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Jyosetsu Gaiden

Jyosetsu Gaiden

拙きが如し。 そんな私ですが、北海道の色々な釣りを楽しんでいます。

 

今シーズンやっと・・のワカサギ釣り

私たちが行くワカサギ釣り場のなかで、今期一番釣れているのは?
調べてみる限り、阿寒湖は低調らしいし、糠平湖は歴史的不調との発表。
最近は遠く感じる朱鞠内湖は、場所によっては釣れる可能性もあるけど豪雪が・・・。
桜岡湖は魚体が大きくて駐車料金に一人分の温泉入浴料金が含まれるということも魅力的ではありますが、釣果は今一つだし、釣れる砂川オアシスパークは魚体が小さいうえに濁りが激しいらしいです。
となると・・・。

今シーズンはまだ行ってない網走湖が、平日ならいいと友人のサーチ。
ちょっと遠いけど、ガンバっちゃおうかと道の駅に着いたのは22時半。

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これがオーロラ号かな?
柵があるので近くで見ることはできません。

建物の反対側にも、もう一艘停泊しています。

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こちらも観光船のような船ですね。

もう遅いので、簡単に一杯やって車中泊です。





早い時間よりも、8時とか9時過ぎの方がよく釣れるというので、遅い目覚ましでした。

コンビニに寄って食料などを調達して、網走湖は呼人に着きました。
・・・・・平日とはいえ、車の数が少ないですね。
15台くらいしかなくて、余裕で好きなところに停められます。
しかし、駐車場に火の手が・・・と思ったら、練炭に着火したばかり。
危ないから、駐車場でやらないでほしいですね。

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ソリに荷物を積んで湖上に出ます。

目的の左側には、わずかな釣り人しかいません。

img2017-1-Abashiri03.jpg

しかし、目的のポイント付近に再び火の手が・・・。
またしてもあの爺さんです。
しかも、火が消えると煙いのなんの、迷惑千万・・。
目的のポイントは煙くてダメです。

仕方がないので、少し奥にストラクチャーが映らない幾らか反応があるポイントに決定。
ここまで6カ所ほどの穴あけをしていますが、この日の気温がマイナス5℃程度なのが幸いでした。

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テントを立てて準備をして、再び魚探を確認すると・・・好きな底に反応が消えているものの、上の方にもいるのでそのうちに変化があるだろうと楽観。

ちょっと遅いですが、そこは網走湖、簡単に釣れるだろうとのんびりスタート。
Kさんは、ポツポツですが釣れています。

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しかし私は、型は小さいし反応が悪すぎです。
そして、この魚影らしきものはワカサギではないんじゃないかと疑心暗鬼。

少しするとKさんも反応が悪くなったので、朝ごはんにします。

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前回美味しかった、7-11のカレーうどんです。

ストーブにのせて準備をしていると、私の竿先が大きく暴れています。

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網走名物デカワカサギがダブルです。
誘っても食わないくせに、こんな時に釣れるものです。

でもまだ誘いませんよ、朝ごはんモードに入ってますから。

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このドロッとしたルーが、うどんに好く絡んで美味しさが倍増するのです。

外では漁組のエンジンドリルが繁盛しているらしく、盛んにエンジン音が聞こえてきます。
日が射して、ほんのりとテントの中も温かいです。

食事が済んで、さあこれから思っていたところに強烈な引き・・・嫌な予感は的中。

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網走湖名物カワガレイ登場。
カワガレイが釣れると、少なからず仕掛けにダメージがあるので害魚なのです。
一番多いのが、硬い口から針を外すときに針が曲がる折れるなどのダメージで、一番下の針に食いつくことが多いので、底狙い好きには強烈な痛手となります。

気分転換に外に出ると、少しづつではありますが釣り客も増えてきています。

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テントのメーカーが多様ですね。

野天釣りの人も見えますが・・。

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この近くで野天釣りしている方は、なぜか朝はテントで釣っていました。
テント内よりも明るいテント外が、より釣れるのでしょうね。
暖かかったとはいえマイナス気温ですから、私たちには真似はできません。

前回から使ってみて良かった、餌付け時の長さが自在に調整できるリールです。

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誤って、意に反して巻かれてしまう誤動作を防止するクリップを付けました。
老眼によって、異常に餌交換が遅い私でありましたが、これによって倍以上早くなったのは大躍進と言えるかもしれません。
ただ、普通の人に比べるとそれでも遅いのは言うまでもありません。

もう一つ、新規導入アイテムです。

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友人から頂いた一酸化炭素感知器。
これをそのまま使うと大音響に近所から苦情が出ますので、音量を下げて使いました。
この日も時々警告してくれましたね。
窓は常に2カ所以上開放していても鳴ります。
最高で130ppmなので、心配するレベルではありませんでした。
500ppmで1時間以上経過すると危ないらしいですね。

その後の反応はまずまず良くなりました。

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魚探もこの通りです。
底好きなので、氷下から2mほどの底にいるワカサギを釣っていましたが、表層でも中層でもどこでも狙えます。
たくさん釣るなら、表層を手ばね竿で釣るのが一番でしょう。

静かな環境の呼人湖畔では、鷲の鳴き声も聞こえてきました。
他に聞こえるのは国道を走る車のエンジン音と、時々聞こえてくるJRの列車の音。
エンジンドリルの音と釣り客の歓声がたまーに聞こえます。

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こちらはKさんの釣り座。
私とは、抜きつ抜かれつの地味なデッドヒートを繰り返しています。
集中力は5分が限度と言いつつ、ワカサギのアタリと引きを楽しんでいました。

午後からは底が渋くなってきたので、表層を中心に狙います。
すると、面白いくらいに誘いと合わせが決まり始めます。

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程なくして、目標としていた300匹に達し、この時点で満足していました。

そういえば、今年の網走湖は水が濁っていませんね。
台風の影響はどうだったのかわかりませんが、釣果は例年と変わらないような気がします。

二人で650匹弱でしたが、何といっても型が素晴らしい。

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一番下が平均的なワカサギで8cmほどですが、大きいものは14.5cmもありました。

これだけ大きいと、頭落として塩干にできますね。
さっそく食べてみましたが、干すことで味が濃くて風味が抜群でした。

ということで、ずっしりと重い釣果をソリに積み込んで、タイトルの今シーズンやっと満足のいく釣果となりました。

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一日中晴れていて暖かく、風もほとんど吹いていませんでした。
この時期にしては珍しい、春先のようなワカサギ釣りを楽しむことができました。







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プロフィール

如拙(じょせつ)=とっち

Author:如拙(じょせつ)=とっち
北海道の釣り・キャンプ・旅行など、夫婦で各地を飛び回っています。
ブリジギング・ワカサギ・カレイ・ニシンやチカなどのサビキ釣り・アキアジ(鮭)の他に、ルアーやフライなどジャンルを問わず、面白そうなことは何でもチャレンジしています。

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