ニセコアンヌプリを下山し、羊蹄山にも別れを告げて、サクランボなどの果物畑を抜け余市町に来ました。
余市といえばニッカウイスキー工場ですね。
ウイスキー工場見学も予定内でしたが、着いたのが16時半を過ぎていました。

受付で聞くと、時間がないのではじめに売店と試飲会場に行ってくださいとのこと。
のんびりしていはいられません。

それでも、広い場内を撮影しながら早歩きしました。
随分昔に来たことはありますが、ほとんど記憶にはありません。
蒸留棟、混和棟、醗酵棟、貯蔵庫、ウイスキー博物館などを外観だけ見学します。
売店をさささっと見てから、ニッカ会館2階の試飲会場に行きました。
館内には蛍の光が流れています・・・。
カウンターでお好きな飲み物をどうぞと言われて、鶴17年とアップルワインをいただきます。

高級なウイスキーなので、氷も水も入れるのはもったいないのでそのままいただきました。
・・・・・。
すんごく美味しかったですよ。
時間がないので試飲はゆっくりできませんでしたが、帰りは場内をのんびり歩きました。

機会があれば、もう一度ゆっくり見学したいですね。
18時を過ぎたので、この街にある名店に向かいました。
余市町で唯一、ミシュランガイドに載っている居酒屋があるのです。

「がんがら」です。
焼鳥料理の店として、知る人ぞ知る名店らしいですよ。
私たちは、たまたまこの街の居酒屋を探していたところに偶然みつかっただけなんですが。
中に入って予約なしですがと聞くと、どうぞとカウンターに招き入れられました。

カウンターと小上がりがふたつのみのこじんまりした店内に、まだ客の姿はありません。
生ビールを飲みながら何品か注文して待っていると、煮込みが届きました。

柔らかく煮込まれていて味も絶妙です。
旨い!
がんがらに来たら煮込みは絶対おすすめとのことでした。
目の前の焼台で注文した焼鳥が焼かれていて、手際良くも慎重に板さんの手と目が働いています。
一串目はサガリです。

写真を見ただけでその味がわかりそうなくらいですよね。
ジューシーで柔らかいです。
こちらは店主おすすめのつくねです。

一本一本のボリュームがあり、火の通りが丁度いいんです。
黄身が濃厚にからみ、肉の味を引き立ててくれます。
手羽先好きの私たちは6本も頼んでしまいました。

食べやすく開かれて焼かれています。
シンプルな味付けだけに、見事な焼き加減が光ります。
団体さんや他のお客さんで賑わいはじめた頃には満腹になっていました。
早い時間に行ったお陰で、御主人と色々なお話をすることができました。
ミシュランガイドに載った店、ダテではありませんさすがです。
美味しゅうございました。
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