが。
通り道の横に板氷がありました。

厚さは30cmほどでしょうか。
いつ見ても食べ物に見えてしまいます。
写真を撮っているうちに、カメラを持つ手が痛いほど辛くなってきます。
この日の気温はマイナス21℃ほどですが、湖上はもっと冷え込んでいるはずです。
手袋の中でげんこつ握って温めますが、もう限界です・・・。
そんな状態でも、振りかえると見事な景色が見えます。

高い山にだけ朝日があたり、割れた分厚い氷との見事な風景です。
もう限界です。
手を脇の下に入れて温めます。
ポイントに着いて適当に場所を決め、さっさとテントを開きました。
しかし、前回使ったままだったので、開ききった入口のファスナーが凍って閉じません。
張り綱も、縛ったまま塊になっているのでほどけません・・。
そう言えば、前回は天気が雨だった・・・。
きちんと乾燥させておかないと、こんな目に遭います。
今回も、仕掛けを下ろすとべた底からすぐに反応がありました。
深さは13mほどで、電動リールを使うにはいい深さです。
雲ひとつない快晴で、ビニールハウス状態のテント内はストーブがなくてもいいくらいになっていくのですが、朝はテント内なのにガイドが凍ってしまうほどでした。

なんと、3分の一は常設テントという特殊地域です。
私たちの近くで、色々情報を下さったベテランさんも常設テントでした。
テント内は食べる楽しみもあります。

今回も冷凍シリーズで、カレーうどんです。
あまり美味しそうに撮れませんでしたが、なかなかいい味していました。
うどんのコシがしっかりしていて、温めなおしてもコシは強いままなんです。
多点掛は時々しかありませんが、外道は全く釣れずいい調子です。
と思ったら、変なのがかかりました・・・。
釣りあげるとラインが絡んでいたので、そのラインを引いてみても、もう一本の竿に動きはない・・。
よく見るとラインはナイロンの太いものでした。
どこからきているのか?手繰り寄せましたが随分と長く、たぶん40mくらいは手繰ったと思います。
そして・・・・。

こんなのが出てきましたよ。
誰かが落としたか、大きな魚に引き込まれたかしたのでしょう。
変なハプニングはありましたが、午後からもほど好く楽しめました。

14時には納竿としましたが、二人で軽く300匹超えでした。
午後からは、いつもここに住み着いている主が舞い降りてきます。

オジロワシが鋭い目でこちらを見ています。
コンデジで撮って切り出してみました。
こんな顔していたんですね。
こちらは、タウシュベツ橋です。

もうほとんど出ていますね。
誰もいないのかと思っていましたが、帰ってから確認すると3人橋梁の近くにいました。
この釣り場は2月一杯くらいなので、もう一回くらいはここで楽しみたいですね。
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