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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

秀和 BIG LEISURE 75SDL

ジギングのクーラーボックスですが、これまでは格安のクーラーボックスに不満はありませんでした。
しかし、前回の様な気温が高くて陽射しが強い時には、はたしてクーラーボックスとして役に立っているのか疑問を持ちました。

ジギングのクーラーボックスは、大型なのでより多くの氷を持っていくのがベストでしょうが、できれば最低限の氷の量で済ませたいものです。
現在使用しているクーラーボックスは蓋の部分の強度に不安があり、片手で押しただけで簡単にへこみます。
何か好いクーラーボックスはないかと考え始めたのは今回が初めてではなく、昨年から考えていました。

ダイワやシマノの釣具メーカーのものは重量的に難があります。
軽いクーラーボックスに慣れてしまっているので、これ以上重くなるのはいただけません。
かといって、軽めな外国製のイグル―とかコールマンでは造りが雑過ぎて密閉性に難があります。
これら外国製の最大のネックは、高さがあり過ぎるし、長さが足りないことでした。

調べているうちに、ジギングのクーラーとして絶大な信頼性の高いクーラーがあることを知りました。
㈱秀和の「ビッグレジャー」シリーズのクーラーボックスです。
元々は、マミヤOPという年配の方ならご存知の釣り具メーカーが製造していたそうですが、現在はこのメーカーが引き継いでいるそうです。
このメーカーの何がいいのか?は、これからお話しするとして、考え抜いた末に購入しました。

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こんな形で届きます。
長さが1m弱あるので、とにかく大きいです。
しかし、これまで使っていた伸和の76Lとほとんど同じ大きさです。

荷物を受け取って驚いたのは、その重量でした。
量ってみると7kgを少し超える位と、軽いと思っていた伸和よりも1kgほど軽かったのでした。

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箱の横には、ウレタン断熱についての説明も書かれています。

箱から出すと、ビニールに包まれていました。

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これが本体ですね。
白ではない、グレーっぽいくすんだ色の蓋部分です。
そして華やかではない青系の地味な、あえて言うなら汚れが目立たない色です。
底は、しっかりゴムが入っていて滑りにくくなっていました。

中を見てみましょう。

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蓋を抑える紐が左右に2本ありまして、これがまたクラシカルというか昭和の部品です。
内部には僅かな段差があるので、ピッタリの入れ物を探せば物入れも使えそうです。

このメーカーの人気の一つに、交換パーツが販売されていることです。

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たとえば、このステンレスの留め金ですね。
蓋の部分のパッキン、更には蓋まで簡単に入手できます。

届いて蓋を開けようとした時、ぴったり閉じていてすぐには開きませんでした。
このクーラーの人気の一つには、密閉性がいいことです。

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中が冷えると開きにくくなるので、写真の右にある部分に空気圧の調整弁がついているのです。

クーラーボックスに座ってみると、その硬さに驚きました。
いいウレタンのクーラーボックスは、叩いてみると好さがわかるといいます。
確かに硬いです。
ウレタンが、隙間なく全ての部分に入っているようです。
残念ながら、この密閉性を保持するためにちょい開き扉などなく、開閉はバックルを3つも動かさねばなりません。
保冷のためには、できるだけ開閉しないことが大切なのでいたしかたないことです。

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大型のサイドハンドルも付いています。
ただ、持ち手が細めなので、中身が多い時は手が痛くなりそうですね。


このクーラーには車輪が付いていません。
オプションで他社のものもありましたが、9千円~というもので、ちょっと手が出ませんでした。
工夫すれば自作できそうな気もしたので、ゆっくり考えてみようと思っています。

実はこのクーラーボックスは、震災の時に自衛隊の宿営地に山積みしてあったそうで、自衛隊御用達の実績あるものであることを知りました。
価格は、ネットで買うと5千円ほど安くなりましたが、大手釣り具メーカーのものよりは2万円くらい安いでしょうか。

