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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

日の出公園オートキャンプ場

食後は中富良野町でキャンプ食材を買い揃えて、そこから5分ほどで上富良野町内の日の出公園オートキャンプ場に向かいました。

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センターハウスの右手にこんもりとした林が見えますが、この丘が冬はスキー場、今の時期は花畑になっています。

右側のフリーサイトは、すでにたくさんのライダーたちの小さなテントが立てられています。
もちろんキャンピングカーや普通車もありましたが、ほとんどはライダーでした。

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左側もフリーサイトのようでしたが、車中泊らしきキャンピングカーが数台あるだけです。
そこから100mほど奥に整備されたカーサイトが20台分ほどあり、キャンピングカー専用のサイトは僅か5台分でした。

私たちは共同の洗い場で十分なので、テントの横に車を乗り入れできるカーサイトにしました。

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さっそくリビングシェルを設営します。
今回はテキパキと短時間で設営できました。
このスクリーンテントは、大きさの割に一人でも設営撤収が容易なのがいいですね。

共同の洗い場は近くにありましたが、何と!このサイトには各自に流し台が設置されていました。
後で確認してみると、私の見落としだと判明しました。

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タオルなどを掛けておくバーもあって、蛇口は左右に動くだけでしたがすぐ横で使えるので便利です。
丸い缶は生ごみ用です。

今回気が付いた、リビングシェルに追加してほしい部分です。

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網戸だけにしたときに、巻き上げたテントを止めておく紐があると便利なのですが・・・。
応急処置は、洗濯ばさみを利用しました。
洗濯ばさみは、積んでおくと何かと便利ですよね。

ひととおり準備が済んで、場内の散策に出かけます。

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右が炊事棟、左がトイレです。
このトイレは、今時?という印象の大が和式一つだけでした。
洋式トイレは女性用も同様で設置されておらず、身障者用に一カ所あるだけです。
ただし、センターハウスは全て様式のウオッシュレット付きでした。

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広くて使いやすそうな炊事場ですね。
ただ、この日はカーサイトの利用者だけだったので、使っている人はいませんでした。

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炊事棟の前には、広いフリースペースがありました。
ここはフリーゾーンで、テントを張ることはできないようです

そう言えば、受付時に焚火台を使っての焚火は禁止とのことで、たくさん持参した薪は持ち帰ることになってしまいました。
サイトには立木もあったので、確かに焚火の火の粉が燃え移ったら大変ですね。

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サイトと丘の間には小川が流れていました。
せせらぎゾーンと呼ぶそうです。
この水は湧水を利用しているそうです。

管理棟の裏に、丘に登るための遊歩道がありました。

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木の階段がありますが、奥行きがあって高いので歩きにくいです。
道端には小さな花が可憐に咲いていました。

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可愛くて奇麗ですね。
山登りではないですが、久しぶりに坂道を歩きました。

途中にはアスレチックのタイヤや綱がありましたが、クモの巣が張っていて近づけません。
次第に周りがよく見え始め、思ったよりも近くに頂上がありました。

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頂上にある展望所です。
もちろん車でも来られ、駐車場もトイレもありました。

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少しですが、花も咲いていました。

展望台に上ってみました。

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1階は窓から眺められ、寒い時でものんびりとできますね。
ただ、窓際には明りに集まってきた虫たちが、たくさんテーブルや椅子の上に落ちていました。

3階部分となる屋上は、見晴らしが最高です。

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ここは上富良野八景のひとつで、愛の鐘があります。
みなさんここで鐘を鳴らしていきますね。
あと半月もすると、花で一杯になっていることでしょう。

お腹が空いてきたので下山します。

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ここが山頂付近の下山口です。



帰ってみると、個別カーサイトにもキャンパーが増えていました。

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キャンピングカーで来ている、中国語で話している親子もいました。
この時期、老夫婦らしき方々が多く、リタイヤされてのんびり旅行されているのでしょう。

食事の準備をしながら、軽く一杯楽しむことにしました。

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小樽の道民還元ワインの赤をいただきました。
こちらは香りが良かったのですが、ちょっと甘過ぎでした。
日本酒は新潟の鶴亀です。
純米らしく米の香りが爽やかでありつつ、深い味わいも楽しめました。

同時進行で、炭火の用意も進めます。

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この厚手のアルミホイルが発売されてから、片付けの手間が全くと言ってよいほどなくなりましたね。
久しぶりだったので、火熾しに入れずに間違ってコンロに直接炭を入れてしまいましたが・・・。

