初めて電動ドリルを使う時は、キチンと動いてくれるのか心配でした。
というのも、他の方のブログを見ていると「突然動かなくなってしまった」という報告が数件あったからです。
ほんの一部の人ですが、こんな記事見てしまうとやはり気になりますよね。
初めて使ったのは、厚さが50cmもあろうかと思われる硬い氷の厳寒の地の湖でした。
性能テストには十分すぎる場所です。
ドリルの接続部やアダプターの強度は心配していませんが、電動ドリルの保護回路や寒さによるバッテリーのパワー不足が、私には未知の世界なのです。
実際に動かしてみて、そんな心配は全くありませんでした。
決めた場所にドリルの先を当て、ゆっくりとトリガーを引きます・・。
最初は少しだけずれたりしますが、しっかり持っていれば問題はありません。
トリガーを引く度合いによって無段階に回転速度が変わり、面白いくらいに氷を欠いていきます。
一度も止まることなく、貫通するまで力強く回ってくれました。

それにしても、充電式電池なのにすごいパワーです。
ドリルの自重があるので押し込む必要もなく、勝手に掘り進めて行く感じでした。
落下防止のTバーですが、市販品の中には回転式のものもあります。
でも使ってみて思いました。
回転しない方がいいと。
なぜかというと、氷を貫通したドリルを抜く時に電動ドリル本体とサイドハンドルを使って引き抜くとチャックなどを痛めてしまう可能性が高いからです。

幸い、私が購入したアダプターのTバーは鋼鉄を溶接したものなので、多少手荒く扱っても問題はありません。
今回は現地がマイナス20℃以下ということだったので、バッテリーは道具箱の中に入れて行きました。
できるだけ冷気を避けて、できれば保冷式の袋に入れて持ち運びたいですね。
ドリルはサイドハンドルを緩め縦にして、シマノのリール袋に入れるとピッタリでした。

この袋には、バッテリーを付けたままでも入ります。
あとは接続アダプターを錆びないように加工しなければなりませんが、これはオフシーズンにしようと思っています。
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