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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

帰厚院の大佛

牡蠣は、しばらく食べられない~と海岸線を岩内方面に向かっていました。

img2018-4-Suttu-59.jpg

海沿いの天気は変わりやすく、進行方向には霧が出ていました。

雨は降りそうにありませんが、どんよりした天気になってしまいました。
岩内の道の駅は駐車場が遠く、時間がない時には足が遠のきます。
今回は時間に余裕がありましたが、何となく気が乗りません。

道の駅を横目で見ながら、次に向かったのは道内では珍しくお寺です。

坂の上にあり、国道からはほんの数分で着きました。

img2018-4-Suttu-60.jpg

大きくはない本堂を見ても、他のお寺と比べても何の変哲もありません。
しかし、この帰厚院には北海道では最大の木造大佛像があるのです。

まさか正面から入る訳にはいかないので、本堂の右にある建物に向かいます。

img2018-4-Suttu-61.jpg

丁度その時、この寺のご子息でしょうか?「こんにちは」と元気に私たちに声を掛けていく小学生がいました。
中から母親らしき女性が現れたので、拝観をお願いしました。
快く承諾していただき、中に入って左に進みます。

古いお寺らしく、内部の置物などすべてに歴史が感じられました。
本堂に入ると中は薄暗いです。
目を凝らしてみると、正面奥に大佛像がありました。

img2018-4-Suttu-62.jpg

パンフレットからのコピーです。
人と比べると、その大きさがよくわかります。
高さは約6.8m、2021年には完成100年を迎えるそうです。
大佛の中には、帰厚院真阿弥陀三尊像という秘仏が入っているそうです。

幕末の安政3年、当時の岩内地区に初めての寺院としてこの帰厚院が誕生したそうです。
当初、旧市街地にありましたが、明治23年の大火によって焼失してしまいました。
明治37年に現在の本堂が現在地に移転再建され完成しました。
大正7年に大佛造営を発願し、大正10年にようやく完成しました。



この日は他に拝観者はいませんでしたが、海外からもこの大佛の拝観者が訪れるそうです。

img2018-4-Suttu-63.jpg

本堂の前にある鐘楼です。
1m以上もある大きな鐘でした。

古くから港で栄えた海の近くの街では、このような歴史的文化財を見ることができますね。







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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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