炭を熾し安定すると、テント内のテーブルに移動します。
外は寒いので、私たちは毎回スクリーンテント内で炭焼きコンロを使います。
リビングシェルには、すでに焼肉の匂いが染みついているかもしれません。

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シンプルに塩コショウのみで、肉と野菜の味を楽しみます。
というよりもタレの準備は面倒だし、これで十分美味しいですからね。

焼きマシュマロなるものを、今回初体験しました。
香ばしい外側とは違って、中はトロトロフワフワが癖になりました。
マシュマロ食べ過ぎでした。

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次第に外は暗くなり始めますが、夏至を過ぎたばかりなのでまだまだ明るいですね。

あまり飲み過ぎると温泉に行けなくなってしまうので、お酒はほどほどに楽しみました。
静かで、この時期にしては涼しくて気持ちの好い夜を迎えようとしていました。






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レストランあぜ道より道

カレイは釣れ続けていますが、ブリはまだ北上していません。
魚釣りは一休みして、久しぶりにキャンプでも行こうかということになりました。

候補地としては、三石や留萌から稚内方面なども考えましたが、もう少し近いところがいいと思いました。
数年前に立ち寄った上富良野の日の出公園なら花が咲いているし、近くに温泉もあるからと即決しました。


焚火台があったので、薪を調達してから富良野方面へと向かいました。

美瑛町市街地を抜けると、雨に弱い丘陵地帯があります。

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ここはいつも、こんな風に大雨などの被害が出やすいですね。
この上は斜面の畑があるので、大雨には毎回土が流されています。

上富良野町に入って、お昼が近くなりました。
自衛隊を通り越してから左折します。
4kmほど畑の中を走ると、畑の真ん中に目指すレストランがありました。

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「ファームレストランあぜ道より道」です。
駐車場を挟んで店舗の向かい側には、小さなバンガローが5棟ほどありました。

平日の正午前なので、相席でしたが何とか並ばずに座れました。

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入口で靴を脱いで、スリッパに履き替えます。
この右に調理場があるようです。

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有名人らしき色紙も飾られていましたが、誰なのかはほとんどわかりませんでした。

注文して待っている間、次々に客が入ってきます。
噂通りの人気店ですが、親子二人でやっているらしく2階の料理が出来上がると番号を呼んでいます。
呼ばれると、席番号の客が料理を取りに来るというセルフサービスのようです。

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2階の席数は不明ですが、それほど多くはなさそうですね。

最近はSNSなどで拡散されるので、こんな場所でもどんどん客が入るんですね。
随分昔、ウトロの丘の畑の真ん中に「おやおや」といううどん屋さんがあったことを想い出しました。

それほど待たされずに、料理が運ばれてきました。
1階はセルフではないようです。

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これはベーコンカレーです。
野菜もルウもたっぷりです。
サラダには多すぎるくらいのドレッシングがかけられていて、こちらもなかなか美味しかったです。
カレーはボンカレーのような風味を美味しくしたような味で、これも好きな味ですね。
具には摘果メロンやズッキーニなども入っています。

ナンカレーもあります。

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基本の野菜カレーのご飯がナンになっただけのものです。
ナンはネパール系の本格的なものには程遠いですが、雰囲気を味わうには辛うじて良さそうです。
ルウは、ベーコンカレーと全く同じでした。

他にもポトフが名物らしく、スパゲティも人気のようです。

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帰る頃には、外にも待つ客が増えていました。

富良野市内の「ふらのや」か「唯我独尊」のカレーを考えていましたが、ふらのやは前回寄っているし、唯我独尊は定休日だったのでここにしました。
結果的には、好みの店が見つかって良かったと思います。






 
 

能取沖ジギング

今年は、予想に反してブリの北上が遅れているそうです。
それでも、シーズンスケジュールの貸切船は、もっと魅力的な魚を求めて出港とのことでした。
私にとってのブリよりも魅力的な魚とは、マダラにホッケなのでした。
マダラはこの時期が一番美味しいというし、ホッケも小ぶりながらも脂がのっているとのことでした。


出港の日が近づくにつれて、海は荒れていました。
私たちの出港する翌日であれば波もなくなるのですが、この日は出港できるかどうかという厳しいレベルでした。

前日からの出発でしたが、風が強かったので高規格道路は避けて国道を走りました。

久しぶりの北見峠なので、懐かしい気分で寄り道をしました。

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建物の横にある白いものは雪でした。
先日降った雪が、まだ融けずに残っていたのです。
この建物も、懐かしいですね。
軽食喫茶的な店や売店があったんですが、高規格道路開通で閉店して随分経っています。

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ローリング族のような連中が残したタイヤ痕ですね。
ほとんど車が走っていない夜中に暴走しているのでしょうか?

