釣れる可能性が高いのは留萌港で、次は網走港、もっとも釣れる確率が低いのが紋別港でした。
しかし、留萌港は猛吹雪の天気予報だし、網走港は第4埠頭が閉鎖になってしまいました。
釣れない確率が一番高い港なので、そんなときのためにとチカ釣りの準備もしてから出発です。
早朝、ベストポイントでニシンを狙って頑張りましたが、釣れても小ニシンとキュウリとチカだけで、アザラシまで現れるともう駄目です。
しかも、予報にはなかった冷たい風が指先を痛いくらいに凍てつかせます。

火力発電所が稼働していますね。
陽が昇った頃には、釣り場を離れていました。
道の駅に寄って、休憩します。

ここも温かい水が出るので、この時期は有難いですね。
落ち着いたところでチカが釣れている港に移動して、チカ釣りの様子を見ながら朝食です。
しかし、あまり竿の動きがありません。
後から聞いた話では、この後から釣れ始めたそうです。
食後、近くの釣具店でアミアミアミーゴを買います。
混んでいて人気の場所は満杯です。
ようやく見つけた端の方で竿のセットをしました。

紋別にしては雪が積もっていて、除雪をしてからオキアミをセットします。
あまり期待せずに仕掛けを投入しましたが・・・。

すぐに竿先が暴れ、チカが姿を現しました。

雪の上だと、魚の写真もきれいに撮れますね。
釣れていると聞いていたので、使い古しの仕掛けで十分とは思いましたが、全く問題なく釣れます。
この日はずうっと風が吹いていましたが、太陽が出ていたので温かく感じました。
気温はプラスの4℃程だったと思います。
時には大きな群れが通ったのか、鈴なりに釣れることもあります。

コマセ用のスプーンを忘れたので、撒き餌が出来ませんが問題なく釣れます。
気付いた時には、私たちが一番端だったのにその先にも20人ほどが並んで釣りをしていました。
隣の方が面白いおじいちゃんで、どう言う訳かカレイの船竿でチカ釣りをしていて、硬い竿なのでアタリがわからないと言います。
私たちがもう3桁釣れたかな?などと話していた頃、おじいちゃんの仲間がバケツの中を見て「なんだおい!まだ2匹しか釣ってないんでないか・・・」と笑いながら驚いていました。
仕掛もオキアミが付きにくいものだったようです。
そのおじいちゃんは、目標を10匹にと話していましたが、どうだったのでしょう?
お昼になったので、切りの好い所で納竿としました。

150匹以上は釣れていると思います。
サイズも良かったので、結構な重さでした。
今年はこれが最後になってしまうのかわかりませんが、ニシン釣りたいですねえ。
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