7月3日 天気は概ね曇りで波は1mの予報を信じ、イノケンさんから聞いた最も釣れそうな南十勝の海に向かいました。
途中、気になっていた糠平湖のタウシュベツ橋が望めるという、展望台に行くことにしました。

国道から180mと案内板に書かれていて、整備されたやや広めの道が林の奥へと続いていました。

散策道は柔らかな感触の地盤に木の階段が設けられ、ジグザグに続いていました。

途中、ミズナラの巨木が立っていて、この木は胸高直径が156cm、周囲は4m90cmもありました。
糠平湖の森にはこのようなミズナラの巨木が多いそうです。

林の先に展望台が見えてきて、間もなく糠平湖が見えました。
残念ながらタウシュベツ橋のアーチ部分は水没していて見えませんでした。

もう少し早い時期に来れば見られたかもしれません。
タウシュベツ橋は10月頃には完全に水没して、ワカサギ釣りが始まる頃に再び現われるそうです。
現地着は18時半頃でした。
霧が出ていましたが、明るかったので海の様子を見に行ったところうねりが高く、天気予報どおりとはいえないような状態でした。
しかし、10分ほどの間にサクラマスが釣れているのを目撃してしまい、翌朝の意欲が湧いてきました。
7月4日 早起きして一等地を目指しましたが、すでに先行者がいました・・・。
夜明けまで周囲の釣り人とおしゃべりをしながら過ごし、4時にはキャストを開始しました。

波とうねりが高く、厳しい釣りになりました。
幸い濁りはなく2本のサクラマスが釣れていたことと、アタリがあったので諦めることなく続けました。
しかし、うねりが次第に高くなり始めると、早々に帰り始める人が出始めました。
釣り人が5人ほどになってしまった6時少し前でした。
ガツンと引っ張られるようなアタリがあり、軽くアワセを入れてヒットです。
遠くの海面で暴れる魚体が自分のロッドと繋がっているという一体感がたまりません。
難しいタモ入れでしたがKさんが難なく一発で入れてくれて、念願の今シーズンの海サクラマスゲットです。

先週イノケンさんから頂いた、海サクラバットをようやく使うことができました。
52cmの丸々と太ったメスでした。

この後はさらに海の様子が酷くなってきたことと、すっかり満足してしまったので納竿としました。
夕方、釣り場の様子を見に行ったところ朝よりも海の状態は悪く、打ち寄せる波が防波堤にぶつかって人の何倍もの高さに飛沫が上がっています。

翌朝は釣りができるのだろうか?心配になってしまいました。
7月5日 イノケンさんと二人で夜明けを待ちましたが釣り人は少なく、それでも夜が明けると8人ほどの釣り人が揃いました。

しぶきがかからない場所でしたが、時折寄せる波が轟音と高い飛沫を上げています。

イノケンさんが一投目で型の好い海アメを釣り上げ、私もキャスト開始!
しかし、イノケンさんはさすがですね、一投目で釣り上げてしまうなんて・・。

海水を浴びてしまうポイントではヒットしますが釣り上げることができず、その後イノケンさんが海サクラも釣り上げる快挙で終了となりました。

イノケンさんのサクラマス
最後は波しぶきを浴びてしまい、やる気は一瞬にして失せてしまいました。まあ、安全第一です。
イノケンさんの正確な情報と幸運で、今期もなんとかサクラマスを手にすることができました。
しかも今回のサクラマスは、そのまま生で食べたくなるようなトロサーモン状の美しくて美味しそうな魚でした。
魚に、海に、友に、釣り場で出会った釣りキチに、そしてこの幸運に感謝!
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毎年少ないチャンスをモノにするとっちさんは凄いと思います。
それにしてもサクラマス。
ファイトして面白い、
釣り上げて嬉しい、
見て美しい、
食べて美味しい。
最高ですね。
欠点はなかなか釣れないのでルアーを買いすぎて、
お金がかかりすぎることですかね。
また来年もサクラマスを釣っちゃいましょう!