峠を越えると風は止んでいたので、高規格道路に向かいました。

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道の駅白滝は、高規格道路のパーキングエリアが道の駅になったものです。

中にある売店に入ると、何と!6月も中旬というのに暖房が入っていました。
手作りパンとそば茶をレジに持っていくと、それだけで530円というので驚きました。

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このパンです。
フランスパンのように少し硬いけれど、大きくもなく150円位かと思っていました。

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値段を見ていませんでした。
トルテユ・フリュイという天然酵母のパンだったんですね。
あまり食べたことのない味だったので、これはこれで良かったかなと・・・。



網走には夕方に到着し、いつもの網走湖荘の日帰り温泉に入りました。

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日帰り用の駐車場が整地されて、車止めも設置されていました。
湖がよく見えて、平らになったことで駐車しやすくなりましたね。
ただ、この駐車場までは相変わらずデコボコ道でした。


夕食を兼ねて、友人と車中泊の飲み会も楽しみました。
久しぶりだったので、ついつい飲み過ぎてしまいました。





翌朝は何と!3時起きです。
それでも港に着いた時には明るくなっていました。

波は残っているようでしたが、次第に弱まるとのことで出港です。

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大きな船だしベテランの船頭さんなので安心でしたが、ブリが釣れる確率はほとんどゼロでした。
昨年も普通のジグでタラが釣れたので、ホッケ用に小さ目のスロー系ジグも使うことにしました。

港の出口ではかなり揺れました。
さらに、外海に出ても上下差が3~4m以上ありそうなくらい大変でした。

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先に出ていた船がうねりで見え隠れするほど揺れました。
それでも、ウキウキしながら40~60mの海底にジグを落します。

ホッケは底から20mくらいでも反応してきて、大きくはありませんがまあまあ引いてくれます。
タラは底からすぐに反応する場合が多く、重量感はなかなかのものでした。

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45cmから最大でも71cmでしたが、シンプルな塩焼きで食べてみたところ身がしまっていて意外に脂ものっていました。
確かに、こんなタラは初めて食べた気がします。
腹の中には、小さなたらこが成長過程でした。

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タラは、釣り上げた瞬間に食べたばかりの小魚を吐き出します。
オオナゴでしょうか?
この魚を船の外に捨てたくても、どうにもその気が起きなかったのは船酔いの始まりだったのでしょう。

私は普通のホッケばかりでしたが、Kさんがメガホッケを釣ってくれました。

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50cmを軽く超える巨大なホッケは、見えた瞬間にそれだとわかりました。
釣れたうれしさよりも、こんな大きなホッケはどんな味なのか?
食べる楽しみの方が大きかったのかもしれません。

私のジグはタラが多く、Kさんはホッケがたくさん釣れました。
この日は、船釣り初挑戦という同乗者が80cmオーバーのオヒョウを釣っていましたね。
どんな味なのでしょうか?

しかし、開始から数時間後には体調に異変が・・・・・。
すぐにトイレに駆け込み、昨夜からの胃の内容物を船酔い薬とともに体内から出してしまいました。
これは痛い・・・一度出してしまうと、もう船酔いの薬は飲むことができなくなってしまいます。
座薬の薬でもあれば何とかなりますが。

それでも、しばらくは体力が残っていたので釣り続けました。
もちろん時々トイレに駆け込みました。

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この船は知床沖のアキアジ船でもあるので、船底には10人は寝泊まりできる広い部屋もありました。
ここで横になっていると、胸のむかつきはすぐに消えてしまいます。

休んで再び釣りをするを数回繰り返しましたが、最後にタラ釣り場の深場で何投目かでヒットした71cmのタラがダメージとなりました。
見えたタラは私にとっては大きく、仲間がタモで掬ってくれました。
その大きさとうれしさではありましたが、ナイフで血抜き直後に倒れこむようにトイレにまっしぐらでした。

