だいまるファミリーレストランを出てから、近年話題の観光スポットを目指しました。
市街地を出ると、空港が近いせいか着陸態勢に入った旅客機が近くを飛んで行きます。
結構低空飛行なので、突然見ると驚きますね。
やがて、畑に囲まれた長い直線の先に十勝岳連峰が見えてきます。

その直線道路の終わりまで来ると、残雪残る山が近づいてきました。
さらに山が近づくと、白樺林のなかに休憩スペースがあります。

立派なトイレです。
この横にはパークゴルフ場がありました。

広い駐車場と軽食レストランなどがあり、地元らしきお年寄りや観光客で賑わっていました。
道路の反対側には観光案内所もあります。

ここは白金インフォメーションセンターといいます。
以前入ったことがあったので、今回はパスします。
ここから1kmほど走ると、青い池の入口がありました。

以前はあったかなあと思いつつ、ここで左折します。
ここから砂利道になり、300mほどでしょうか・・。

広い駐車場がありました。
青い池はこの先にあります。

やや上りの砂利道を200m弱歩くと、青い池が階段の下に見えてきます。

ここでは、何となく青いかな?程度に見えました。
というのも、池の端はゴミや汚れが溜まりやすいらしく、池の表層がそれらによって遮られているのです。
先日のニュースで、大がかりな清掃作業をしたと放送されていたので、おそらくひどい汚れ方だったのでしょう。
ペットボトルや空き缶など、信じ難いものがこの美しい場所に捨てられているのです。
ここではカエルの大合唱が聞こえます。

少し歩くとそれも聞こえなくなり、青い池がしっかり見えました。
池の横に広い白樺並木の歩道があり、しっかりと整備されています。
危険な場所には柵もあるので、よほど不注意な人でなければ落ちることはないでしょう。
池の中に建つ立ち枯れた木が幻想的です。

立ち枯れた木が池の青さを際立たせますね。

僅か5年前までは立ち入り禁止だったこの池ですが、整備されて自由に見学できるようになってからは、瞬く間に口コミで広がっていったそうです。
池は、十勝岳噴火の堆積物による火山泥流災害を防ぐために、美瑛川に建設された堰堤の一つに水が溜まって出来たものです。
池に流れ込みはなく、湧水によって溜まったものです。
湧水には水酸化アルミニウムなど白色系の微粒子が含まれ、美瑛川本流の水と混ざり合うことによってコロイドが形成されます。
これによって、太陽光に青色の透過光が加わって不思議な青い色に見えるそうです。
曇り空のせいか、色は今一つですね。
国土地理院の地形図では水たまり扱いですが、グーグルマップで見るとしっかり青く見えます。

左奥がこの池を堰き止めているところです。
山との間には美瑛川が流れています。

ここが川との境目。

残雪が見事ですね。
この上流2.5kmに白金温泉街があります。

川と池の横は広場になっていて、これからもう少しすると混雑するのでしょう。
川と反対側、歩いてきた方を見ると・・。

大きくはない池がほぼ見渡せます。

池と歩道、そして帰り道となる広い砂利道を歩いて駐車場に向かいました。
この日は観光客も少なかったので、歩道を歩いても充分すれ違うことができます。
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