お盆といえば・・・知床や網走方面へカラフトマス釣り、かつてはこれが定番でした。
しかし、近年は太平洋に行けばアキアジが、それも銀ピカの高品質の鮭が釣れるので、カラフトマス釣りは釣果が落ちてきたこともあり行かなくなっていました。
そして、今年挑戦したブリジギングは衝撃的でした。
初めてヒットしたブリが80cmという幸運から、青物の強烈なパワーに魅了されてしまったのです。
船にはかなり弱い私ですが、あの船酔いの辛さを忘れてしまうほどの魅力がありました。
ということで、早くも第3戦ですね。
今回は東へ、今や道東のジギング激戦地です。

山間部では雨が降っていました。
これは想定内だったので、心配はしていません。
むしろ、涼しいので歓迎したいくらいです。
翌日も曇りの予報でしたが、現地が近づくと次第にいい天気です。

そして・・・快晴。
なんということでしょう・・・。
やや暑い夕方を乗り切ると、涼しい夜が待っていました。
さて翌朝。
港からは、釣り船がポツポツ出航して行きます。
私たちの船も定位置にやってくると、みなさん一致協力して荷物を積み込みます。

東の空が赤くなってきました。
釣り客は10人ということで、やや狭そうではありますが、ジギングなので心配はありませんね。

港を出ると、進行方向に朝陽が昇ります。
ワクワクすると同時に、釣れるかな?心配もありました。
釣り場は20分程度で到着。

周りには15隻くらいでしょうか、遊魚船やプレジャーボートがひしめきあっています。
船長の合図で一斉にジグを沈めます。
深さは50m弱くらいでしょうか。
しばらくすると、同船者にヒットしています。
そして仲間にもヒット!

まだ5時12分です。
友人は無事ゲットしました。
ここ最近、よく釣れているというジグでした。
私は、初めて釣ったときのジグを使っていました。
同船者にヒットが続出するので、ついに私も一本だけ持っていたヒットジグに交換します。
そして6時頃でした。

ついにヒット!
あの強烈な引きが海底から伝わってきます。
グイグイと、締めてあるドラグを、いとも簡単に引き出していきますね。
前回ほどではありませんが、いい引きを味わって同船者にタモ入れをしていただきました。

70cmほどのワラサですね。
しかし、丸々として美味しそう!
一本釣って一安心です。
喉がカラカラになっていました。

それにしても、みなさん何本ロッド持ってきているんでしょうか?
すごい数の竿が立てられています。
今回の遊魚船は、私がこれまで乗った釣り船の中では最大の船でした。

魚種が魚種だけに、クーラーも大きいですね。
場所取りますね。
私のクーラーは、みなさんが氷やペットボトル氷を分けていただき、充分な量になっていました。
しばらくすると、次の青物がヒットしました。

これはなかなかの引きでした。
しかし、仲間がせっかく船首までタモを取りに行ってくれたのに、あと少しというところでフックアウト・・。
フッ・・と、軽くなってしまいました。
その後、この日の当たりジグをラインブレイクで無くしてしまい、途方に暮れていました。
しかし、別なジグに変えて一投目にヒット!
これで釣れるのかと思っていた、友人推薦のジグでした。

お隣さんのタモ入れで無事ゲット!
この時は一本目より小さいと思っていましたが、ほぼ同じ大きさでした。

これも70cmほどです。
気がついた時には、船上のプールは魚だらけです。

各自が自分で魚の処理をします。
自分で、太いホースからの海水をドバドバ流して汲み上げます。
一発で釣れたジグでしたが、釣りあげた直後に何故か消えていて、あとでビデオを確認しても、やはりネットイン時にはなくなっていました。
リングはきちんとはまっていたと思いますが、今となっては後の祭り・・。
今日は2本もジグをロストしました。

陽が高くなってから仲間が釣ったこの一本が、私たちの最後の青物となりました。
その後は場所を変えて探しますがなかなかヒットせず、正午になって私の隣で一本ヒットしたので5分間の延長をしましたが、私はすでに気力体力がなくなっていました。
天気予報の曇りは外れ、ずうっと陽が射していたので汗だくになっていました。
それでも、船酔い気味の疲れた体とは裏腹に、痛快な青物とのファイトが心地好かったですね。
3回目ともなると、筋肉痛にはなりませんでした。(笑)