次回からの釣行で、その実力をみてみましょう。







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渋い日もある・・・ブリ

今回は、オフショアジギング初体験の釣り仲間を誘っていましたので、普段以上にテンションは上がっていました。
何日も前から天気や波の状態を気にしていましたが、当日が近づくにつれて釣りができそうだと確信していました。
しかし、気温の予報が悩ましいのです。
紋別にしては高く、30℃という気温は海上だと照り返しが強いので、風がなければ反対に暑いでしょう。


ということで、前日の夕方に現地到着です。

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火力発電所に映える夕暮れが迫る中、蚊の存在を気にしつつ前夜祭です。

この時間の気温予報が29℃となっていましたが、海が近いせいか風が心地好くてさほど暑くはありませんでした。
本州からの連泊キャンパーが多いのですが、みなさん意外に早寝でしたね。
私たちも、21時前には寝たと思います。




翌朝、目覚めたのは2時半でした。
出航は4時なので、もう眠れません。
そのうち、仲間たちも起きたらしく物音が聞こえてきます。
外は、空気がひんやりとして気持ちいいですね。

準備を済ませて船着き場に向いますが、まだ暗くてキャップライトが必要でした。
キャップライトは持ってきていなかったので、鳥目の私にはなかなか大変です。

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全員揃い、準備が済んだところで出航です。
まだ暗いので、夜明けは随分と遅くなってきているようです。
ジグを取り付けようとするも、暗くてリングが見えません。

今回は、初めての方向に向っています。

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何でも、昨日爆発した好ポイントらしいのですが・・・。
期待しない訳にはいきません。

船長とあれこれ話をしながら走っていると、突然船長がシャッターチャンスだよと右斜め前方を指差します。

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ようやく太陽が昇ってきました。

新しい釣り場までは、約30分くらいでしょうか?
ようやく到着して、さっそくジグを投入します。
しかし・・・・・青物からの応答はありません。
時々、フグが姿を見せる程度です。

しばらくして、プレッシャーに耐えられなくなった船長が移動を決意します。
この移動は、あとから失敗だったと聞きましたが、まあ仕方がないでしょうね。

次のポイントに移動しても、どうにも青物は現れません。

そして何ヵ所目かのポイントで、ようやく船上初の青物が私にヒット!

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6時27分でした。
明快なヒットに青物を確信し、カメラのスイッチを入れます。
しかし、この魚はこれまでにない重量感が伝わってきます。
時々、ジリジリとドラグも利いています。
前回ほどではないにしても、これまででトップクラスの強い引きでした。

2分近くを要して、ようやく姿が現れました。

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リーダーが入って、その後は難なく船長のタモに入りました。

魚体は84cm・6.4kgのブリでした。

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特に、お腹周りが太くてコロコロした美しい魚体です。
翌日食べてみましたが、これまで釣ったブリの中では一番美味しい魚でした。

次のヒットは友人でした。
さすがですね、私か彼かどっちが先でもなく、いつも争っているかのようでもあります。

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私は釣った魚を袋に入れていたところでしたが、カメラのスイッチはすぐに入れます。
カメラは帽子に付けられているので、なるべくファイト中の友人から顔をずらさないようにします。

別のデジカメでダブルで撮影しながら近づくと、丁度魚が見えたところです。

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すぐに船長がタモ入れをして、ネットインしました。

7時半には、再び友人にヒットします。
やりますね。

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背中合わせの人とマツったようですが、全く問題なくネットインします。

この日は、朝から太陽が雲に隠れることなく陽射しが照りつけていました。
水分は多めに補給して、早い時間帯に一度だけ船酔い気味になりましたが、船首で数分休憩するとすうっと嘘のように気分が好くなりました。
不思議ですねえ、今シーズンはこのパターンで一度も吐いていません。

さて、ジギング初体験の釣り仲間ですが、ジャークが形になってきています。
もうそろそろ釣れてもいい頃かなと、思っていたところにヒット!
タモを持って駆け付ける船長・・・。
カメラの準備万端な私・・。
友人もリールを早巻き上げして、その瞬間を待ちます。
結構重そうですが・・・。

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うーん残念。
船長「あー、フグだ。まだ重さ足りないんだわ・・」
大きいフグだと、結構な重量感ありますからねえ。

9時少し前です。
久しぶりの青物アタリ・・・。
しっかり合わせてフッキングしました。
一本目と比べると、軽く巻き上げができますね。

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それでも、戦闘機の様に強烈な走りをします。
左に浮きあがってきたので、他の人の仕掛けに絡まないようにやや強引に寄せました。

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65cm・2.5kgでしたが、なかなかいいファイトをしてくれました。

そしてまた、青物らしく魚影は消えてしまいます。

今回の船長は大変でした。
なかなか青物の姿が捉えられず、燃料代がかかってしまいましたね。

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こんな魚影も出ますが、ジグに反応はなし。
青物ではないのかも?

