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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

春のワカサギ釣り

2018年後半のワカサギ釣りは、思うように出かけられずにいました。
気が付いた時には、早くも3月も中盤です。
すでに春のワカサギ釣りですね。
この時期になるとクローズしている人気釣り場もありますが、どこもまだまだ氷は厚くてワカサギは大きく育ってきています。


ここ最近は雪が降っていなかったので、国道は安心して走ることができます。

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層雲峡の氷瀑祭りは、相変わらず観光客が多くて繁盛しているようです。
しかし、気温はプラスなので氷瀑祭りらしい極寒の寒さを楽しむことはもうできないでしょう。

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ここを通過するときにいつも思いますが、大雪湖でワカサギ釣りができたらと・・・。

石北峠も青空で、はるか遠くまで見渡すことができました。
峠を下りて留辺蘂では、いつものつるつる温泉で入浴&食事セットを楽しみました。
前回陶板焼きの固形燃料を鎮火する道具が欲しいと書きましたが、吹き消してみると・・・難なく消化できました。
ただし、煙がかなり煙たいです。

燃料補給時は財布に注意して、この日は無事に目的地に到着です。




さて翌朝、目覚めても雪は降っておらず安心しました。
明るくなるのが早くて、それでも三日月が仄かに見える曇り空でした。

阿寒湖の硫黄山川ポイントがこの日の釣り場です。
駐車場は全面がスケートリンクで、地元の方が荷物を下ろしたら端の方に停めると良いと教えてくれました。
ここは太陽が出て気温が上昇すると、池のようになってしまい大変なのです。

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氷上へのアプローチは雪で補強してありましたが、氷上は全面アイスバーンでした。
ツルツル滑って注意して歩かなければ、簡単に転んでしまいそうです。
ただ、ソリは驚くほど軽く牽けます。

硫黄山川河口の周りは氷が薄い場所があるための安全対策のために柵で囲われていて、この柵の周囲が人気ポイントなのですが、今期は皆さんそこから離れてテントを設営していました。

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地元らしき方々に聞き、さらに魚探での探索をしてからテントを立てました。
出来るだけ誰も使っていない奇麗そうな場所を見つけて決めました。

集金の方も地元の方も話していましたが、最近はこの付近がそこそこ釣れているとのことです。

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深さは約10mで、底の方に反応が映っていました。
テント設営後に反応が消えるという話はよくありますから、これなら上出来ですね。

もちろん、今回もサシカットなしで挑戦!と言いながら、面倒くさかっただけなのでした。
でも、しっかり反応してポツポツと釣れてきます。

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広いテントで両刀使いをと用意しましたが、いきなり動かなくなってしまいハサミと手拭き台になりました。
後でわかったことですが、どうもこの外部電源が良くないようで、本体に電池を入れると正常に動作するようです。

釣れることが分かったので、朝ごはんにします。

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先日探し物をしているときに出てきた、ヨーダのカップ麺蓋抑えです。
これは便利です。

ついでに、先日札幌で特価で売られていたダイワの根掛かり外しです。

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使ってみると、コレいいです!
軽くて、簡単に一発で氷の壁に掛かった針を外せました。
でもこの商品、ダイワのホームページには載っていませんね。
何故なんでしょう?早くも廃盤品?

氷の状態はとても素晴らしく、ドリルで開けた穴から出てくる氷がキラキラ美しくてサラサラでした。

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ワカサギは大きいサイズから小さいものまで様々で、繊細なアタリや強い引きまで楽しむことができました。

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水がきれいなので、ワカサギも美味しそうですね。

雲に覆われていた、雄阿寒岳が見えるようになってきました。

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奥の方ではマス釣りをしている人もいましたが、釣果はわかりません。
私たちのテント内にもマスらしき魚がヒットして、仕掛けを全てグチャグチャにして糸を切って逃げて行きました。
太陽がテントを温めてくれたので、ストーブを使わなくても温かいくらいでした。

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雌阿寒岳も見えていますね。
この日は15張くらいのテントの数でしたが、延べ数では25以上はあったかと思います。

のんびりと休みながらなので時速にすると50匹位でしょうか、全く反応がなくなることはないです。

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仕掛けを切ったり絡んだりするトラブルはあまりなく、針を指に刺すこともなく快適でした。
少し離れた体験スノーモービル会場からは、時々エンジン音が聞こえていました。

のんびりしていて暖かくて、こんなワカサギ釣りが大好きです。

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糠平湖が閉鎖になっているので、そこから来ているグループも顔ぶれや声でわかりました。

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スケートがあれば、この状態なら滑ることは可能かと思うほどのリンク状態です。
山の向こうの雲が気になるところではありましたが・・。

駐車場の氷は、思ったほど融けてはいませんでした。
これなら、帰る頃でもぬかるみになっていないことがわかり安心しました。

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テントに戻り魚探を見ると相変わらずの魚影で、仕掛けを下ろすと反応はあります。

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テントの小窓からは雄阿寒岳が見えていて、実に静かな釣り場でした。

お昼前に魚影はあるのに反応が薄くなった時がありましたが、それもすぐに回復しました。
今回はもう一つ、ずいぶん昔に購入して使っていなかった道具を持参しました。
コールマン・スーパーポンピングです。

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これまではこれを使うことはないと考えていましたが、最近指の力が弱くなってきて、特に指がかじかんだ時などポンピングは大変でした。
先日、自宅での燃焼試験にこれを使ってみたところが、こんなにいいものがあったと感激したほどでした。
取り付け時の回転方向が逆なので、初めは戸惑いましたが慣れると簡単です。

お昼は、ローソンの冷凍鍋焼うどんです。

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美味しそうですね~。
生卵持ってくればよかったですね。

この頃から、少しだけ風が吹き始め雪が舞い始めました。
実は午後からの天気予報は全く気にしていなくて、釣り始める時さえ好ければと思っていたのです。
ワカサギ釣りの方は十分満足したので、もう帰ろうかと話していましたが・・・。

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気付いた時には、吹雪気味に雪が結構降っていました。
雨雲レーダーでも、ここだけ降っているようだし、少し待てば止む予測でした。

しかし雪はなかなか止まず、雪が小降りになったところで撤収します。

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ワカサギは、切りのいいところで終了していました。
片付けもテント内で全て済ませていて、最後にテントを畳むだけだったのです。

気温が高かったのでテントに積雪はなく、皮手袋はびしょ濡れになってしまいました。

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スケートリンクの様だった氷上は一変していました。
でも、歩きやすくていいですね。

駐車場も雪に覆われていて、氷は解けていなかったので泥沼にはなっていませんでした。
道の駅あいおいまで走って、手打ちそばや味付きの厚揚げなどを購入しました。

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もちろんクマヤキもゲット!
4種類売られていたクマヤキは最後の一個だったものもあり、ギリギリセーフでした。

帰り道、先日の洪水で溢れた水や雪の跡があちこちに残っていました。
川の水が一気に上昇した跡が生々しかったです。


ワカサギ釣り、私たちはラスト一回できるかどうかです。
ワカサギの季節って、相変わらずあっという間でしたね。










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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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