■5月23日
見知らぬ土地での早朝のドライブは、緊張と期待でワクワクします。
早朝出勤らしき人が多いと思われ、急ぐ人やそうでもない人、今回は荒い運転の人はいないようでした。
途中のコンビニで朝食を購入し、次に現れる道の駅で食事にします。

ここは、道の駅あぷたです。
早朝なので中には入れませんが、トイレだけは24時間使用できます。

2階はテーブルと椅子のある見晴らしの好いスペースでした。
駐車場からは漁港が見えていて、快晴の空と海の青さが絶妙です。

小さな港のせいか港内に動きは見られず、少し沖の方で船が漁をしているようでした。
このような景色を見ながらの食事は、コンビニの簡単な食事でも美味しく感じます。
眼下に広がる噴火湾は穏やかで、朝の静けさははるか沖まで続いていました。

桜らしき花も咲いていて、暑くも寒くもない最高の朝です。
この日はやや風が強かったことと、時間に余裕があったので、高速道路は利用しませんでした。
噴火湾の縁を上ったり下ったり、トンネルもたくさんあります。
しかし、昔のような大変な道という印象はすっかり消えていました。
平地に落ち着くと、左に海を見ながら南下します。

やがて目の前にぼんやりと駒ケ岳が見えてきました。
ここまで来ると、次の目的地である森町はもうすぐです。
トンネルを抜けて程なく進んだ、高台に道の駅があります。
道の駅YOU・遊・もりです。

時間帯のせいか駐車場は空きが多く、それでも観光客らしき人たちが歩いていました。
建物の左がトイレで、右は売店があります。
2階にはレストランがありますが、利用したことはありません。
屋上まで上ると、公園全体や遠くまでの眺望が楽しめます。
建物の正面から下って続いている公園があり、この時期は桜を中心に花を楽しむことができます。

50mほど進んで、道の駅側を見た写真です。
広々としていて、観光客だけではなく町民も散歩にやってくるそうです。
見通しが良い時は、駒ケ岳の眺望も楽しめます。
私たちの目的は桜でした。

これは「普賢象」という桜だそうです。
花びらの形が独特ですね。

そして花びらのじゅうたんです。
この上に寝ると気持ちよさそうな、実にふんわりとした感覚でした。
風が吹く度に、枝から離れた花びらがひらひらと舞います。
お昼までにはまだ時間があったので、売店でソフトクリームを買いました。
売店で代金を支払い、一番奥の受付にレシートを渡すと作ってくれるシステムでした。

一口食べると牛乳ではない香料の香りがさわやかで、まあまあ美味しかったです。
コーンは昔ながらのもので、味もクセはないです。
ここからの道は年々変化をしていて、道は広くなっているし高速道路の延伸によって混雑は少なくなっていました。
大沼公園が近づきトンネルを抜けると、先日ニュースで見た逆走車事件の道に入ります。
こうして走っているときに、突然前から逆走車が来るんだなって、その恐ろしさを体感しました。
トンネルを抜けて坂道を下ると、今年オープンしたばかりの道の駅に着きました。

この日3カ所目の、道の駅なないろ・ななえです。
奥に見えるのはジャガイモの資料館「THE DANSHAKU LOUNGE」ですが、今回は入りませんでした。
中に入ると、右に軽食コーナーがあります。

中央の天井が高く、広々としています。

左側は賑やかで、地場産品を中心とした売店があります。
ここで特に目立ったのが巨大椎茸です。

王様しいたけといい、大きさは手の平ではなく手の大きさ位あります。
価格もひとつ千円ですから、正しく王様ですね。
最新の道の駅らしく、トイレも目を引くものがありました。

明るくて衛生的です。
小さな子供用の可愛い洗面台もありました。
ここから近い同じ側にラッキーピエロ峠下店がありますし、向かいには昆布館があり、函館市内に入る前の大型施設が集中しています。
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