暑さ対策として、日傘も用意していました。

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移動の時が風を受けて一番気持ち好く、汗もすうっと引いていきます。
でも、場所移動すると釣りたい気持ちが勝って、暑さは忘れてジギングに夢中になります。

この後、ついに初体験の仲間にヒットしました。
しかし、フグか青物かの判断がはっきりしないままにカメラのスイッチが遅れてしまいました。

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後でこの時のことを聞いたところ、全く覚えていないとのことでした。
それだけ夢中になって楽しんだのでしょう。

しかしこの時、船長は他の釣り人のタモ入れ中で、私に頼むと声がかかりました。
見ると、すでに魚が海面に見えています。
針はしっかり掛かっているようなので、リーダーを持ってエイッ!

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私のラインにも絡んでいたので、一気に抜き上げます。
動画の切り出しですが、面白い一枚になりました。
深く記憶に残る一本になるかどうか本人しかわかりませんが、釣り好きの彼なら間違いはないでしょう。

残り時間も青物の姿が少なく、これ以上やっても期待できないだろうと11時には沖上がりとなりました。

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釣果が少なくて良いことは、船から荷物を上げる時だけですね。
とても楽でした。


さて、次回はどんな釣りが待っているのでしょうか。

帰りの紋別市内から10分の国道では、気温が34℃近くになっていました。
今後は、こんなに暑いことはないでしょうが・・・。








 
 

念願のブルーベリージャム

先日、仁木町で狩ってきたブルーベリーですが、一番の目的は手作りのジャムです。
手作りジャムは簡単で、誰が作っても美味しいと思います。

仁木町のくだもの公園山田園さん、とても愛想が好くてまた行きたくなります。

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専用の包装紙も作っているんですね。
これが箱に入ったケースの上にかけられています。

収穫してきたブルーベリーです。

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帰って来てから、生で結構食べたので減っています。
持ち帰った時は山盛りだったんですが・・。


さて、ジャム作りです。
ブルーベリーは洗ってから水を切っておきます。
この時の分量は、ブルーベリーが600g・上白糖250g・レモン汁20mlです。

はじめに、ブルーベリーを厚手の鍋で炒めます。

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ブルーベリーだけを入れて他には一切何も入れないので、弱火で焦げないように気をつけます。

しばらくするとブルーベリー自身から水分が出てきます。

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このようになったら、強火にして更に水分を出します。
急速に水分が出てきて沸騰が激しくなるので、焦げないように注意します。
この状態を15~20分続けます。

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火力が強いので、常にかき混ぜています。
アクが出るので、その都度取り除きます。

上白糖を投入して、更に煮込みます。

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砂糖を入れてからもアクは出るので、面倒がらずに取りましょう。

最後に、レモン汁を入れて煮込んで完成です。

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市販品と比べると、濃くて美味しい別物のようなジャムができます。
瓶を煮沸して保存用にも作ることもできますが、面倒なので残りは洗った生のブルーベリーを500gごとの冷凍保存しました。
保存は、洗って水切りしたものなので、次回作る時は冷凍のまま鍋に投入できます。






 
 

魚一心イオン小樽

余市から小樽へ続く道は海水浴客が多いのか、対向車線は混雑気味です。
幸い私たちは札幌方面に向っているので、混雑することなく進みます。

やがて海岸線に出ますが、この暑さのせいで空気はどんより澄んでいません。

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小樽市内入りしましたが、相変わらず観光客は多いです。

特に目的はなかったのですが、イオン小樽にあるスーパービバホームに欲しいものを探しに寄ることにしました。
陽射しを避けて地下駐車場に入りましたが、その熱気たるや・・・。

