青物に夢中になっていたせいか、この時期になってようやくのアキアジ釣りです。
青物は近くでも釣れますが、アキアジは遠いので簡単には出かけられなかったのです。
以前は、仕事が終わってすぐに出発して、翌日だけ釣行なんてこともよくありましたが、今はそんな気力も体力も減少・・・。
今回は、シルバーウイークという変な連休なので、混雑すること間違いありません。
しかも、帰りのことを考えると釣りができるのは半日程度しかありません。
それでも、釣れる確率は低くなりますが、激混みしないだろうポイントに向かいます。

出発時は雨が降りそうだった空は、トンネルを抜けたところで青空に変わりました。
翌日は晴れであることと、波は高くない予報なので安心です。
人によっては5連休という、私にとっては迷惑連休なので、どの道も混雑していますね。

道の駅は駐車場が満車に近い状態です。
走っていて、ふと考えました・・・。
冷蔵庫に入れてあったエサの入った袋、持ってきた記憶がないなあ・・。
次に停車した時にでも確認しよう、と思って忘れていました。
今回はのんびり走ります。

やはり、どこの道の駅も混雑していますねえ。
そして目的地が近くなって、ようやくクーラーボックスの中を確認します。
・・・・・嫌な予感は的中!
仕方がないので、釣具店によってエサを購入します。
このエサですが、一切れがデカイうえにニンニク入りだったらしく、臭いのなんの。
走っている途中でも、目的地付近の釣果がラインや掲示板で流れてきます。
なにやら昨日までの雨の影響があるのか、ほとんど釣れていないらしい。
色々な情報を整理した結果、当初の目的地に最終決定。
さて未明から砂浜に行き、めぼしいポイントで準備を進めます。

波はまだありますが、釣りには影響なさそうです。
前日の釣果を聞くと、一人2本くらいとのことです。
しかし、期待していた薄暗い時間帯は誰も動きがありません。
いつもなら、どこかで誰かが砂浜ダッシュする時間帯です。
諦めかけていた5時過ぎのこと・・・。
竿先がガクンガクン揺れています。
ブッコミは、この竿先の揺れに興奮します。
しばし格闘し、波打ち際の攻防を制しアキアジを引きずり上げました。

写真ほどは暗くないのですが、ストロボ発光してしまいました。
この時期は型がいいので重いです。
銀ピカではありませんが、身は見事に紅かったですね。
小さな群れが通過したのか、お隣でも一本釣れていました。
しかし、その後は再び静かな海です。
陽が昇って暖かくなり、暇なので朝食です。

久しぶりに、ガスバーナーで湯を沸かしてカップめんを食べます。
スクリーンテントの日蔭は寒いくらいで、温かいカップめんが美味い。
これでおしまいなのかなと、再び諦めそうになった7時20分過ぎでした。
お隣さんがやってきて、お話を聞いていた時でした。
何気なく見ていた竿先に怪しい動き・・。
・・・・・うーん、これは間違いない。
合わせてみると、ずっしりした手応えでした。
この竿は、かけ上がりの向こうを狙った超遠投だったので、巻くのは大変です。
寄せる頃にはアキアジも疲れたのか、波打ち際の攻防は楽勝!

この瞬間に外れることもあるので緊張します。
砂の上を引きずっているうちに、アキアジは砂まみれです。

アキアジの尾びれで砂をかけられ、人も砂まみれ。
これも重量感のある太いオスでした。
本州送りするので、雄の方がうれしいですね。
そしてやってくる静かな時間です。

今季から導入したダッグアウトテントです。
これはいいです!
前面がオープンで、3人ほどが余裕で入れます。
スポーツ観戦ではなく、ブッコミ竿観戦です。
このあと、9時20分過ぎに一度ヒットしましたが、食いが浅くて波打ち際で逃がしました。

そして、完全にアキアジは気配を消してしまったのでした。
波はすっかりなくなってしまいましたね。
納竿予定の11時を待たずに片づけを始めてしまいました。
ボウズ覚悟の釣行でしたが、運良くアキアジに出会うことができました。
帰りは、どこを見ても釣り人や観光客で一杯でした。
久しぶりの睡魔に襲われ、何度も休憩をしながら帰ってきました。
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今年の港内での釣りは厳しいようですが先日やっと念願のサケを釣ることが出来ました
同行者の手助けでやっとこでしたわ
ブッコミで砂浜を走る芸当なんざしばらくお預けです
では