これがこの日最後の釣りとなり、何度か起きてみましたが釣りをする気にはなれず、寝ている分には心地良かったのでウトウトして過ごしました。
どこからともなく、船頭さんの「帰るかい?」の声が聴こえました。
この船にしては珍しくお昼上がりでした。
その後、友人が嬉しそうに帰ることを伝えてくれました。
この日は、半数の釣り人が酔っていたそうです。


港に着いて、隣の釣り人から頂いたタラでクーラーは結構な重さになっていました。
友人を陸に上がったからもう大丈夫と昼食に誘いましたが、少し走って胸が悪くなってしまい昼食は中止でした。

結局、Kさんに途中まで運転をしてもらい、後半は何とか運転することができました。

自宅に戻っても吐き気が収まらず、冷蔵してあった座薬の吐き気止めで何とか寝ることができました。




翌日は嘘のように体調は回復していて、昨日の残りの魚をさばき処理しました。
帰りがけに数軒に寄って、魚を貰っていただいていたのでいくらか楽に処理できました。

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この奥にももう一つ網があります。
扇風機で強制的に乾燥させました。
今回はタラが15匹、ホッケが29匹と、シマゾイと青ゾイで、そのうちタラを7匹程とニシンを一匹頂いておりました。


僅か一日で2kgも体重が落ちました。
船酔い恐るべしですが、全く懲りていないので早くも次を楽しみにしております。








 
 

マガレイ爆釣!

前回のオホーツクマガレイ船釣りでは、型の好いカレイがクーラーほぼ満タンで満足となりました。
しかし、自宅に戻ってからの魚の処理に苦労し、もう今年はカレイ釣りはいいかなと思っていました。
釣れている期間も短く、すぐにブリシーズンかと予想していましたが、マガレイは未だに釣れ続けているばかりでなく、型も釣果も倍増しているそうです。

あと一回くらい行ってもいいんじゃない、型のいいものだけキープすれば前回のような苦労はないと考えたのでありました。
ということで予約を入れてみると、日曜日までは満員とのことで何とか月曜日に乗ることになりました。


前日は、気になっていたニシン釣り場を覗いてみました。

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釣り場は半分ほど埋まっていて、日曜日の16時過ぎだったので時々釣れる程度でした。

こんにちはーと挨拶をすると、見たことのある人が釣っていました。
もんゆうさんとの再会でした。
さっそく竿を出してみると、すぐにヒットしますが取り込み時に落下・・・。

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釣れているのは、すぐ目の前でした。
Kさんが3本まとめて釣り上げ、なかなかいいスタートです。

もんゆうさんから、帰りがけに釣ったニシンをプレゼントしていただきました。
ありがとうございました。

型は小さいですが、マガレイも釣れました。
陽が傾けばもう少し釣れるかと思いましたが、釣れなくなってしまい終了しました。

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ほとんどが数の子入りでしたね。
特に一番下のニシンの腹はすごいですよ。
これはモンユウさんに頂いたニシンの中の一本です。
まあまあ楽しむことができました。





さて翌日です。

4時の目覚ましで起きると、丁度朝日が昇るところでした。

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天気は好さそうだし、波もない予報です。

朝の準備を済ませて、船着き場に向かいました。
駐車場は混雑気味で、平日らしからぬ様相からカレイ釣りの活気が伺えますね。

定員12名の船ですが、今回は11名とほぼ満員ですね。

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5時には出港です。
火力発電所の蒸気が見えました。
ここでは、最近は氷下魚も釣れ始めているそうですね。

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ガリンコタワーをバックに船は加速します。
この時間ってワクワク感が半端ないですよね。

沖に出てみると、まるで湖のようにベタ凪でした。

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昨日もこんな感じの海だったそうですが、一人の釣り客が釣り場到着までに船酔いしてしまい、カレイを一枚釣っただけで最後まで寝ていたそうです。
そこまでひどくはありませんでしたが、昔の自分を想い出しました。
現在の私は、少し成長したのか老いのために感覚が鈍ってきたのかはわかりませんが、下を向き続ける作業にも酔わなくなっております。

コムケ湖付近まで来ると、前回ほどではありませんでしたが魚の群れがあちこちに見られました。

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港では、相変わらずニシンが大量に水揚げされているそうですね。

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もちろんオキアミもたっぷり発生していました。
毎年変わる一魚種?の大量発生の謎や、釣れる魚種の変化には未知なるものがありますね。

のんびりしているうちに、40分程走って船の速度が落ちました。
マガレイのポイントに到着しました。

船長から「どうぞー」の声がかかり、おっと餌付けていなかったと準備します。
仕掛けを下ろすとすぐに反応があって、手応えも充分重いグイグイ来る感触がたまりません。

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今回のリリース基準は23cmでしたが、そんなサイズのマガレイは滅多に釣れません。
今年はどうなっているのでしょうか?

