網走湖は、皆さんご存知日本全国のワカサギ釣り場にワカサギの卵を提供していることでも有名ですね。
そんな訳で、かつては置き竿でも爆釣が望める釣り場として人気だったのです。
しかし近年は、解禁日でも釣れ続けることはほとんどなく、ましてや解禁からひと月以上も経ったこの日では・・・・・。
それでも網走湖、何らかの形で楽しめるだろうと期待してしまうのでした。
さて今回も、呼人会場のロープ際ではなく湖荘側にテントを張りました。

探索したにも関わらずワカサギは激渋で、サシはカットしなければ見向きもしてくれません。
ワカサギ釣りを始めて数年の頃、サシをカットするなんて知る由もなかった頃でも1000匹ほども釣れたのは何だったのでしょうか?
それだけ濃かったんでしょうね。
そして・・・この日の私の最初の釣果はウグイでした。
あのイヤーな手応え、たまりませんね。

だから、似たような手応えにまたかと思いましたが、網走のワカサギは太くてデカイんですよね。
これが複数匹食いつくと、イヤーな予感がしてしまうのも無理はないですよね。
集金の係員が来たので、いくらですか?と聞いたら800円ですと返って来て、安~いと思ってしまったのは、朱鞠内湖や阿寒湖の1000円以上に慣れてしまっていたからです。
網走湖呼人は、トイレが近くて分別ゴミ箱も用意されているので、特に安く感じてしまいますね。

釣れないときは、迷わず朝ごはんです。
朝ドラマ「まんぷく」を観ていると、これが食べたくなりますよね。
何十年も食べていなかったし、あまりいい印象は残っていませんでしたが。
3分待って食べてみました。

久しぶりに食べてみると、いやいや美味しいですね。
卵焼きも、乾物の割には本物っぽい味でした。
ちなみに私は、生卵は入れない派でした。
私たちのテントの周りは村になっていましたが、釣れないせいか移動する人たちが多く次第に静かになっていきました。

それでも、時には複数のワカサギが連なります。

時にはこんな可愛いミニカワガレイも釣れました。
3cm位です。
もちろん、普通の大きなカワガレイが釣れてしまったのは言うまでもありません。
あまり釣れない割にはトラブルが多く、仕掛けが絡んだりリールのトラブルが発生したりして釣りができなくなりました。
そもそも水深が2m程度の浅い釣り場で電動リールって?どれだけダラダラ釣りなんでしょうか。
手ばね竿も毎回持ってきているのですが・・・。

寂しくなった私たちのテント周りです。
私たちは荷物が激しく多い為、よほどのことがなければ移動はしないのです。
そして管理棟方面です。

緑とオレンジの同じ形のテント群はレンタルでしょうか?
大人数の団体が数組、野天で賑やかに釣っていました。
私はお腹の不調で、何度かトイレ通いしていました。
寒さのせいか、簡易水洗は臭くなかったです。
この日は1日中太陽が出ていて暖かく、土曜日のせいか釣り場はずうっと賑わっていました。

氷は60cm以上の厚さになっていて、電動ドリルでも最後は止まってしまう硬さでした。
水の色は意外と透明で、網走湖にしては奇麗でした。
北見市内で用事があったので、早めに昼食を食べます。

久しぶりの冷凍鍋焼きうどんです。
冷凍なのにコシがしっかりあって、どうしてこんなに美味しいのか食べるたびに不思議です。
今回は楽しみにしていた袋ラーメンを忘れてしまったので、仕方なく買った冷凍うどんだったのです。
そんなわけで、早めに納竿でした。

二人で400匹ほどでしたが、近所に配っても充分な量のワカサギに満足でした。
風はほとんど吹かず気温は幾分低かったのですが、太陽が温めてくれました。

列車と車、そして時々飛行機の音が聞こえる釣り場でしたが、最後にオジロワシを見ることができました。
テントをたたんでオジロワシの写真を撮ろうと思っていて、すっかり忘れてしまいました。
国道はアスファルトが出ていて走りやすく、帰りはいつものつるつる温泉で疲れを癒しました。
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