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Jyosetsu Gaiden

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拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

ぶらり奈良気まま旅~奈良・最終日

とうとう最後の一日となりました。



ホテルの部屋から見える街並みもこれが見納めです。
荷物はホテルに預けて最後の目的地に向かいました。



西ノ京駅は何度か通り過ぎた見慣れた駅です。
駅前には薬師寺がありますが、ここは時間が余った場合のみ拝観できる予定でした。



細い直線道路を記憶を辿るように歩き、10分くらいだったでしょうか突き当りを右に曲がると、唐招提寺の門が見えました。
鑑真和上の「唐招提寺」に着きました。



南大門で拝観料を支払い中に入ると、10年の歳月を費やして修理していた国宝「金堂」がその全容を現していました。



まだ完全に終っていないのか、フェンスに囲まれて中には作業員がいました。



前回ここを訪れたときは全く見ることができなかったことと、BSハイビジョン番組で数十時間に渡って放送されていた金堂を目にしていたので、新たに作られた平成の鴟尾(しび)や天平の甍(いらか)、そして苦労して組み上げていた柱や礎石などなど、その想いは私たちをそこにしばらく立ちつくさせるほどのものでした。



伽藍は拝観者が少なく落ち着いた雰囲気で、紅葉が始まっていました。



左に進むと「戒壇」に続く石畳があり、かつては戒壇院がありましが江戸時代に外構を失なったそうです。



戒壇とは授戒の場、つまり僧になる儀式場とでもいえばわかりやすいかと思います。
引き返して、金堂と同じ並びにある国宝の「講堂」へ向かいました。



天気のせいか中は明るく、先客に解説をしている係員がいたので一緒に話を聞くことができました。
本尊の「弥勒如来坐像」、「大日如来」「千手観音」などが安置されていて、国宝も多いようです。
左奥には孝謙天皇勅額、その前に世界遺産認定証のコピーが展示してありました。



講堂を出て、「礼堂東室」に沿って奥へ進み開山堂の横を通って地蔵堂や本坊がある壁際に進むと、紅葉が見事でした。



本坊の塀は歴史を感じさせる趣のある土壁で、この壁に沿って進むと鑑真和上の木像が安置されている「御影堂」の入口まで行くことができます。




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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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