道の駅に車中泊となりましたが、夕食を終えて車に戻ってみても依然激混み状態でした。
空きスペースを探してウロウロしている車が走っているほどで、夕方に車を停めておいたのは正解でした。
寝る頃になって、周りで車の動きだす音が時々聞こえていましたが、運転の疲れもあって眠ってしまったようです。
気付いたときは、外がすっかり明るくなっていました。
外を見て・・・・・驚きました。

駐車場には、私たちの他には1台しか停まっていません。
犬を連れて散歩する人や、朝の運動をしている人が時々見られただけでした。
近くのコンビニで朝食を買ってきました。

朝陽が昇り、予報よりも天気が良くて気分の好い朝でした。
朝ドラマを観てから出発を予定していましたが、少し早起きしたので途中で観ることにします。
同じコンビニに寄り、コーヒーを買って出発です。
ここからしばらく、片側一車線が多くてトンネルもいくつもあります。
豊浦町を通り、最後のトンネルを抜けると下り坂になります。

やがて噴火湾が眼下に見えてきます。
この頃8時を過ぎていたので、テレビの映りが良い駐車スペースを探しました。

長い直線道路の広い駐車帯に車を停めました。
相変わらず天気は好く、テレビも地デジでしっかり観ることができました。
八雲町を過ぎると、海の向こうに駒ヶ岳が見えてきました。

この日はどんよりとした空気で、くっきり見えないのは残念でしたが相変わらずインパクトのある山です。
まだ残雪が多く、風は冷たくて大型連休前だったことに気づかされます。
時間に余裕があったので休憩します。

道の駅YOU・遊・もりです。
ここでは、皆さん意外と行かない見晴らしの良い展望スペースがあります。
入口横の階段を上ると2階に食堂があって、更に上ると屋上に出ることができます。

桜は全く咲いていませんでしたが、駒ケ岳がよく見えました。
桜の時期に来たときは、それは実に美しい景色でした。

この時はまだ、コブシの花がチラホラ咲いているだけでした。
ここは公園になっていて、桜の種類も多いのでもう少しすると花を楽しむことができます。
森町を出発し、大沼を横目に見ながら七飯町を抜けます。
予定時間よりも早く函館入りしたので、市内の大型電気店で実物を見たかったエスプレッソマシンを見ることにしました。
目的は果たした頃、昼食の時間が近づいていました。

途中で五稜郭タワーが見えました。
こちらは午後からのお楽しみ・・。
この日の昼食は、次に函館市内に来る機会があれば是非にと考えていたレストランでした。
お店は、ナビで簡単にみつけることができました。

住宅街の一角の、レストランにはとても見えない古民家レストラン狸穴(まみあな)茶房でした。
意識せずには見つけることができそうにない、なかなかの風情があります。

玄関で靴を脱いで、庭が見える縁側の席に案内されました。

縁側には二人掛けの席が3つありまして、ここが一番明るくていい席のような気がしました。
店内に入った瞬間から、時間がゆっくり進むような印象で、それはこの店の接客にもあるようです。

奥の部屋にも席は用意されていて、この他にも別な部屋が見えました。
ランチメニューの説明があり、私たちはそれぞれの好みを注文します。

折り鶴の箸置きと楊枝入れ、こちらも心がこもっているようできれいですね。
料理を待つ間、飲物を先にとコーヒーとオレンジジュースを頼みましたが、料理は思ったよりも早く運ばれてきました。
箱に入って運ばれてきて、ふたを開けると美しい料理が現れました。

きのこのスパニッシュオムレツ、ブロッコリーのペペロンオイル煮、鶏肉トマトソース煮、ヒトビロフリッター、パブリカグリル、チカオリーブ包みフライ、菜の花のトマトオイル和え物、白カブコンソメ煮です。
ごはんかパスタを選べますが、ご飯にはハヤシライスが別添えで付き、パスタはアスパラとトマトソース味に自家製パンが付きました。
どれも美味しくて、少なく見えましたが私たちには十分な量でした。
満足していたところに、デザートが運ばれてきました。

プリンとシフォンケーキのセットで、意外に量が多いです。

本格的なコーヒーメーカーで入れた味のコーヒーを、もう一杯サービスしていただけました。
オレンジジュースを飲んでいたKさんにもコーヒーが運ばれました。
この量と質で千円ランチは安すぎます。
気が付いた時には、予定時間をはるかに超えた有意義な昼食となっていました。
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