6月8日 自然に目が覚めたときは外が明るくなっていて、階下の二人の会話も聞こえていたので起きる時間です。
モリさんの車に4人が乗り込み釣り場に着くと、河口付近に10人くらいの釣り人がいます。
私達はそこから離れたポイントに並び、正面からの波に注意しながらキャスティングを始めました。

朝日が昇り始め天気は最高なのですが、ここ数日の釣果を聞いているので気合が入りません。
ミノーやスプーンなどを色々試しながら続け、波が足元まで来ると、踏んでいる玉石がズズッと下がる感覚が面白く、そのまま同じ位置にいるとどこまで沈むのか?などと考えてしまうほどのどかな朝です。

しかし、アタリも何もないままに時間だけがゆっくりと過ぎていきました。

次第に釣り人も減りはじめていたので河口付近に情報を聞きに行きましたが、僅か一匹40cmに満たないアメマスが釣れただけとのことでした。
河口にウグイがたまっているポイントがあったので、しばらくウグイと遊んでから釣り場を後にしました。

港の様子を見に行くと、ニシン釣りの人たちで賑わっていました。
しかし、竿を持っている人はどこにもいなくて、機械仕掛けの長い竿が動いていました。

それでも時々30cm弱のニシンが釣れていて、のんびりとした中に釣りらしい雰囲気を味わうことができました。

キャンプ場に戻り朝食を食べると、開け放していた扉や窓から入り込む風が寒く感じられ、石油ストーブに火を入れました。
しばらくの間のんびりと談笑して、チェックアウトしたのが9時過ぎでした。
その後、波が高くて釣りにならないと聞いていた今の時期一番のポイントに案内していただき、のんびりと砂浜を歩いてみました。

波は予想以上に高くて、河口は川の流れとそれを押し返す波とのせめぎ合いに迫力があり、眺めているだけでも見応えがありました。
高台には波が収まるのを待つ釣り人の車が数台ありましたが、私達は高波を見ただけで充分でした。

みなさんと別れてから道の駅「忠類」のレストランで昼食を食べて、幸福駅近くの高速道路から帯広市内へ向かい、市内の釣具店や音更町内で買物をしてから帰宅しました。
海に魚はいませんでしたが、ポイントを知り、何よりも意外にも素晴らしいキャンプ場で過ごせたのが一番でした。
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