2月14日 全道的に大荒れの予報だったので風に弱いテントを心配しながらも、釣りへの誘惑には勝てず出撃しました。
出発時には降っていなかった雪が層雲峡付近から降り始め、大雪湖でイノケンさんと合流したその先は次第に積雪も多くなってきました。
現地駐車場でメガ弟さんと合流したものの、あまりの積雪に出発を躊躇してしまいました。

意を決して林に突入して道なき道を進みますが深雪に体力を奪われてしまい、数十メートル進んでは休憩を繰り返します。
先頭をラッセルのように進むメガ弟さんの苦労は想像を絶するものがありました。

ようやく湖上に出ると更に積雪は多くなっていて、50~70cmくらいでしょうか。
目的のポイントまで行くことは断念して、常設テント群の手前にテントを張ることとなりました。

私が倒れこんでいる間に二人が力仕事の除雪をしてくれて、今回間借りするメガ弟さんのテントが立ちました。
それにしてもすごい深雪です。

気温が高いのでテント内は暑いほどで、ワカサギはと言うと・・・釣れます。
これまでの中では一番ではないでしょうか。

イノケンさんはこんな厳しい状況でも、いつものようにサクラマスの仕掛けをセットしていたのはさすがです。
風もなく、しばらくすると晴れ間が見えてきて釣人も増えてきました。

写真右の雪山のようなオブジェクトのようなこんもりしたもの、お分かりでしょうか?
常設テントに雪が積ってこんな形になっているんです。すごいですねえ。
イノケンさんのサクラマス仕掛けに反応があったので、私もここでようやく重い腰を上げました。

ワカサギの釣果は伸び続け、ほったらかしにしておくとたくさん針掛かりしているほどでした。
お日様に温められたテント内の温度は20℃にもなっていて、室内のような暖かさでした。
お昼近くなってイノケンさんがついにやってくれました。

この日の初サクラマスが氷の穴から顔を出しました。
なかなか腹太のきれいなサクラマスでした。

メガ弟さんの仕掛けには7本中6匹のワカサギが釣れていて、朝の苦労を忘れるような釣果にみんな大喜びでした。
外で遊んでテントに戻ると、私の竿にアタリがありました・・・合わせてみると、なんだか大きな魚がクネクネしているような手ごたえに竿は根元から曲がっていました。

慎重に引き上げて、顔を出したのは何とサクラマスでした。
下針が上あごにしっかりフッキングしていて、釣りあがったところで糸が切れてギリギリセーフ!
大きくはありませんでしたが、うれしい一本となりました。

その後はみんなまったりとしてしまい、生簀に入れたワカサギで遊んでいるうちに風が強くなり始めたので早目に撤収しました。

駐車場ではドカ雪の除雪中で、ロータリー車が高い雪山を林の中に跳ね飛ばしていました。
あんなにたくさん積っていた雪道でしたが、雪はきれいに消えて濡れた路面が現れていました。
辛うじてサクラマスのボウズは免れ、ワカサギは3人とも3桁釣りとなったので苦労が報われた釣行となりました。
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私でしたら、ほとんど諦めてしまったでしょう。
お見逸れいたしました。
ところで、写真のサクラマス、みょ~につるんとしているのと、
すごくスマートですね。
海のサクラとは随分違うんですね。