夜中にトイレに起きた時は、雪がさらっと積もっていました。
峠は積雪を覚悟していましたが、平地でも雪なのかとがっかりしてしまいます。
未明の出発でしたが、すぐに薄っすらと明るくなってきているのがわかりました。

みるみる明るくなってきていましたが、阿寒湖への道は誰も走った跡がありません。
阿寒湖への峠道は、北海道でも有数のカーブの多い難所です。
下りになって突然、右手に雄阿寒岳が現れます。
今回は上半分は雲の中でしたが、その雄大さはいつ見ても迫力があります。
温泉街の入口でコンビニに寄り、ここから10分ほどで釣り場の駐車場に着きました。
この時期は雪が融けてぐちゃぐちゃドロドロになっているのですが、雪が降ったおかげできれいに覆い隠されていました。
隣で準備中の地元っぽい方に、今期はロープ際から離れたポイントが良く釣れるんですか?
そう聞いてみると、そんなことはないよと教えていただきましたが、その人はロープ際には入りませんでしたね(笑)。
平日のせいか、こんなに明るくなっていても5張ほどしかありません。

しかも、みなさんロープ際ではありません。
降ったばかりの雪のせいか、足元は固まっていませんが、歩きにくくはありません。
試しにロープ際に3カ所ほど穴を開けてサーチすると反応の好い穴があったので、天邪鬼的に面白いと、ロープ際に決めました。
しかし、テントを開いてから魚探を再確認すると、なんと!魚はすっかり消えていなくなっています・・・・・。
仕方なく、テント村に入ってサーチした穴にいくらか反応が見えます。
ソリから道具は下ろしていなかったのでそのまま移動して、テントは開いたまま二人で移動します。
風が吹いていなかったのが幸いでした。

ロープ際、釣れないこともないのでしょうが、誰もやっていないと不安ですよね。
何よりも、魚影が消えていたことがビックリでした。
準備が済んで魚探を見ると、消えたり現れたりの繰り返して、ほとんどが底のみの反応です。

これが良い時の反応です。
魚がほとんど映っていなくても、しっかり誘ってさえいれば釣れます。
もちろん、新鮮な餌と真剣にワカサギと向き合うことは必定ですが・・・。
これがなかなかできないんですよね。
集中力なさすぎですかね。
こんな状況下でも、阿寒湖ならではのロケーションの良さが楽しめます。

座ったまま、目の前に雄阿寒岳が見えています。
この日の天気は概ね青空の好い天気でしたが、曇ったり少しだけ風が吹いたりしました。
ワカサギはずいぶんと型が良くなっていて、網走湖ほどではないにしても10cmほどのワカサギも多かったですね。
近くのベテランさんたちが言うには、朝のうちは良く釣れていたそうで、私たちが着いた頃から外に出て他の穴を探していました。

太陽が顔を出すと、テント内はビニールハウス状態になって暑いのなんの、ストーブを消します。
雲の動きが速かったので、すぐにまた点火となってしまうのですが・・・。
混雑していないので、マス竿を出している人もいました。
一度、チリンと鈴が鳴って音が聞こえなくなりましたが、Kさんが鈴が落ちて竿先が穴に引き込まれていることに気付きました。
さっそく声掛けをしてみると、釣り人が駆け付け釣りあげていましたが、30cmくらいの細めの魚でした。
その他には釣れている姿は見えなかったので、マス釣りは不調のようです。
ワカサギは地味にポツポツと釣っていました。

2時間ほどかかって、ようやく3桁釣れました。
もっと頻繁に餌替えすれば釣果はアップしますが、面倒くさくてそんなに真剣には無理です。
釣れないときは、おやつ食べたりジュース飲んだり楽しく過ごしますよ。

たまに雄阿寒岳の雄大な景色を楽しむのもいいでしょう。
この日の雄阿寒岳は、ほとんど雲がかかっていましたから、これはベストショットかもしれません。
魚探の映像は・・・。

これくらいになると、集中していなくても釣れました。
しかし、すぐに消えてしまうのも阿寒湖マジックなのでしょうか。
カレーうどんばかり食べていたので、最後位は違うものを・・・。

えび天鍋焼きうどんですね。
美味しいことはおいしいけど、やっぱりカレーうどんかなと振り返ったりして・・。
そういえば、ご飯のカレー食べていなかったですね。
来年のお楽しみです。
早々とKさんが結果を出していました。

釣れなくなった時間帯からの釣果なので、いいんじゃあないですか。


テントの数は15張程度しかなく、早く帰った釣り人もいたので少ない感じがします。
13時にはだらだらモードになり、13時半には片づけ始めました。
最終釣行は、竿2本で450匹弱とやや少なめでしたが、魚体が大きいので大量です。
なかなか思うように出掛けられなかった気もしますが、10回行けたので満足です。
糠平湖の回復を期待して、次年度も各地で楽しむことができるよう願っています。
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道内色んな場所に釣行されていますね。
自作道具の数々、そして鍋焼きうどんの数々、
色々と参考になります。
お互い今季の氷上釣りは終了してしまいましたが、
来季はどこかの釣り場でお会い出来るかも知れませんね。
その時は宜しくお願い致します。