昼食時間が近づいていたので、混雑する前にと回転寿司に入りました。

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魚一心小樽店ですね。
ざっと価格を見ると、ややお高い印象でした。

人件費がかかっていますよ。

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職人ぽい人たちがネクタイ姿で握っています。

回転寿司にしては価格が高めな理由は、ネタを見て納得します。

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カンパチです。
ネタの厚いこと。

炙り三種もなかなか。

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見た目だけではなく、味もいいようです。
スシローとか魚べいと比べると、ネタが倍以上、いや3倍厚いかもしれません。

少し変わったところで・・・。

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白いいなりです。
なんでも、塩麹なのでこの色なのだそうです。
甘さ替え目でした。

スイーツも迷うくらいありました。

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今回はタルト三種。
ショートケーキのほうがよかったかな。


ビバホームでは目的のものがみつかり、あまりうろつくことなく札樽道へ。

旭川市内に着く頃には、雷と激しい雨に驚かされました。
ちょっと車から出ただけで、ずぶ濡れになるような激しい雨でした。







 
 

仁木町のブルーベリー狩り

余市町の道の駅スペースアップルは、ほぼ満車状態になっています。
奥にも駐車場がありますが、そちらも混雑している様子です。

道の駅の隣は消防署でして、夜中に2度ほど緊急車両の出動で目が覚めました。
蒸し暑い夜だったので窓を開けて寝ていたせいか、物音にたびたび目覚めたのでスッキリとはいきません。

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この日も朝から好く晴れていました。

宇宙の湯の向かいのコンビニに出かけて朝食を用意します。

この日の目的は、隣町の仁木町でブルーベリー狩りをすることです。
仁木町までは10分ほどなのでのんびりです。
朝から気温がどんどん上がっていくのがわかります。


時間になったので出発して、目的の果樹園にナビをしました。
国道から左折して、フルーツ街道と呼ばれる道へ向かいます。

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道の右上に見えている白っぽいものは、すべて果物のビニールハウスです。

坂を上ったフルーツ街道の交差点に目的地がありました。

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調べたとおりの建物を見て確信しました。
この路側帯ですが、車一台分の広さがあり、フルーツ狩りの最盛期にはここに駐車するそうです。

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この日お邪魔したのは、「くだもの公園・山田園」さんです。

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立派な休憩スペースや、身障者用トイレも完備しています。
受付は右側で、ブルーベリー食べ放題料金一人500円を支払うと、持ち帰り用のレジ袋が入った果物カゴが手渡されます。

入口横のサクランボの木の間を下りて行きます。

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この木は、ほとんど時期が終わっているようですね。
プラムの木などもありました。

先を行くのは、この公園の収穫係の方です。

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そういえば、服装は白い服が望ましいと書かれていましたね。
蜂避けでしょうか。
橋を渡った先は全てブルーベリーの木です。

8時半からになっていますが、すでに収穫を終えて帰る客もいました。

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これがブルーベリーの木です。
私のイメージでは、人の背丈よりは小さいと思っていましたが、大きなものは2m以上もあります。

ブルーベリーは7月中旬からというので、まだ始まったばかりですね。

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こぼれんばかりに実がついています。
受付の時に、一粒づつ食べずに沢山頬張ると美味しいです、と教えていただいた通りに食べます。

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粒の大きさはまちまちで、1cmくらいからその倍もあるような大きな粒のものもあります。
また、木によって味も違い、酸味の具合が美味しさの重要なポイントになるようです。

最初のうちは通路側の木ばかりでしたが、慣れてくると密集した木の間にも入り込んで収穫しました。
不思議と、私の大嫌いなクモの巣はありませんでした。
ブルーベリーなんて沢山は食べられないだろうと思っていましたが、これが意外に食べられるんです。
結構食べました。
そして、収穫も十分できました。

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かごには線が引いてあり、ここまで収穫すると1kgとわかるようになっています。
ちなみに、持ち帰り料金は1kgあたり1.500円です。
この日は、二人で2kgちょっと収穫しました。
以前親戚宅で収穫した時に、自分で作ったジャムが美味しくて、今回はたくさんジャムを作るための収穫です。

暑さも忘れて楽しく美味しく収穫できました。

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最後に、受付で持ち帰り分の清算をして終了です。

収穫したブルーベリーは、専用のケースに入れてから箱に入れていただけます。
サクランボは毎年本州の親戚からたくさん送っていただけるので、ブルーベリー狩りって憧れていたんです。

満足しました!







