包丁の鞘製作

出刃包丁と刺身包丁は、私の魚専用の包丁です。
これまで長いこと、買ってきたままの箱に入れて保管していました。

使うたびに箱から出して使うのが面倒になり、包丁ケースをネットで調べてみます。
しかし、一般的な包丁ケースは、出刃は刃が厚すぎて入らず、刺身は刃が長すぎて合いません。
専用の鞘も販売されていましたが、高価で包丁が買えそうなほどです。


じゃあ自分で作ってみようと考えました。

出刃包丁は、８mmの厚さの板を、刺身包丁は６mmの板を２枚張り合わせて作ります。



彫刻刀で削ってから、ノミで削っていくと意外に簡単でした。



自作なので、多少のデコボコは気にしません。
ピッタリと安全に保管できれば、それで充分と思っていました。

板は両面均等に削り、少しきつめに合わせました。
ずれないように合わせて、木工ボンドで接着します。



板を固定するためのクランプ、他にもあったはずですが見つからないので、クランプ式のロッドホルダーを使いました。
これでしっかりと圧着固定されます。

次に、包丁の形に少し大きめにカットします。
大きめにカットしても、木製なので簡単に細くできます。



これで完成です。
包丁が飛び出さないように、ストッパーも付けてみました。

このストッパーですが、ギターを弾く方ならご存知のギターナットという弦を止める部品です。



アマゾンで127円で送料無料までは好かったのですが、予想通りの中国郵便で10日ほどかかりました。
ギターナットは先に行くほど細くなっているので、ストッパーには最適なのです。


初めて作った割には、いい出来だと満足しています。



誰でも簡単に作ることができるので、これはおすすめです。