道東7月1日解禁、渓流の美しい小魚釣りの季節がやってきました。
雨が数日続いていたので増水や濁りなども気になっていましたが、現地に近づくにつれてどんどん天気が悪くなっていました。
幸い、雨は霧雨程度でしたので全く気にならないレベルです。

道の駅まるせっぷ
今回もキッシーさんに案内していただいての釣行で、手始めに昨年はたくさんの釣り人が先行していたにもかかわらず、ほどほどに釣果のあったポイントです。
準備を済ませて川に向かうと、その水量にビックリ・・・それでも、さほど濁っていませんでしたので釣りにはなりそうです。
しかし、解禁日と言うのにヤマメの反応が全くありません。
100mほど進んで、昨年最も釣果のあったポイントを攻めてみますが、結局何の反応もないままにこの場所は諦めることになりました。
名人キッシーさんでも数匹しか釣れないほどの貧果に、中流域は諦めて上流を目指します。

最初のポイント
しかし上流部も釣り人が多く、これから入ろうとする場所にも先行者の姿があり、期待は薄くなりましたがしかたがありません。
ヤマメ釣りで細い川に3人で入るのは厳しいかもしれませんが、キッシーさんが私達を先行させてくれたのですぐにヤマメの反応がありました。

上流部
10cmから大きくても15cmほどのヤマメが次々にアタックしてきます。
しかし、1年ぶりでしたのでバラシも多くて苦戦していたところ、突然大きな引きが伝わってきました。
腹部と腹びれ、そしてオレンジ色の斑点が美しいオショロコマでした。

オショロコマ
この川は大きな氾濫を起こしたのか大木があちらこちらでなぎ倒されて流され行く手をふさいでいましたが、これが反対にたくさんの良く釣れるポイントを残してくれていて、釣り人にとっては最高の釣り場になっていました。
これが二度目となる妻は、なかなかヤマメのアタリに合わせきれず苦労していましたが、ヤマメ釣りの面白さに夢中になっている様子で、丹念にポイントを流しています。
キッシーさんは確実に取り残しなく釣果を伸ばしている様子です。

小さな川です
深い瀬のあるポイントを流していたときのことでした。
アタリは微かでしたがガツンと重くなった竿が根掛かりのように上がらなかったので大物の予感!
周りは流木や小枝がたくさんありますので、慎重にやり取りをしてなんとか無事河原に引き上げることができました。
22cmを超える良型のヤマメでしたので、うれしくてみんなに見せて喜んでしまったほどでした。

この日の最大魚

こんなポイントで釣りました
3時間ほど楽しんだところでお腹が空いたし先行者の姿が見えたので、納竿して道路に出てから歩いて車に戻りました。
食後は、目の前の川で遊んでみようということになり、私は用意していた小さなエッグフライを流してみたところ、リリースサイズでしたが見事ヤマメを釣ることができました。

キッシーさんのオショロコマ
昼食を食べてキッシーさんと別れてから、丸瀬布の蒸気機関車雨宮号を見に行きました。というよりも、昼寝をするために寄ってみただけなんです。
少しだけ仮眠をとってから近くの川を覗いてみたところ、ルアーマンの姿があったのでしばらく見ていましたが魚の姿は見られず、それでもフライを試したかったので下りてみることにします。

この川も随分と水量が多くて釣りにくかったのですが、ニジマスが釣れました。
わかっていたことですが小さなニジマスしか釣れず、15分ほどで飽きてしまい納竿となります。

リールサイズ?
日曜のせいかSL雨宮号は大人気で、公園内を汽笛を鳴らしながら力強く走っていました。
すっかり晴れ上がった青空の下、心地良い疲れに気分良く家路に着くことができました。
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