短期間の旅行ついでに、ワカサギ釣りも楽しもうと計画しました。
もちろん、一番の目的はワカサギ釣りなのは言うまでもありません。
未明から起きて釣り場に向かいますが、コンビニに寄ったりいろいろ準備している間に明るくなっています。

ここから湖に向かって右折します。
坂を下って行くとワカサギ釣り場が見えました。

駐車場は、何と!湖の上、氷上なのです。
それだけ氷の厚さもあるということですね。
ポイントがわからないので、一番密集しているところにテントを立てることにしました。

テントの横にロープが張ってありますが、ロープの向こうにはスノーモービルのコースがあることを後で知るのでした。
スノーモービルは時々爆音をだして、テントの近くを走っていました。
観光客用の常設テント群は写真中央の奥に見えています。
小さいテントは火の気なしのようですが、ビニールハウスの方は有料で薪ストーブがあるようです。
さっそく氷に穴を開けることにします。
今回は忘れものはないので、電動ドリルで穴あけができます。

氷の硬さは一定ではなく、強力なトルクで掘り進めますがなかなか貫通しません。
落下防止バーが表面に着いてしまうのでは、と思ったところで貫通しました。
90cmくらいありそうですね。
ドリルの回転羽根の溶接が外れてしまっているので少し不安です。

これは昨年から壊れていて、鉄工所に持って行こうかと考えているうちにシーズンインしてしまいました。
これまで、持参していたのに使っていなかった道具を出しました。

穂先可変アダプターです。
差し込むだけなので取付は簡単です。
これを使っていいことは・・。

この柔らかい穂先でも、合わせ遅れがなくなります。
で、ワカサギはというと・・。
それほどいい反応ではありませんが、ポツポツと釣れてきます。
しかし、すぐに反応が悪くなってきました。

魚探にも僅かしか魚が映っていませんね。
外に出てみると、ご近所さんたちも同じ様な状況でした。
近くで他の穴を開けてみましたが無反応です。

観光客のスノーモービル音がうるさいくらいです。
これが影響しているとは思えませんが・・。
釣り場にも時々中国語を話す観光客がやってきます。
中国語はわかりませんが、片言の英語なら彼らにも通じるようで笑っていました。
「ノーフィッシュ!」
さて、はるばるやってきた道東の釣り場なので、もう少し釣れるポイントを探すことにしました。
テント群の最先端で試し釣りをしてみると、入れ食いです!
すぐにKさんと大移動を開始しました。
荷物が多いので大変ですが、移動して穴あけが済んだところで時計を見ると、もう11時でした。
雪が降っているし、風も少しあったのでペグ打ちをと外に出てみると、観光客が勝手に私のドリルで記念撮影をしていました。

私に気付いて頭を下げたので、私も何枚か彼らの写真を撮ってみると、ポーズを決めてVサインをしていましたね。
最後に「ありがとございました」って言って、満足そうに帰って行きました。
そりゃ満足でしょう、30枚くらい写真撮ってましたから・・。
道具はキチンとテントの中に入れておかなくては駄目ですね。
そういえば、ミラーサングラス見て思い出しました。
昔、友人が言っていたのは「臆病者のミラーサングラス」「小心者のミラーサングラス」どっちだったかなあ?
さてワカサギの反応です。

ワカサギはたくさんいますね。
面倒なので底ばかりでやっていましたが。
この日ばかりは大移動して本当に好かったと思いました。

ワカサギは平均するとこれくらいですね。
たまーに大きいのも釣れます。
午後からも天候は回復せず、テントに籠ったままワカサギ釣りに集中します。
昼食だけではなく、おやつタイムもあるのでついつい食べ過ぎてしまいますね。
温泉にも入りたかったので、15時過ぎには納竿しました。
片づけが終わった頃、ようやく空が青くなってきていました。
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