ワカサギ釣りでは、複数匹掛かってしまうのは下手な証拠などと言われますが、カレイはどうでしょう?
私はアタリがあるとすぐに合わせて、追い食いさせずに巻き上げるのが好きです。
深場なら別ですが、ここは10mほどしかなく、あっという間に巻き上げることができるので、カレイの引きを楽しむことが可能なのです。
一枚づつの引きを楽しむか、数釣りに徹するかですね。

今回は前回よりもさらに型が良く、30cmを超えると片手ではやっとヒレを抑えられるほどです。

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型がいいので、巻き上げ時の刺さりこむような引きが特に楽しめますね。

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特製の餌箱は磁石止めで、中央にはオモリを安定させる入れ物が付いていて、メジャーは45cm迄なら計測可能です。
このマガレイは34cmでした。
これくらいの型なら、軽く二桁は釣れました。

船長もたまらず、カレイを引き取ってくれる方がいたので釣りをします。

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ほとんどの釣り客は座って釣っていましたが、私たちは座ると釣りにくいので立っていました。
釣れすぎる場合、船上は静かになります。
船長一人がしゃべっている状態が続き、釣り客はただひたすら流れ作業のように機械的に漁のような釣りをしていました。

船はシーアンカーを入れていましたが、気が付くとアンカーは目の前を漂っているほどです。
しばらくの間はアンカーが利いていませんでした。

カレイのいるポイントが過ぎると型が小さくなり、船は移動します。

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この時間を利用して、バケツにたまったカレイをクーラーに入れました。

移動時間は僅かなので、5分ほどで船長の合図かありました。

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仕掛けを下ろすと、再び入れ食いで型の好いマガレイが釣れ始めました。
油断していなくても複数匹釣れてしまいます。

波はほとんどなく、太陽が雲に隠れることはほとんどありませんでした。
ただ、時々涼しい風が吹くので上着は着ていました。
上着を脱いでシャツ一枚になったのは最後の方でしたね。

外道は小さなカジカでしたが、これも全体の5%ほどでしょうか。
外道待ちのカモメすらほとんどいません。

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そして次々に型物のマガレイが釣れてきます。

早くも一つ目のクーラーが一杯になりました。

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マガレイの大きさが御覧の通りでした。
片手でやっと掴むことのできるサイズが多いですね。

油断すると、仕掛け全てに掛かってしまいます。

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こうなると、巻き上げは極端に重くなり、わかってはいても大物を期待してしまいます。
この頃になると後先を考えはじめ、リリースサイズは25cm以上になっていました。

開始から半分ほどの時間が過ぎた頃、もう一つのクーラーも8割ほど埋まっていました。
こうなってしまうと、もうリリース作戦しかありません。
ダメージを与えてしまったカレイはキープしますが、できるだけ優しく扱いました。

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写真や動画を撮ったり、おやつタイムをしたりとのんびり過ごします。
パワーイソメを試そうと持参していましたが、船に乗るとどうしても面倒になってやりたいことができない私でした。

船はエンジンを停止しているので、皆さんの声は筒抜けでした。
80歳以上の方も何名か乗船していて、船上を歩くときはホゲホゲしていても、竿を持つと別人に変身していましたね。

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クーラーが意外に小さいものしか持ってきておらず、釣ったカレイをカゴに入れている方もおられました。

ほとんどのマガレイをリリースしていましたが、大物も時々は釣れました。

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40cmまではありませんでしたが、ずっしりと重いマガレイです。
大きい魚は美味しいのはマガレイでも同じで、エンガワ部分の脂の美味しさといったらそれはもう・・・。

11時には半分以上の乗船客が片づけ始めていて、いかに良く釣れていたかがわかりました。
波はなく気温も丁度良く、最高のマカレイ釣りでした。


港に着くと潮が引いていて大変でしたが、満タンのクーラーボックスを皆さんで協力して運び上げました。
やっと閉じたクーラーの蓋でしたが、型が大きかったのでお裾分けに配達して回り、加工して冷凍してと、枚数的には前回よりも楽でした。










 
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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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