層雲峡温泉の町営温泉施設が「黒岳の湯」です。
温泉街の中央付近にある駐車場に車を停め、灯りの見える暖簾が目印です。

周囲が薄暗くなり始めた頃の訪問でした。
温泉以外にも、イタリアンレストランの評判が良かったので、一度訪れてみたいと思っていたのでした。

もう春というのに、まだまだ冬ですね。
それもそのはずで、氷爆祭り会場は厳寒の冬祭り中です。
入って正面がレストランですが、先に温泉を楽しみます。

右に階段があり、この上に黒岳の湯があるようです。
この建物はレストランや温泉以外に、ペンションや食堂、ラーメン店が入ったインナーモールになっています。
外は吹雪でも、この中だけで過ごせますね。
階段を上ると広い空間に出ます。

男湯の入口があります。
そして、左奥に女湯の入口がありました。
左手には、休憩スペースの広間が用意されています。

階段を上りきったところで靴を脱ぎますので、館内は素足で過ごします。
温泉は岩風呂風で、洗い場が2ヶ所に区切られていて思ったよりは広くはありませんでした。
露天風呂へ導くような階段からの冷たい風に誘われ、石段を上って行った先に露天風呂がありました。
外は吹雪なのか、雪が舞い湯に浸からずにはいられませんでした。
なかなか面白い造りの温泉でしたね。
次は夕食です。

1階の「ビア グリル キャニオン」にやってきました。
お店の情報は調査済みでしたが、実際に入ってみるとイメージとは全く違うものでした。

広い空間にゆったりと席が配されています。
時間はすでに18時を過ぎているので客は少なく、そのせいか、より広く感じました。
セットメニューのサラダとスープが運ばれます。

オリジナルなのか、ドレッシングが美味しいですね。
料理に期待が膨らみます。
層雲峡渓谷ハンバーグがきました。

写真ではわかりにくいですが、ぶ厚いハンバーグです。
こんがり揚がったスライスニンニクが味を引き立てています。
想像以上に美味しかったですが、ジューシーさはそうでもなかったですね。
そしてもう一品はカニと温泉卵のスパゲティです。

カニの足がたっぷり入っています。
ただし、身はほとんど入っていないので目で楽しむものかもしれませんが、カニスプーンがついてきていたのでほじくって食べつくします。
パスタの味は、美味しくて量が多いかなと思いましたが、意外にペロリと食べてしまいました。
次はピザを食べてみたくなりましたね。
たぶん美味しいのではないかと想像します。

レストランを出た右には、ジャンプの高梨沙羅選手のコーナーがあります。
時間がある時にじっくり見てみます。
層雲峡温泉は、久しぶりに来てみるとすっかり変わっていましたね。
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