 
 

宇宙の湯?

車を停めていた余市町の道の駅スペースアップルに戻り、これから温泉と食事に出かけます。

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駐車場はさほど混雑しておらず、これなら静かに眠れるかなと入浴準備をします。
温泉は、ここから300mほどと、歩いても十分行ける距離でした。

まだ陽が高くて暑いですが、汗が出るほどではありません。

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スペースシャトルの後姿が見えています。
館内はすでに閉館しているし、翌朝は開館前に出発するのでまたいつか・・。

少し進むと、余市川に橋が架かっています。

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河口が近いので結構な幅があります。
この川にも、もうすぐ鮭が遡上するのでしょう。

橋を渡って間もなく、セブンイレブンの向かいに目的地が見えてきました。
屋上にはスペースシャトルがありますね。

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余市川温泉・宇宙の湯です。
ちょっと変わった名前ですが、この町が宇宙飛行士だった毛利衛さんが育った町であることを思い出すと違和感はないでしょう。
更には、かつてこの地に喜久乃湯という銭湯があり、その創始者が毛利衛さんの祖父だったそうです。
1969年には経営者が代わり、更に1999年に建て替える時に1992年に毛利衛さんが宇宙へ行った偉業を子供たちの夢として目指してもらうためにこの施設が造られたそうです。

この日は暑かったので、温泉を楽しむ余裕はありませんでしたが、茶褐色の温泉らしいお湯でした。
露天風呂も、小さいですがちゃんとあります。

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湯上りの休憩所です。
奥の中央が番台です。

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休憩所の一番奥にあった、人の背丈よりも大きい時計です。
動いてはいませんでした。

湯上り後は、冷たいビールでも飲みましょうか。

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入口から真っ直ぐの階段を昇って2階へ。

2階もクーラーはなく扇風機だけでしたが、扇風機だけで耐えられました。

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何故か、3台もテレビが並んでいます。

グルメサイトで見たメニューを注文して待ちます。
受付では、名物お姉さんが明るい接客をしてくれ、さっそく生ビールが運ばれてきました。
居酒屋だと500円ほどするビールも、ここでは250円くらいだったかな?

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これが人気の、エビのかき揚げ丼です。
丸くまとめられた、厚くて大きなかき揚げが2枚も入っていました。
サクサクで食感が好く、エビと野菜が丁度いい具合ですね。

もう一品は、あんかけチャーハンです。

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こちらも量は多くて、食べ切れるかと思うほどでした。

客層が幅広く、高校生風の若者からお年寄りまでで、この時は外国人の団体さんも入ってきていました。
メニューはかなり豊富で、居酒屋のおつまみのようなメニューも揃っています。
湯上りに軽く一杯のつもりが、おかわりしてしまいました。

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ここを出る頃には薄暗くなっていて、外は涼しくなってきていました。
道路を挟んで、向かいにはセブンイレブンもあります。

再び橋を渡って道の駅に戻りました。






 
 

ニッカ余市工場見学

朝ドラマの影響もあって、一昨年に余市を訪れた時はニッカウヰスキー余市工場を見学しようと試みましたが、閉館時間が迫っていて試飲のみでした。

今回は時間に余裕を持って、ホームページからガイド付きの見学ツアーを申し込みました。
正式名は「ニッカ余市蒸留所」というそうです。

岩見沢でカレーを食べた後、時計を見るとすでに13時過ぎ・・・。
のんびり国道を走っていたのでは間に合わないと考え、岩見沢インターから高速道路にします。

札幌市内中心部を走行中、右前方に飛行船を発見!

