平日でも賑わうニシンのサビキ釣りですが、型が良くなってきているけど初めての釣り場は無理があります。
SNS等を探しまくってみた結果、なじみの漁港でのここ最近釣果が上向いているとの情報を入手しました。
夕方着で、のんびりと出発しますが、今回はオキアミの準備が出来ていなくて途中で購入しました。
冷凍ブロックなので、解凍しながら走ります。

気温は低くても、青空の見える良く晴れた最高の天気です。
この日一杯は、ほとんど降雪もなさそうですし風は弱いようでした。
港に着いて驚きました。
目指していたポイントどころか、入釣できたのは一番端でした。
この場所は、結局最後まで隣に入る人はいませんでした。
場所が決まったところで周囲の様子を見て回ると、人気のポイントでは中サイズのニシンとチカがバケツに動いていました。
聞くと、今釣れたばかりだと言うので、場所のせいなのか集魚灯の強さのせいなのか?
取り敢えずは、ニシンの存在を確認して釣り座に戻りました。

積雪は10cm弱で、前回この釣り場で教えていただいた丁度いい長さの竿を用意していました。
浅い棚よりも底付近に大きなニシンがいることが多いので、一本は底付近から攻めます。
人気ポイント以外では、しばらくは釣れる様子は確認できませんでしたが、少しすると隣でニシンが釣れました。
そして、すぐに私達にもニシンが釣れます。

サイズは25cmほどの小ぶりのニシンが多く、釣れるすべてがニシンばかりでした。
この日唯一の外道はウグイで、ヒットした時は大ニシンかと喜びました。
たくさんは釣れませんが、時々来るニシンの小さな群れが楽しませてくれました。
地元らしき様子見の方がやって来て、一昨日は23時から釣れ出し、昨日は22時から大物が釣れ出したと言います。
狙いは間違っていないようでしたが、その話を聞かなければもっと早く納竿していたかもしれません。
お話し中に漁船が近くに接岸して、こんな時間なのに荷揚げを始めました。

接岸によってニシンが釣れ出すと期待しましたが、そうでもありませんでした。
荷揚げを見に行くと、ホッケと中タラがたくさん獲れていました。
漁船は2艘で、意外に長く停泊していました。

そのせいかどうかは不明ですが、飽きない程度に大きいもので30cmちょっとのニシンも釣れました。
釣り始めた時は、今回も自家消費程度かなと期待していませんでしたが、思ったよりも好調でした。
気温はマイナス5度までは下がっておらず、風もほとんどありませんでした。
皮手袋は意外に温かく、針が刺さりにくいのでサビキ釣りには欠かせません。
それでも、バケツに入れてある海水の表面は氷が張っていました。
期待の22時になっても釣果に変化はありませんでしたが、粘って23時になった頃からやや釣れ出しました。

日が変わる前に片付けを始めると雪が舞い始め、風も強くなってきました。
ニシンは思ったよりも釣れていたので、久しぶりに釣ったなあという実感がわきました。
港近くにあったローソンが閉店していましたね。
仕方がないので、少しだけ離れた7-11に行くと、この時間ではレジ横のホットメニューがないことを知りました。
翌朝、朝食ついでに港の様子を見に行きました。

あれだけ賑わっていた港内は、釣り人の車が2台ほどしか見当たりません。
チカ釣りでしょうか、釣りの準備中でした。
帰りは雪に悩まされ、路面は真っ白でほとんど見えません。
それでも、日本海から遠ざかるほどに雪は少なくなりました。
ニシンは、自分で食べる分以外は配って回りました。
念願のナメロウはやはりとろけるような美味しさで、刺身はコリコリして脂は少ないですが美味しいです。
中サイズは開いてみりん干しに加工して、小さいものは甘露煮にしました。
年明けの大型ニシン狙いを、今シーズンは挑戦しようと考えています。
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ボクも金曜夜から同じ港でニシンやりましたがダメでした。
五組以上のシャクリ機が居ましたが24時までは釣れてなかったみたい。
やはりニシンはボクには無理っぽい、チカ釣りにでも行き直しますよ。