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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

渋い日もある・・・ブリ

今回は、オフショアジギング初体験の釣り仲間を誘っていましたので、普段以上にテンションは上がっていました。
何日も前から天気や波の状態を気にしていましたが、当日が近づくにつれて釣りができそうだと確信していました。
しかし、気温の予報が悩ましいのです。
紋別にしては高く、30℃という気温は海上だと照り返しが強いので、風がなければ反対に暑いでしょう。


ということで、前日の夕方に現地到着です。

img2016-8-MonJig01.jpg

火力発電所に映える夕暮れが迫る中、蚊の存在を気にしつつ前夜祭です。

この時間の気温予報が29℃となっていましたが、海が近いせいか風が心地好くてさほど暑くはありませんでした。
本州からの連泊キャンパーが多いのですが、みなさん意外に早寝でしたね。
私たちも、21時前には寝たと思います。




翌朝、目覚めたのは2時半でした。
出航は4時なので、もう眠れません。
そのうち、仲間たちも起きたらしく物音が聞こえてきます。
外は、空気がひんやりとして気持ちいいですね。

準備を済ませて船着き場に向いますが、まだ暗くてキャップライトが必要でした。
キャップライトは持ってきていなかったので、鳥目の私にはなかなか大変です。

img2016-8-MonJig02.jpg

全員揃い、準備が済んだところで出航です。
まだ暗いので、夜明けは随分と遅くなってきているようです。
ジグを取り付けようとするも、暗くてリングが見えません。

今回は、初めての方向に向っています。

img2016-8-MonJig03.jpg

何でも、昨日爆発した好ポイントらしいのですが・・・。
期待しない訳にはいきません。

船長とあれこれ話をしながら走っていると、突然船長がシャッターチャンスだよと右斜め前方を指差します。

img2016-8-MonJig04.jpg

ようやく太陽が昇ってきました。

新しい釣り場までは、約30分くらいでしょうか?
ようやく到着して、さっそくジグを投入します。
しかし・・・・・青物からの応答はありません。
時々、フグが姿を見せる程度です。

しばらくして、プレッシャーに耐えられなくなった船長が移動を決意します。
この移動は、あとから失敗だったと聞きましたが、まあ仕方がないでしょうね。

次のポイントに移動しても、どうにも青物は現れません。

そして何ヵ所目かのポイントで、ようやく船上初の青物が私にヒット!

img2016-8-MonJig05.jpg

6時27分でした。
明快なヒットに青物を確信し、カメラのスイッチを入れます。
しかし、この魚はこれまでにない重量感が伝わってきます。
時々、ジリジリとドラグも利いています。
前回ほどではないにしても、これまででトップクラスの強い引きでした。

2分近くを要して、ようやく姿が現れました。

img2016-8-MonJig06.jpg

リーダーが入って、その後は難なく船長のタモに入りました。

魚体は84cm・6.4kgのブリでした。

img2016-8-MonJig07.jpg

特に、お腹周りが太くてコロコロした美しい魚体です。
翌日食べてみましたが、これまで釣ったブリの中では一番美味しい魚でした。

次のヒットは友人でした。
さすがですね、私か彼かどっちが先でもなく、いつも争っているかのようでもあります。

img2016-8-MonJig08.jpg

私は釣った魚を袋に入れていたところでしたが、カメラのスイッチはすぐに入れます。
カメラは帽子に付けられているので、なるべくファイト中の友人から顔をずらさないようにします。

別のデジカメでダブルで撮影しながら近づくと、丁度魚が見えたところです。

img2016-8-MonJig09.jpg

すぐに船長がタモ入れをして、ネットインしました。

7時半には、再び友人にヒットします。
やりますね。

img2016-8-MonJig011.jpg

背中合わせの人とマツったようですが、全く問題なくネットインします。

この日は、朝から太陽が雲に隠れることなく陽射しが照りつけていました。
水分は多めに補給して、早い時間帯に一度だけ船酔い気味になりましたが、船首で数分休憩するとすうっと嘘のように気分が好くなりました。
不思議ですねえ、今シーズンはこのパターンで一度も吐いていません。

さて、ジギング初体験の釣り仲間ですが、ジャークが形になってきています。
もうそろそろ釣れてもいい頃かなと、思っていたところにヒット!
タモを持って駆け付ける船長・・・。
カメラの準備万端な私・・。
友人もリールを早巻き上げして、その瞬間を待ちます。
結構重そうですが・・・。

img2016-8-MonJig010.jpg

うーん残念。
船長「あー、フグだ。まだ重さ足りないんだわ・・」
大きいフグだと、結構な重量感ありますからねえ。

9時少し前です。
久しぶりの青物アタリ・・・。
しっかり合わせてフッキングしました。
一本目と比べると、軽く巻き上げができますね。

img2016-8-MonJig012.jpg

それでも、戦闘機の様に強烈な走りをします。
左に浮きあがってきたので、他の人の仕掛けに絡まないようにやや強引に寄せました。

img2016-8-MonJig014a.jpg

65cm・2.5kgでしたが、なかなかいいファイトをしてくれました。

そしてまた、青物らしく魚影は消えてしまいます。

今回の船長は大変でした。
なかなか青物の姿が捉えられず、燃料代がかかってしまいましたね。

img2016-8-MonJig0113.jpg

こんな魚影も出ますが、ジグに反応はなし。
青物ではないのかも?

暑さ対策として、日傘も用意していました。

img2016-8-MonJig016.jpg

移動の時が風を受けて一番気持ち好く、汗もすうっと引いていきます。
でも、場所移動すると釣りたい気持ちが勝って、暑さは忘れてジギングに夢中になります。

この後、ついに初体験の仲間にヒットしました。
しかし、フグか青物かの判断がはっきりしないままにカメラのスイッチが遅れてしまいました。

img2016-8-MonJig014.jpg

後でこの時のことを聞いたところ、全く覚えていないとのことでした。
それだけ夢中になって楽しんだのでしょう。

しかしこの時、船長は他の釣り人のタモ入れ中で、私に頼むと声がかかりました。
見ると、すでに魚が海面に見えています。
針はしっかり掛かっているようなので、リーダーを持ってエイッ!

img2016-8-MonJig015.jpg

私のラインにも絡んでいたので、一気に抜き上げます。
動画の切り出しですが、面白い一枚になりました。
深く記憶に残る一本になるかどうか本人しかわかりませんが、釣り好きの彼なら間違いはないでしょう。

残り時間も青物の姿が少なく、これ以上やっても期待できないだろうと11時には沖上がりとなりました。

img2016-8-MonJig016.jpg

釣果が少なくて良いことは、船から荷物を上げる時だけですね。
とても楽でした。


さて、次回はどんな釣りが待っているのでしょうか。

帰りの紋別市内から10分の国道では、気温が34℃近くになっていました。
今後は、こんなに暑いことはないでしょうが・・・。







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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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