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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

好調続く阿寒湖

3月に入って、各地のワカサギ釣り場が相次いで閉鎖されてきました。
しかし、もう少しの間は釣りが可能なところもあるので、あと少し楽しむことにします。
考えてみると、北海道ではワカサギ釣り期間って3か月程しかないんですね。

今回も、依然好調と聞いた阿寒湖に向かいました。

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夜明けは随分早くなってきておりまして、湖に近づく頃には空はすっかり明るくなっています。

国道はほとんど舗装路面が現れていて走りやすく、この時間帯は大型トラックばかりとすれ違います。

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正面は阿寒湖のT字路を右折して、ひとまずコンビニで食料などを調達します。
気温はマイナス15℃くらいでしょうか、好く晴れた朝は冷え込みも厳しいですね。

ここから、いつものホテル前の氷上駐車場に向かいます。
3月も中旬になると、ワカサギは硫黄山川ポイントに移動すると聞きますが、聞いた話では前日に常設テントに入った方が好く釣れたというのでこちらに来てみたのです。
しかし・・・・・。

・・・・・氷上にテントがないのです。
氷上に下りてみると、常設テント方面には車があったので入れない訳ではないようです。
しかし、誰も入っていない場所に入っていく勇気はなく、来た道を引き返して硫黄山川ポイントへ向かいます。


硫黄山川ポイントは昨年3月末に来たことがありまして、その時は駐車場がドロドロだった記憶がありあまり印象が好くなかったのです。
しかし、駐車場には雪がまだあって泥まみれにはならなさそうです。

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すでにたくさんの車が停まっていて、氷上にはテントが立っていました。

日中の日差しで雪が融けて固まっているので、締まった氷上を滑りながら歩きます。

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でも、釣りポイントが近いので全く問題はありません。
100mくらいでしょうか。

すでに空は青く、東の空が赤く染まっています。

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雄阿寒岳の姿がくっきりと見えていました。
このロケーションの好さも、国立公園内の釣り場ならではでしょう。

あっという間に着いたポイントで、どこにしようか迷います。
私たちの釣り場選びの基準の一つに、その場が汚れていないことがあります。
今回も、既存の穴は避けて新しく穴あけしてテントを設置しました。

取りあえず、魚探用の穴を開けた反応がこちら・・・。

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好きな底からはやや浮いてしまっていますが、時間の経過とともに変わるだろうとここにしました。

陽が射していてもかなり寒く、まず先にガソリンストーブに点火しました。
ドリルで穴を開けていて感じたのは、氷が柔らかくなってきていることです。
氷が硬くなくなると、ペグダウンも楽ですね。

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ダイワの穂先はガイドがステンレスなので、着色して見やすくしてみました。
これで、結構アタリが取りやすくなりました。

はじめのうちは意外にアタリは渋かったのですが、それでもエサ切りすることなく釣れました。
ワカサギの型は小さいですが、反応は魚体の大きさに比例せずはっきりと見えました。

魚探の反応は時間の経過とともに濃くなり、ほとんどの層にいることが映っています。

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仕掛けを落としてすぐにでも複数匹ヒットすることもあり、こんな時は少し得した気分ですね。

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一つの針に2匹パターンですが、同じ向きでヒットしています。

しかし、ワカサギの反応はさほど良くはなく、ほとんどは1~2匹でした。

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DDMって、イノシシっぽい動物に見えませんか?

魚探にたくさんの群れが映ると、気が緩んでしまいます。
集中力はすぐに切れてしまい、それならばと外に出てみます。

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いい天気ですね。
因みに、ホテル前ポイントには一張りだけテントがあるようです。
もしかすると、釣り人が少ないので、意外と釣れていたりして・・。

このポイントは岸際が釣れるらしく、これより奥にはテントがありません。

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雄阿寒岳には僅かな雲があるだけです。
気温は上昇し、テント内であればガスストーブでも寒くないほどです。
しかし、ガソリンストーブとのパワーの違いは歴然で、ガソリンストーブは小燃焼に絞っても熱いくらいでした。

雌阿寒岳も見えていました。

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山頂は雲に覆われていましたが、雪の白さが厳しさを現しています。

テント内にいると、ついつい飲み食いしてしまいます。
竿先に集中していない証拠でもありますが、戦っている訳でもありませんからこれでいいのです。

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「だしがしみるわぁ~鍋焼きうどん」です。
8種の具材が入った、関西の黄金だしと書かれていました。
もちろん、水要らずの冷凍品ですが、麺はしっかりコシがあって美味しかったです。

食事が済んで、再びワカサギに集中します。

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ふなっしー匹です。
大きな抱卵のワカサギが、ホントにたまーに釣れました。

午後からは時々突風が吹きまして、あちこちからペグを打つ音が聞こえてきます。
しかし、パオはスカートに打った8本のペグだけで大丈夫です。

硫黄山川河口部の氷がないところに、なにやら生き物の姿が見えます。

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ズームしてみると、鴨でしょうか。
陽射しは暖かいのですが、気温は低くて風もあります。

魚探の反応です。

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お昼前から、時々このような反応が現れます。

二人とも300匹釣ったところで納竿しようと話していましたが、このあと浅場を探っている時に爆釣ゾーンを発見してしまいます。
仕掛けを下ろすとすぐに強い反応があり、すぐに引き上げても複数匹釣れます。
連続ダブルが5回続いた記録も残すことができました。

きりがないので、14時には納竿としました。

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結局、二人で800匹ほどの釣果となります。
今季は、相性の好い阿寒湖でした。

のんびり片づけをして、あっという間に駐車場に帰ってきました。
雪と氷が残っている場所をたどるように進み、ソリが汚れることなく車に戻ることができました.

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雄阿寒岳を望むと、丁度山頂に陽が射していました。

帰りがけ、温泉街の公衆トイレをチェックしてみました。
国道に出てすぐにある阿寒アイヌコタンのトイレが一番近いですね。
ただ、ここは常時開放されているかどうかは不明です。

もう少し先へ行くと、右手にバスセンターがあります。
目印は、バスセンターの建物内にあるセイコーマートです。
ここのトイレは広くていいですが、たぶん開放されている時間が限られていると思われます。

そして、温泉街のホテル前釣り場へのアプローチ前のトイレです。
ここは現在男子大が工事中のため、女性用と兼用と書かれています。


晴れる日が多くなってきて、春が近づいているのが実感できます。
ワカサギ釣りは、残り一回行けるかどうかです。





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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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