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正面の手稲方向に見えましたが、この写真では遠すぎます。

しばらく進むと、飛行船は左へと移動しているらしく、肉眼でもはっきり見えました。

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赤丸部分に写っていましたが、点にしか見えないので切り出します。

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確かに飛行船だとわかりますね。
この飛行船を調べてみると、メットライフ生命の所有する「スヌーピーJ号」とのことでした。
飛行船なので大きさはありますが、パイロットを含め4名しか乗船できないそうです。
各地のイベントで、抽選によって乗船できるチャンスもあるとのことでした。

札樽自動車道に入ると交通量は少なく、快適かつ順調に走ります。
ただ、ナビによる到着予定時間を見る限り、寄り道はできそうにありません。

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小樽市内に入ると急に車の流れが悪くなり、原因はお祭りとわかりました。
ここでやや遅れ気味になりましたが、市内を抜けると再び快調に走ります。

余市町内に入ると、到着予定時間は見学スタートの20分前になっていました。

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ニッカ余市蒸留所の正門が見えました。

車から降りると、この日の気温は30℃近くもあったのでムッとします。

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この正門の受付で、パンフレットとガイド付き見学者用の名札を受け取ります。

暑いけど、見学者はたくさんいました。

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門を抜けると、中はスコットランドです。
テーマパークの様にも見えます。
何度訪れても気持ちの好い広々とした敷地です。

左横に見学ツアー参加者の待合室があります。

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中は冷房が効いていて涼しく、こんなに参加者が多いのかと驚きました。
ここで驚いたことが・・・赤ちゃん連れの親子がいたんですが、その赤ちゃんがうつぶせになって床の上でハイハイしていたのです。
きれいにはしてありますが、だれがどこを歩いてきたかわからない床の上で・・・当然ウンコやバイ菌などふんだんにありますよね。
信じられない親の衛生感覚に驚きますが、地べたに座っている人はよく見かけます。
地べたに平気で座る人たちが親になって子育てをすると、私が見たような現象が普通にあるんですね。

15時半になり、ガイドさんと警備員がやってきました。

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ガイドさんはハンドバッグ式の携帯型スピーカーを持ち、大勢の参加者に声が通るように調整しながらガイドしてくれます。
入口から入ってすぐにある、特徴的な屋根の乾燥棟です。
場内の見学はできませんが、蒸留所のシンボルとなる屋根があり、内部は大きなかまど構造でピートでいぶしながら大麦麦芽(モルト)が作られます。
ピートをいぶした香りをしみ込ませるため、ウイスキー作りにおいての重要な作業をする棟です。

続いては蒸留棟です。

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ここが一番見たかった施設かもしれません。
ポットスチルと呼ばれる単式蒸留器がずらりと並んでいました。
奥から3番目の少し小さいものは、創立当時に使用していたものだそうです。
〆縄は竹鶴政孝の実家が造り酒屋だったので、その風習を取り入れたそうです。

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近くで見ると、結構な大きさです。
今も使われており、石炭で直火蒸留するのは難しいので、世界でも珍しい伝統製法とのことです。

気温が高いので、建物の中は涼しくても外を移動するときは大変です。

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糖化棟は外観のみの説明見学で、発酵棟の中に入りました。

建物の中はガラスで仕切られています。

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ここは発酵タンクが並んでいて、糖化液がここでアルコール度数7~8%になるまで発酵させます。

出来上がると、ここから地下パイプを経由してポットスチルの棟へ送ります。

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このパイプは、蒸留棟から発酵棟へ送るためのものです。

次は、旧竹鶴邸です。

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洋館の入口に、大きな灯篭があるというのも面白いですね。

ツアーでは外観のみの見学でしたが、帰り際に寄ってみました。

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一見洋風な造りではありますが、左に写っている引き戸がいかにも和風です。
この建物は、入口のみ見学可能でした。

続いて貯蔵庫です。

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ここは1号貯蔵庫で、創立当時のままに保存されています。
外壁は石造り、床は土のままで一年中温度変化が少なくなるように工夫されています。

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保存は樽を使いますが、20年で半分ほども蒸発してしまうそうです。
このことをエンジェルシェアといい、天使の分け前と言って朝ドラマでも解説していました。
現在ここは開放されているので、樽の中は空だそうです。

次はウイスキー博物館です。

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ウイスキー貯蔵庫を改装し、ウイスキー館とニッカ館二つの博物館にしたものです。

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館内では、ウイスキーについての歴史や製造工程の説明がされました。

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一番奥には有料の試飲コーナーがあり、専門のバーテンダーがウイスキーを用意してくれます。

続いてニッカ館に移動して、ここでは竹鶴政孝とリタの物語や、スコットランドで学んだときの資料などが展示されています。
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驚いたのが、第一号ウイスキーの展示です。
栓はしてありますが、僅かずつ蒸発しているそうです。
どんな味なのでしょうか?

