昨年は正月2日から阿寒湖に出かけていましたが、今年は2日は仕事が入っていたので遠征はありませんでした。
以前は楽しみにしていた秀岳荘の初売りですが、年々並ぶ人が多くなってきたので買わないことにしました。
モンベルの福袋も、在庫調整が上手になっているのか、通信版売品の福袋はないようです。
初釣行は遠くには出かけず、近場で道具の使い勝手を確認するのが目的でした。
それと、友人とのおしゃべりが一番だったかもしれません。
少しだけ早めに起きてみました。
この日は雪は全く積もっておらず、その分気温は低かったですね。
大雪湖付近でマイナス16℃ほどなので、前回よりはかなり下がっていました。
大雪湖を過ぎた付近から積雪や吹き溜まりもあり、さすがは極寒地帯です。
三国峠を越える頃には、東の空が明るくなり始めていました。
待ち合わせの時間まではまだ早かったので、除雪ステーションで朝食を食べます。

高い山ほど明るくなっていて、出発する頃にはライトが必要ないくらいに明けていました。
除雪ステーションからは5分ほどで、糠平湖の方から朝焼けが見え始めます。

早起きをしたものだけが観ることのできる、刻々と変化する最高の景色です。
やがて五の沢に向かう直線に入ると、遠く五の沢駐車帯にはたくさんの車が見えてきます。

明けてまだ4日目なので、車の数は多かったですね。
前日は雪が降ったのか林道は圧雪状態で、踏み固められた道がとても歩きやすかったです。
林を抜けて凍った湖面が見渡せる場所では、すでにたくさんのテントが見えていました。

流れ込み際なので、この部分は表面がスケートリンク状態でした。
その流れ込みに目を移すと、キノコ氷の写真を撮っている人がいました。

前回、この上の場所で長靴に水が入っていた人がいた近くです。
振り返って、来た道の方に目を移します。

丸い月が、太陽と入れ替わるところでした。
この月は大雪湖付近から見えていて、雪は降っているのに月だけは見えていたのでした。
氷上にはフロストフラワーって言うんでしたっけ、霜の花が咲いていました。
日が昇ると、キラキラ輝いて奇麗だと思います。
今回は昼前までということで、ポイントは対岸の方が良さそうでしたが、湖の中央付近にしました。
いくつか調査をして決めます。
結果的にはいいラインだったそうですが、なかなか苦戦を強いられることになりました。

今回は友人のテントにお邪魔します。
新兵器の魚探は知っていましたが、電動リールは気付きませんでした。
アピールされて初めて知ったのですが、意外と人の道具って見ないものなんですね。

始めようとすると、いきなりトラブル発生!
どういう訳か突然にゼロセットされてしまい、巻き上げができなくなってしまいました。
止む無く、19mを手で巻き上げました。
スプールが小さいので大変でした。
出遅れてしまいまして、早くも10匹以上の差がついてしまいます。
魚の反応はありましたが、針掛かりしません。
今回は小さい針は使わず2号で大きいワカサギをと思っていたのが良くなかったか、竿先にも頻繁に反応がでていたのに掛かりません。
仕掛けを交換すれば良かったのですが、結局短時間なのでおしゃべりの方に楽しみを移しました。
こんな外道も顔を見せてくれました。

サクラマスですね。
釣ったのは友人でした。
最後は仕掛けを切って逃げてしまいましたが・・・。

外に出ると最高の天気でした。
風はほとんどなく、気温は低めでしたが寒くはありません。
しかし、朝のうち近くにあったテントはどこかへ移動してしまったようです。

共同募金の羽のような形をした雲もありました。
朝方は飛行機雲もみられ、毎回違う糠平らしい大自然の下での釣りは気分がいいです。
午前中には納竿し、まだまだ賑やかな釣り場を後にしました。
帰り道、前回紹介できなかった原始林の倒木の動画から切り出しました。

ガイドセンターの河田さんに聞いた話では、昨年4回の強風で倒されたそうです。
風の力って凄まじいですね。
国道から見える範囲だけでも数百本は倒れているので、その数は計り知れません。
ワカサギ釣りの記事なのに、ワカサギの写真が一枚もありませんでした。
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