目覚ましで起きたのは未明のことです。
準備を済ませて、第一希望のポイントに向かいました。
夕方は釣り人が入っていたので居ないことを願っていましたが、残念ながらまだいました(笑)。
仕方がないので、その隣に釣り座を設置しました。
軽く撒き餌をすると、みるみるワカサギが集まってきました。
狙いは大チカなので、針は大きくしてワカサギを避けます。
しかし、数が多いのでスレもありますが、しっかり口に掛かってくるワカサギが多いです。

そうこうしているうちに、右側から朝日が上りました。
久しぶりの、海の朝焼けに感激です。
釣り人は右隣と私達だけですが、時々地元の方が見周りにやって来てはすぐに消えました。
釣果の方は、底の方を狙っていると大きなチカも食ってきました。

数が釣れると、その引きも比例して良くなります。
チカとワカサギが交じり合って釣れました。
薄暗い時間帯はガヤも掛かりましたが、その後はどこかに消えてしまいました。
この日は潮の流れがほとんどなく、昨年は時々釣れたサンマは全くいませんでした。
しかし、海は何が釣れるかわかりません。

小サバも食ってきました。
24cmくらいでしょうか、味噌煮で食べてみましょう。
他には30cm以上のカワガレイも釣れました。
リリースしようと思ったら、隣りの釣り人が欲しいと言うので差し上げました。
刺身で食べるそうです。
しばらくすると、地元のタモ使いの方たちがどこからともなく集まり、ワカサギ掬いを始めました。
すると、チカ釣りも調子が良くなってきました。
タモ掬いは撒き餌をするので魚が集まってきます。
すると、時々ニシンが混じるようになってきました。
Kさんが長めのルアーロッドで15mほど先を狙うと、何と!1投目で25cmほどのニシンが釣れました。

底の方にニシンがいるようです。
2投目も再びニシンが釣れたので、私もリール竿の準備をしました。
チョイ投げで底を探ると、すぐに小気味好いニシンのアタリが伝わってきます。
ニシン釣りは、大きさの割に引きがいいので楽しいです。
タモ掬いをしていた人の中には、家に帰ってニシン釣りの竿を持ってくる人もいました。

ニシンとチカとワカサギで、20ℓのバケツは一杯になりそうです。
まあ、ほとんどは大チカですが・・・。

中には小ホッケも数匹釣れました。
ニシンは30cmほどのもいましたが、25cm程度のものが多かったですね。
気温は0℃程で風もありましたが前日ほどではなく、皮手袋が指先を温かく守ってくれました。
永遠に釣りをしていたいところですが、きりがないので昼前には納竿しました。
ニシンはいつものナメロウが美味しかったのはもちろんですが、刺身がコリコリとしていて脂ものっていて美味しかったですね。
小骨に隠し包丁は入れませんでしたが、全く気になりませんでした。
サバ味噌缶詰をイメージして圧力鍋でサバ味噌煮を作ってみましたが、私的にはこれが一番美味でした。
スポンサーサイト