今週は、いつもの仲間達との釣行です。
導入したばかりの電動ドリルの性能を見てほしくて、張り切って出発したのでした。
夜中に降っていたはずの雪は思いのほか少なく、これまでで一番穏やかな道でした。

おぼろ月ですが、峠ではこんな写真を撮ることができました。
雲がなければ青空が見えたのでしょう。
積雪が少なくなり、雲に朝日があたって幻想的です。

雲がなければ見ることのできない朝焼けです。
駐車場に着くと以前とは違った風景になっていて、結構な雪の量でした。
この雪はソリを前回の何倍にも重くさせ、いつも荷物の多い私たちには大変でした。
氷上に出るところでは、その段差が結構な坂道になり、帰りは大変だろうなあとふと思います。

この頃、丁度朝日が山際から昇るところでした。
気温はかなり低く、顔も指も痛くなっていました。
更に辛いことには、ソリが重く息切れしてきます。
こんな辛い状況ではありますが、一つ重大な不安が頭をよぎっていたのでした・・・。
それでも何とかテント村に到着し、前回四人で広げた友人のスクリーンタープを立てました。
道具をテント内に運び入れ、電動ドリルの準備をします。
重大な不安というのは電動ドリルのことでして、錆の心配からドリルとアダプターを外していたのですが、その時外したネジを忘れてしまっていたのです。

この部分のネジがなく、手動のハンドル側のネジが合わないかと合わせるも・・・合いません。
一瞬目の前が真っ暗になってしまいます・・・。
そういえば、前回お話をした地元のベテランさんの常設テントに人の気配があったなあと、ネジを貸していただけるか尋ねてみます。
声を掛けたものの、返事が女性の声です・・・。
今日は奥様と来ているのかなと、さらにネジの件を話すと顔を出していただけました。
・・・・・別人です・・・。
しかし、この方は親切に自分のネジを外して貸してくれたのです。
さっそくテントに持ち帰ったものの、やはり合いません。
ネジを帰しに行くと、自分はエンジンドリルだからいくらでも穴開けをしてあげると言ってくれたのです!
重量感あるエンジンドリルを持って、スクリーンタープに来ていただきます。

さすがはエンジンドリルです。
けたたましいエンジン音とともに力強く穴が開きます。
「ここにお願いします」「次はここです」と、魚探の穴を含め5個もの穴は予想外だったかもしれません。
本当に感謝です。
ありがとうございました。
釣り始めると、前回ほど反応は良くありませんでした。
仕掛けを落としてすぐに反応はなく、微かなアタリを拾い上げて行くといった厳しい釣りでした。
今回は自作の道具を試す楽しみがありました。

リール台を少し広くしてみました。
以前のものはアクリル板で、幅が狭くて割れている部分もありました。
今回は木の板に白い鉄板を貼りつけてみました。
更に、バケツに取り付ける金具の色が赤だったので、黒に塗り替えました。

台とバケツが白黒ツートンカラーに統一です。
きりっと締まりました。
もうひとつ、リールの落下防止コードを倍の長さに延長しました。
これで扱いがしやすくなりました。

お昼前までは晴れていたのですが、その後は曇りでした。
テントの数は多くはなく、割と静かな釣り場だったと思います。
タウシュベツ橋は、もう底まで見えてしまっているのでしょうか。

お昼前から釣れなくなりましたが、午後から再び少しは反応がよくなりました。
しかし、もう時間切れです。
帰り始める人も多くなり、私たちも14時半を待たずに納竿としました。
もう少しでしたが、三桁釣れませんでした。

薄い色からして、いつものオジロワシでしょうか。
やはり大きいですね。
空は黒い雲に覆われ始めています。

太陽が最後の輝きを見せています。
雪の量が前回と全く違いますね。
帰りは予想通りソリが重いです。

ここからの坂道がかなり体力を消耗しました。
3回くらい休憩しましたが、駐車場に戻った時には話もできないくらいヘロヘロになっていました。
ソリにワックス塗っておかなければ・・・。
スポンサーサイト