中には、竹鶴政孝が仕留めたという熊の敷物までありました。

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テレビドラマで使われた衣装なども展示されています。

ニッカ館を出て、最後に試飲会場に移動しました。

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会場は、外国人の観光客で混雑していました。
ガイドさんの案内もここまでで、試飲時間20分ですが冷房の効いた館内で一休みです。

アルコール3種にソフトドリンクがそれぞれ一杯ずつ楽しめるそうです。

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アルコールはスーパーニッカ、竹鶴、アップルワインです。
私は、いつも飲んでいる竹鶴が好みですね。

気が付くと、売店は17時までなので10分ほどしかありません。
といっても、以前来た時にも特に欲しいものもなかったのですが・・。

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売店から見た試飲会場のあった建物。
左がレストラン。
レストランは16時までと、夕食は楽しめません。

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来た道を、のんびりと引き返します。

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日本にいる気がしないほどの異空間を楽しみ、気が付くと見学者も僅かになっているようです。

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正門前に到着しました。
警備員の方に記念写真を撮っていただいている見学者もいます。

すでに受付には誰もいませんでした。
少しだけ気温が下がり始め、幾分風が涼しく感じました。







 
 

ボンベイブルー再訪

岩見沢市のボンベイブルーです。
前回は春だったでしょうか。
機会があれば必ず食べに行くと決めていた、インド人?経営の本格的カレーのお店です。


今回ようやく巡ってきたチャンスでしたが、気温が30℃にも達するというカレーを食べるには過酷な気温となってしまいました。

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岩見沢市も同様に暑く、車から降りると一際それが実感できます。

店内は女性客が多く、一段高い明るい席に案内されました。

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この写真の席には4人の女性客がいましたが、私たちの料理が来る前に帰りました。
中にたばこを吸う女性がいたので、たまにその煙が鼻をついて食べる時には吸わないでほしいと願っていたのでラッキー。

店内は冷房が利いていませんでしたが、私の後方から扇風機のやや強い風がスイングしていたので暑さはそれほどでもありませんでした。
前回同様に丁寧な日本語での接客がされ、注文をして待つ間にラッシーが運ばれて来ました。

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ここのラッシーは、私が知る限りでは最高のラッシーです。
とにかく濃いのです。
氷をかき混ぜて冷やしても、どろりとするほど濃くて美味しい。
カルピスを濃くした感じと申しましょうか、絶品ラッシーです。

前回は食べなかったスープカレーです。

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鶏足が2本入っています。
他にも野菜がたっぷりで、量的には多いくらいでした。
辛さは、後から辛くも辛さをとることもできるそうです。
意外にシンプルで、予想していた辛さではなかったですね。

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ナンは大きく、間違いなく美味しいです。
ご飯はチャーハンの様な感じで、おにぎり状になっています。
サラダのドレッシングは量が多すぎですね。

もう一品は選べるカレーコンビ。

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沢山のカレーの中から2種類楽しめます。
私は、野菜カレーの中からミックスベジタブルカレーと、チキンカレーからチキンカライです。
中辛で注文したので、スープカレーよりは刺激的です。
どちらも、具だくさんの深い味わいで美味しかったです。

ナンは40cmくらいはありますね。
結局食べ切れなくて、このお店のシステムでお持ち帰りとなりました。
持ち帰りには、袋を密閉してからレジバックに入れて渡してくれます。

私たちの顔を覚えていてくれたのも、ちょっぴりうれしかったですね。
まだまだ沢山の、カレー以外の料理もあるようです。






 
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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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