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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

2018年度初ワカサギ

12月にワカサギ釣りをするのは、何年ぶりでしょうか?
今期は12月中旬には道東の某所で、早くも氷上ワカサギ釣りが始まっていたようです。

ワカサギ釣りというのは、もちろん個人差がありますが、道具が多くてシーズン当初は準備をしっかりしなければなりません。
そんなことで、初釣行は大晦日ももうすぐという29日となってしまいました。
毎年、何かしら忘れ物をしていましたが、今回は初めて?忘れ物のない開幕となりました。

開幕は、前期の記憶をたどる釣行でもありまして、感覚さえつかむことができればOKなのでした。
ということでゆっくりと現地に向かい、除雪ステーションで一休みします。

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ここに着いた時はすっかり明るくなっていましたが、山には雪が降っているのか曇り空でした。

今回は糠平湖の五の沢を目指します。

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その糠平湖の方向が、朝焼けに色付いたような明るさです。
その上の空は、青空に変わってきていました。

駐車帯の車は16台程です。

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準備中の人はおらず、ワカサギ釣りの出発としては少し遅かったようです。

車からソリを降ろし、荷物をゴムひもで固定しました。

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糠平湖用に作ったソリの引手ですが、昨シーズンは砂川で一度試しただけでした。
砂川は短い距離なので使い心地はわからず、事実上今回が初試用でした。

さっそく腰にベルトを固定して、林の中へと入って行きました。
ソリを引きながらでも両手が使えるので、撮影好きな私には最高のソリです。
これを作った目的の一つには、アップダウンの多い林道をソリに追いかけられずに引くことができることです。

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道はしっかりと固まっていて歩きやすく、ソリも左右にぶれることも転がることもなく進みました。

湖面が見える場所に着き、湖を見渡します。

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昨年は来なかったので、不安もありますが期待に心躍りました。

坂を下りる途中に長くつを脱いでいる人がいまして、靴の中から水が出ていました。
幸い気温はマイナス8℃くらいだったのでいいですが、マイナス20℃以下だったらと考えただけでも震えました。

img2017-12-29-Nukabira06a.jpg

天気予報通りの太陽が昇り暖かく感じましたが、湖面に乗ると風が強くなりました。
寒さは倍増し、久しぶりに糠平の洗礼を受けたような気持でした。

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オジロワシの声がすると探したところ、遠くの割れた氷の上にいました。
今年は少ないという、キノコ氷も近くにあります。

入口近くで釣りをしていた人たちは、早くも帰り支度をしていて、釣果はわかりませんが良くはなかったと思われます。
湖の中央にテント村がありましたが、幾分点在していて場所をどこにしようか悩みました。
冷たい風に負けて、目印の杭の近くにテントを先に立ててしまいました。
移動を覚悟して、風上の裾にペグ2本だけ打って準備をします。
魚探で確認すると、悪くはない影が見えたので、安易にそのまま設営を進めました。

そして初ヒット!

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久しぶりのワカサギです。
深さは18mほどでした。
糠平らしく、底にのみ反応があります。

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型はまばらで、大きいのからマイクロサイズまで様々でした。
小さいのもしっかり釣るなら1号の針ですね。
私は初釣行を考えて1.5号にしましたが、それでも大変苦労しました。
メガネがないと、かなり厳しいですね。

スタートして良い反応もあったのもつかの間、トラブルが続出しました。
試しに使ってみようと準備を始めたダイワのリールでしたが、ラインが絡んでしまったり、針があちこち刺さってしまう初心者のようなミスを起こします。
しまいには、オマツリという落までついてしまいました。

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慣れないことをするには、シーズン初はいけませんでした。
しかしこのダイワのリールですが、持った感覚もいいし各種設定も使いやすいです。
私のシマノが悪いだけかもしれませんが、DDMよりも好きになりました。
そして新作のリール台も、何のトラブルもなく快適に使うことができました。

外は朝から十勝晴れで、山だけはそうはいきませんでしたが、気持ちの好い青空でした。

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マス狙いの方とお話をすると、小型のアメマスやサクラマスが多いとのことでした。
時々、子供の声が聞こえてきて、外を飛び回っているようです。
それも、風にかき消されてしまったり、聞こえなくなったりしていました。

釣果の方は、時間の経過とともに反応が悪くなり、トラブル続きだった時間帯が一番良かったようです。

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それでも、何回かはダブルで釣れることもありました。
途中から2本竿はやめて、一本に集中するとワカサギの反応がよく見えて釣果も上がりました。
正しく、二兎を追うもの一兎も得ずでした。

今年は外道のマスが悪戯をすると聞いていましたが、私たちのところにも来ました。

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アメマスですね。
大きさは20cm弱くらいです。
結局、仕掛けをダメにしてくれました。

そして、糠平湖の外道中の外道です。

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ウグイでした。
こちらはそれほど暴れなかったので、仕掛けは無事でした。

早めのお昼ご飯は、最近の私のお気に入りです。

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カレーメシです。
お湯を注いで5分で出来ますが、最初のうちはご飯にやや芯を感じます。
しかし、時間の経過とともになくなり、とろりとした混ぜカレーになります。
Kさんは、はじめから混ざっていることが好みではないらしく、袋麺のインスタントラーメンを作っていました。

糠平湖は午後からも活性が高くなって釣果が良くなることがありますが、今回はさほどでもなさそうなので早くに終了しました。
朝に打ったペグが2本だけでしたが、結局その2本だけで追加することなく過ごしてしまいました。
テントが歪まないので風が吹いていることさえ気付きにくいという、プロックスのテントは本当に風に強いです。

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タウシュベツ橋は水位が低いのでしょうか、こんなに見えていました。
久しぶりだったのか疲労が激しく、久しぶりに辛い帰り道でした。


ワカサギは二人で80匹ほどで、それでも型がいいのが多かったので家族の夕食のおかずにはなりそうです。







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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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