アキアジシーズンは、早くも終盤ですね。
今シーズンは長いこと「釣れない」「いない」しか聞えてこない印象でした。
昨年は僅か一度きりのアキアジ釣行だったので、今シーズンは今回で3回目と多く感じます。
前回は雨降る中の厳しい釣行だったので、今回は晴れの予報にホッとしていました。
夜明けは日々遅くなってきてはいましたが、土曜日なので早い時間からポイントに向かいます。
やや波がありますが、釣りに影響はなさそうです。
しかし、干潮だったのでタモ入れは難しそうです。
次第に釣り人が増えはじめ、早くからルミカを付けて頑張っている人たちもいました。

水平線と雲の間が赤くなりはじめ、ウキがはっきり見えるようになってからキャスト開始です。
すると、いきなりアタリが出ました。
エサ取りだとわかっていたので合わせずにリーリングしますが、手応えからして針掛かりしてしまったようです。
根魚かと思いましたが、見えた魚は氷下魚でした。
サイズは20cmくらいで、コマイは食べないのでリリースです。
Kさんにもエサ取りが釣れたようですが、ロッドの曲がり方が違っていました。
アキアジではないようですが、結構強く引いています。

カジカでした。
これもリリースですね。
その後、先ほどよりもいくらかサイズアップした氷下魚が釣れて外道のアタリは消えました。
この日も、前回同様朝はほとんど釣れておらず、僅か数本レベルでした。
釣れないので朝ごはんを食べていると、隣の方にヒットしました。
お隣さんはタモ入れ時に外側に針が引っ掛かってしまい、何と!素手でアキアジを鷲掴みという豪快な取り込みを見せてくれました。
隣で一本釣れたので、やや期待していた7時半過ぎでした。
いきなりだらっと重くなるという、面白みのないアタリでのヒットでした。

危惧していたタモ入れは意外にすんなり成功しました。
血の写っている写真なので、白黒にしました。
縦縞が現れたオスでした。
この日は釣れたほとんどが型の小さいものばかりで、アキアジ釣りも終盤なのだと判断できます。
釣り人の数が多いせいもありますが、前回よりも釣れている印象です。

しかし、天気はいいのですが、向かい風が強くなり波を被り始めます。
潮が満ちてくるので、この状態は悪化するばかりでした。
風裏に空きができたので移動しましたが、アタリが一度あっただけでした。
粘っていれば釣れる可能性もありましたが、一本で満足してお昼には納竿としました。

このくらいの波なら、ブッコミはいけそうですね。
竿は、ずらりと遠くまで並んでいました。
青空が広がる最高の天気ではありましたが、内陸でも風は強くなる一方でした。

農業は収穫時期の繁忙期ではありますが、釣り場にも繁忙期の農家の方がいらしていました。
みなさん、なかなかハードな毎日を過ごしているようですが、無理せず御安全に。
幸運にも、今回も辛うじて一本のアキアジを手にすることができました。
アキアジはもう少し通ってみましょうか。
ブリは紋別沖・能取沖ともに終了したようです。
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