昨年始めて行った阿寒湖は、思っていた以上に私たちに合ったフィールドでした。
氷上の駐車場、水がきれい、温泉街に囲まれていていかにも観光地らしいが、ここではそれも悪くはないのです。
ということで、早めに行動開始!

氷上の駐車場に着きましたが、まだ暗くて、灯りを持ってきていない私たちは行動できません・・・。
じゃあ温泉街にあるコンビニに行きますか。

ここは、週末のせいもあるのか驚くほどの商品が並んでいましたね。
旭川市内の繁盛店でも、これほどの在庫はしていないでしょう。
買物から戻り、しばらくは車内で朝ごはんなど頬張ります。
湖上はテントの灯りが20張りほどあり、待っている間にも次々と釣り人がやってきます。

明るくなってきたので、私たちも行動を開始します。
ホテルの明かりが見守ってくれているような気がして、温かく感じます。
駐車場からポイントまでは近くて、積雪はすっかり固まっていますが、少々でこぼこしていて滑りやすいですね。

どこにしようか考えながら進みます。
気温はマイナス10℃以下にはなっているでしょうが、風がないので寒くはありません。
それならばと、魚探で魚影を見てみます。
昨年は、混雑しているポイントに入りましたが、2時間ほどで釣れなくなった覚えがあります。
昨年好かった最先端も探ってみましたが今回は今一つで、2か所目が一番良かったのでそこにします。
数日前に入った友人から聞いた場所よりも、幾分奥になります。
氷の厚さは50cmほどでしょうか、一息に貫通できなかった穴が2個ありました。
テントを立ててペグダウンして、すぐにガソリンストーブに点火しました。
あっという間に温かくなり、さっそく仕掛けを投入してみましたが、魚群の濃さの割には食いは好くないようです。

東の空が赤くなってきて、雄阿寒岳にかかっていた雲は薄くなってきています。
好天が約束されたような空です。

温泉街のホテルの最上階の湯気が、いかにも温泉らしく温かそうです。
魚探は概ねこんな感じです。

これが時には全ての層が魚の反応に変わることもありますが、入れ食いという訳ではないのです。
しかし、エサ切りと誘いによって入れ食いのように反応があるので、そこそこ釣れてはいました。
ここまでは時速70匹以上ですが、魚探の反応が凄いだけに期待はずれにも感じてしまいますね。

油断するとダブル、トリプルと釣れることもあります。
底まで10mほどで、ワカサギ釣りには丁度好い深さだと私は思います。
ワカサギの大きさは糠平湖よりは小さいですが、小さすぎず時には10cmオーバーがほんとにたまに釣れます。
陽が射し始めるとテント内は温かく、上着が必要ないほどでした。

雄阿寒岳は雲ひとつなく、その美しい姿を見ることができました。
陽が昇ってからはワカサギの反応が好くなり、釣果も上向きになります。
安心したところで、周辺の散歩に出かけます。

料金徴収の漁協の担当者のスノーモービルですね。
その奥が氷上の駐車場です。
混雑しています。

こちらが釣り場です。
日の出から日没までとなっていますが、日の出からは難しいでしょうね。
前回がそうであったように、今回も日中は釣れなくなるのではと心配していましたが、今回はまだ釣れていました。
入れ食いとは行きませんが、誘えばのってきます。
早い昼食にします。

今回は、冷凍の水なしでできる鍋焼きうどんです。
本当はもう少し美味しそうだったんですけど、写真下手で申し訳ありません。
しっかりコシがあって美味しかったですよ。
だらだら釣っていても、昼前には300匹釣れました。

それでも、Kさんとのデッドヒートは続行中ではありますが・・・。
お腹が張るのでトイレタイムです。

温泉街にある公衆トイレです。
ここは和式ですが、暖房が入っていて少しホッとします。
この日の男子トイレの大は使用不能になっていました。
トイレ側から駐車場を見たの図。

午後からでもこんなに混雑していました。
ワカサギ釣り場も帰る人がいましたが、こんな時間からでもやってくる人はいました。
翌日の釣り大会の場所選びでしょうか?

少し雲が出てきて、風も時々強くなります。
近くで夏用のスクリーンタープのグループがいましたが、風でかなり変形していましたね。
どうなるのか気になって注視していましたが、期待するようなことは起きませんでした(笑)。
この日唯一の外道です。

トゲウオです。正式名は何でしたっけイバラトミヨ?
昔は網走湖で、こんな魚が嫌になるほど釣れたものですが・・。
午後からはさすがに渋くなりましたが、今年一番の釣果狙って頑張ってしまいました。

それでも、15時前には飽きて終了!
二人で900匹弱ですね。
自宅に戻って計量すると2.3kgでした。
充分満足できる釣果でした。
後片付けをしていると台湾からの旅行者が大勢やってきて、何匹釣ったとか晩御飯には大漁ですねとか話しかけられました。

これくらいの時間帯は、ホテルに観光バスが到着しだすので、釣り場のあちこちにそれらしき人たちがいました。
近くのスノーモービル乗り場はごった返していて、ヘルメットをかぶった旅行者たちが次々にコースを走っていました。
阿寒湖、もう一回くらいは楽しみたいと考えています。
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