東大雪は糠平湖。その寒さから開幕はいつも早いのですが、今年に限っては9日と、随分遅れていました。
天気予報を見ても、十勝地方は晴れマークばかり続いています。
雪が少ないと、湖までの道が歩きにくくなるので少し心配です。
久しぶりの糠平湖なので時間がはっきりせず、適当に起きて適当に向かいました。

いつもの幌加除雪センターに着きましたが、まだ暗くて早過ぎでしたね。
ここで朝食を食べながら時間つぶしをしました。
明るくなってから出発して、10分ほどで5の沢駐車場に着きました。

雪が少ないので、駐車場からの入口も登らずに済みました。
ブッシュは想像よりも少なくて、たくさんの釣り人が踏み固めたのでしょう、しっかりとした道がついています。
今回は新しいテントを持ってきました。

ソリに横置きしても大丈夫なほどコンパクトですね。
スコップも積みましたが、雪がなくて使うことはありませんでした。。
蛇行してアップダウンの多い林の道を抜けると、ようやく湖に出ました。

まだ水位が高いので下り坂にはなっていません。
東の空が赤くなってきています。
それでも、名物のキノコ氷ができています。

雲が朝焼けに染められて、妙な風景です。

道の先には、テント村が見えていました。
湖上は、所々氷があらわになっていて、つるつるなので注意して歩かなければスケートリンクそのものです。
最初のポイントは、ガス穴注意のロープポイントです。
可能性を秘めたポイントということと、歩くのが面倒・寒いという理由で、すぐにテントの設営をしてしまいました。

家の中で3回も立てていたので、45秒とはいきませんが短時間で完成!
外見は狭く見えますが、背中が垂直なので3人くらいはいけそうですね。
旧型と違って入口が高くなり、私でも楽に入ることができました。
高さがないので、電動ドリルが使えるか心配していましたが大丈夫でした。
ガソリンストーブでは熱すぎるくらいです。

なんだかんだで、スタートはこんな時間になります。
底までは13m弱で、魚探には僅かに魚影が映っていました。
仕掛を下ろすとすぐにアタリがあり、良型でお腹の大きいワカサギが釣れました。
数こそ出ませんが、地味にそして着実にアタリを拾っていくという楽しい釣りですね。

たまにダブルで釣れることもありました。
今回から、Kさんは電動リールのスタンドを高足型に変更しました。

このスタンドは、リールが持ちやすくなり、操作性も向上します。
使い勝手は好いとのことでした。
私はリールを台の上の広い範囲で使うので、このスタンドは残念ながら使えません。
すぐに足を踏み外してしまうでしょう。
快調に釣っていましたが、突然Kさんに強い引き・・・。

アメマスでした。
24cmくらいでしたが、ワカサギ竿では大変な引きです。
次も再びKさんに、しかしウグイでした。
さらに私にも・・・何度も何度もラインが引き出され、最後はもう少しというところで切られてしまいました。
大きなサクラマスでした。
残念でしたが、この頃からワカサギの姿が消えてしまいました。
周りからも、ワカサギが釣れなくなったの声が聞こえてきます。

こんなのは釣れるんですけど・・・。
しばらくすると、遊魚料の集金にいつもの河田さんがやってきます。
聞くと、奥のあのテントの人が一人で300匹釣っています、とのこと。
他は、あまりパッとしていないらしいです。

外に出てみると青空が広がっていて、寒さも幾分弱まっているようです。
朝はマイナス16℃以下になっていましたので・・。

糠平湖特有のガスとひび割れです。
時々「ドーン!」といった初めての人には不気味な音が聞こえてきます。
こうしている間にも放水によって水位が下がっているので、氷が割れる音が聞こえてくるのです。
それにしても釣れません・・・。

クイックドームパオαレギュラーとラージのツーショットです。
周りにもう少しテントがあったのですが、みなさんこのポイントを諦めたようです。
もちろん、私たちも場所移動です。
次なる場所は、当然ながらあの300匹ポイントのすぐ横ですね。

テント村が近くに見えています。
そうなんです、このテントは窓が丁度いい位置にあり、座ったまま周りが確認できるのでした。
かなりガッチリしているので、風が吹いていても気付かないほどでした。
さて、300匹ポイントですが、全く釣れずアタリすらありません。
どうしたものかと思っていると、300匹の方がやってきて今のところ400匹だけどアタリが少なくなってきたといいます。
僅かなポイントの違いから、こんなにも差が出るのか・・・。

とりあえず昼飯!
コンビニの冷凍ちゃんぽんです。
温めるだけなので釣りはできますが、釣る気ゼロでした。
食後、ようやくやる気になって5m離れた場所に穴を開けました。

きれいな水と氷です。
深さは15mほどで、仕掛けが着底後すぐにアタリがあり、合わせるとしっかり乗りました。
再び仕掛けを下ろしても同じように釣れたので、これはもう場所移動するしかないですね。
移動後、釣れたのははじめのうちだけで、次第に渋くなってきました。
それでも、釣れないことはなかったので、のんびりと楽しむことにします。

こんな感じの湖上です。
氷の上にテントを立てるときれいだろうなって、過去に試したことがありましたが、滑り過ぎて危険です。
結局、釣果は伸びず、15時前に納竿となりました。
二人で150匹弱と寂しい釣果ですが、ここのワカサギは美味しかったですね。

ここの主であるオジロワシは健在でした。
狭角の振動子があれば、もう少し楽になるのかなあ。
でも、釣りをする前の調査、苦手だしなあ・・・。
◆ 追記

fumitatsukoさん、私の設定です。
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厳しいワカサギだったようですね。
でも、景色がいい!
目に入ってくるもので、癒されることの多いに越したことはないですよ^^
設定情報有難うございます。
二度ほど使った中で、締付力が13に落ち着いておりました。
あとの設定は同じです。
何から何までほんと、すみません。
週末も能取湖か佐呂間別川かどちらか参戦予定です。